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映画「チルソクの夏」は永遠です♪

第2回周南映画祭~絆~の思い出【2日目・朝】

2010-12-07 23:34:45 | 地元のこと


赤のスタッフジャンパーで、実行委員会のみなさんが、お客様をお出迎え。
2日目は、せとうちフィルム・パートナーズが夏休みに開催した、『周南ジュニア・シネマ塾』の発表会が行われました。
塾に参加した子どもさんたちもぞくぞくと集まり、みんな久しぶりに会うお友達に笑顔があふれます。

この『周南ジュニア・シネマ塾』は、主に小中学生のみなさんに「映画」作りを体験してもらうというもの。
実際、携帯電話の電波も届かない、エアコンもない山の中の自然の家で、家族とも離れて、
初めて出会うみんなと、2泊2日の合宿の中で、作品を作り上げました。
指導は『ほたるの星』の菅原浩志監督です。

出演だけでなく、監督・助監督・美術・カメラ・音声など、全て子ども達がそれぞれの役割を立派にやり遂げました。
出来上がった作品ももちろんよいものでしたが、なんといっても「メイキング」を観られたのがよかったです。
親御さんたちも、本当の様子がわかって、みなさん涙を流されていました。

発表会後のトークショーで、菅原監督は「できあがった作品を評価するものではない。
作る過程の中で、子どもたちが何をどう感じ、どう学ぶかが大切だ」と言われていました。

「3日間、ゲームやってる子なんて誰もいませんよ。だって、こうして【作る】ことが楽しいから」

スタッフロールは、それぞれ子どもたちが自分で画用紙に役割と名前を書いたものを手に、全員が順番に登場。
それにも個性が感じられて、「みんなちがって、みんないい」という、金子みすずさんの言葉が自然と思い出されました。

さて、映画祭では、戦争中の子どもたちのことを描いた『早咲きの花』の上映もありました。
鑑賞した方々はみな目を真っ赤にして席を後にされていましたよ。
そして、「よい映画を観ることができてよかった。もっと沢山の人に観てもらいたい。
特に子どもたちに」と感想が多く聞かれたのが印象的でした。



第2回周南映画祭~絆~の思い出【初日】

2010-12-07 23:31:14 | 地元のこと


初日はオープニングセレモニーのあと『容疑者Xの献身』の上映。
そして、最初のゲスト・・徳山(現:周南市)出身の脚本家 福田靖さんのトークショーです!!

・・と言っても、私は都合で行くことができず

「会場は超満員で、立ち見も出ているほど」というメールが友人から届き、ますます行けなかったことが残念で。

あとから聞いた話によると、『龍馬伝』『容疑者Xの献身』『ガリレオ』『HERO』などの裏話が満載だったそう。

ところで、福田さんが映画に興味を持つきっかけとなった作品、何だと思いますか?
中学生のころ徳山の映画館で観たブルース・リーの映画『燃えよドラゴン』(1973年)だそうです。
手作りでヌンチャクを作ったほど熱狂したそうです。

最近の私の「マイブーム」は、こうした「あなたにとっての1本(東広島映画祭風に言うと『一期一映』の作品ということになるかな?)を、いろんな人に聞くこと。
もちろん、それは「なぜ?」と理由も併せてです。
これがなかなか興味深い・・

今回の映画祭でもいろんな方に教えてもらいました。
話に付き合ってくださったみなさん、ありがとうございました。