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映画「チルソクの夏」は永遠です♪

行って来ました!『萩コミュニティ映画祭』

2008-11-23 22:03:32 | 佐々部清監督
21日(金)から30日(日)まで萩市にある萩ツインシネマで開催されている、『萩コミュニティ映画祭~佐々部清監督特集~』に行ってきました。
佐々部清監督の作品のみで、一挙6本上映予定です 
(昨年の古湯映画祭の特集のときよりも作品数多いです

*これが萩ツインシネマの外観です。

*階段を上がっていくと、手作りのパネルが迎えてくれます。


さて、いよいよ12時の回の『チルソクの夏』の上映が始まります。
久しぶりにスクリーン上映で観ることができます。
1年前の『チルソクの夏・同窓会』以来でしょうか?(あのときは本当の映画館じゃなかったから、画像も音もちょっと・・という感じだったので、今回本当に楽しみです)

映画の感想は・・(以下長文になります、すみません)

まぁ、これを書き出すととてつもない長文になりそうなので、今日は思い出話(それもpart1)だけ書こうと思います^^

上映は、いきなり始まったので、心の準備ができていなくてちょっとびっくり。
あと音が出ていな~い!(やり直すのかな?と思ったら、そのまま始まったので、まぁ仕方ないかもと「あきらめました~」by郁子のお父さん)←こういう書き方、『チルソクの夏』の映画感想のときはよく引用したものですね。懐かしい!

もう数え切れないくらい観ているのですが、何回目でも、いつも初めて観たときのあの「きゅん」となる感じが色褪せることなく感じられるのが、本当にすごい、素晴らしい作品だと思います。

上映後には、なんと佐々部監督と主演の水谷妃里ちゃんが舞台挨拶に登場です。

監督さんが、「告知せず」のPR番組のとき(今年の夏の映像)から比べて、かなりスリムになられていました!
しかし、隣の妃里ちゃんが抜群のスタイルとキラキラ輝く笑顔なので、どうしてもそちらに注目が集まるようでした。

また、会場には小学生の子どもたちも10人以上来ていて、「すごいな~」と思っていたら、前夜の監督のPR活動の賜物とのことでした^^

でも、山口市から来られていた女性が「こんな素晴らしい映画祭、もっと宣伝してください。私も最初、全く情報が入ってきていませんでした。空席があるのが残念です」と質問・感想コーナーで語られていました。

本当にそう思います。
萩市内に入っても、ポスターなど全然掲示されていないし、もっと県下の情報誌や情報チラシなど掲載依頼をされてもよいのでは?と思いました。(費用の問題もあるのでしょうが・・)

トークのあとは、最新作『三本木農業高校、馬術部』の上映です。
ここの映画館は、会場の大きさに比べてスクリーンが本当に大きいのです。
だから、こういう自然や、馬など、スケールの大きいものは特に迫力が感じられると思いました。

また、個人的に、私はずっと動物が苦手でした。触ることもできないし、動物の顔を近くで見るなど恐くてできませんでした。
でも、この春から自宅で猫を飼うことになり、お陰で少しずつ慣れて、動物から目をそらさないでいられるようになりました。だからなのか、馬に対する愛おしい気持ちを素直に受け入れることができて、このタイミングで鑑賞できたことに感謝しています。

上映後はまたまた佐々部監督の登場です。作品の解説ということで、『三本木農業高校、馬術部』の製作裏話がアレコレ。
今回もそうなのですが、監督が映画作りでこだわっていらっしゃるところは、「本当のことを大切にしたい」ということで、吹き替えやごまかしはしないということ。
登場人物の高校生役の子たちは、全員何ヶ月も前から馬術の練習をし、またそれだけではなく、馬の世話の仕方も勉強し、全てのシーンを自分で演じていたという。
馬の出産シーンも、役者さんたちだけで全てされています。
馬の出産はコントロールできるものではありません。役者さんたちのスケジュールを空けて待っているわけにはいかないので、「校長先生がいるパターン、いないパターン」など、何通りもの設定でお芝居を準備していたそうです。(そのときの馬の役は、スタッフさんがわらの上に寝転んでされたそうです

「映画は作りもの、うその話なんですよ。本当の高校は校長先生は松方さんじゃないし、担当の先生はギバさんじゃない。
そのうその話を作っていくのに、小さな本当を少しずつ重ねていくのが大切なんです、だから乗馬も本物だし、『チルソクの夏』のときだって、本当に背面跳びで1メートル65センチ跳べるまで、何度も何度もやったんです」と。

そう、『四日間の奇蹟』でも吉岡くん、弾いたことのなかったピアノを練習に練習を重ね、あんなに素晴らしく演奏されていますものね。

もっとたくさんのお話がありましたが、長くなるのでこのへんで・・ 


あ~それから、松方弘樹さんもこの日、実は萩(見島)に来られていたそうなのですが、市内まではおいでくださいませんでした。実はこんなことになっていたようです。 スポーツ報知


友人の多くはジャニーズか韓流スターの追っかけをしているのが現状ですが、私はチルソク菌重篤患者ですから(笑)、「チルソクの夏」が観られるのなら、また佐々部監督のお姿が拝見できるのであれば(もちろんチラ見でも!)、行けるところはどこまでも行きますよ~^^


*行って来ました!『萩コミュニティ映画祭』その②その③につづく・・ (2008.11.24追記)