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映画「チルソクの夏」は永遠です♪

『早咲きの花』

2007-12-07 23:26:26 | 最近観た映画
昨日に引き続き、今夜もCSで『早咲きの花』を観ました。


ほたるの星』の菅原監督の作品です。
*『ほたるの星』は、山口県防府市の華浦小学校での実話が元になったお話し。

『早咲きの花』は、豊橋市の市制100周年記念に作成された映画なのですが、現代から過去を見つめるという設定です。(戦争中に遡ります)
くりくり坊主の子どもたちが、本当に生き生きとしていて、かわいらしいです。
しかし、その子どもたちも学徒動員で、学校ではなく軍事工場へ。みんなのことを一生懸命指導してくれていた若い担任の先生も、兵隊へ。そして、空襲が・・

ストーリーテーラーは、浅丘ルリ子さん。その当時、まだまだ小さかった女の子が、現代では海外で活躍するカメラマン(それも、名前がシュナイダー植松三奈子になっているので、国際結婚されたという設定だと思います)。
戦争中の、みんな粗末な服装・食事と対比するかのように、シーンごとに違うとてもおしゃれな洋服と、上質そうなアクセサリー。60年という月日は、こういうところにも現れているんですね。


三つの原作を、ひとつの脚本にまとめたということと、また現代の豊橋市も描かなくてはいけないというしばりがあったのかどうかわかりませんが、それらの点からか、ひとつの作品としてはちょっとちぐはぐなところがあるように感じました。

また、公開中に観たときは気付かなかったのですが、スタッフロールの中によく見るお名前があったような・・?(もう1回再放送があるので、そのときもう一度確認しようと思います)