チルソククリニックは診療中◆お引越ししました

映画「チルソクの夏」は永遠です♪

花子とアン

2014-06-23 22:49:33 | 最近みたテレビドラマ
『花子とアン』のドラマの中で、はなさんが書いた童話。
どんなお話なのかしらん?と思っていたら、うちにあった本に掲載されていました!
(本を買ったのが1年前だったので、すっかり記憶が・・

『ミミズの女王』と『たんぽぽの目』 

『ミミズの女王』はけっこう辛辣な内容でした・・
『たんぽぽの目』は丁寧な言葉遣いが花子風かな?


村岡花子と赤毛のアンの世界
クリエーター情報なし
河出書房新社





防府青年会議所創立55周年記念講演【乙武洋匡さん】

2014-06-22 23:39:31 | 地元のこと
防府青年会議所創立55周年記念講演が開催されました。講師は『五体不満足』などの著書で知られ、現在は東京都教育委員も務める乙武洋匡さん。

「チャレンジ精神を忘れずに~自分に出来る事を考え行動を起こそう~」

会場の定員は500名(先着順)でしたが、1000人以上もの方が来場されたため、隣の建物の小体育館にプロジェクターが準備されました。(並べられた椅子は500)

自分自身の子育てのこと、小学校教員として勤務された3年間での子どもたちとのこと、東日本大震災やまた今年の冬の東京での大雪のときのこと、「自分のできること」を常に考えて行動されてきているというお話でした。
自分には実にわかりやすい「言い訳」がある。「できない」といえばみんなが納得してくれる非常にわかりやすい言い訳が。
でもそれを言い訳にしたくないし、自分はできて当たり前だと思うと言われていました。(もちろんできないこともたくさんあり、たくさん助けてもらっているとも)

最初は手も足もない自分のことをドキドキしながら見ていた子どもたち、友達も同じ、最初は自分と「違う」ところを見ていたはずなのに、つきあううちにそれが「違わない」に変わり、思わず「同じ」くらいに思ってしまう。

下駄箱のところで、上靴のサイズがどうのこうのと話していたクラスの女子たちの側を、車椅子でスーッと通りかかったとき「乙武先生、靴のサイズいくつ?」と聞かれたそうです。
「先生靴はかないんだ~」
聞いた子も「(あっ・・)」となりながらも、もう足が無いとかそういうことが全く気にならなくなっていたのだろうと思います。
スタッフの人とのエピソードも、「講演会で香川県に伺ったとき、道後温泉の街を散歩していたときのこと。スタッフが『時間まだあるから、足湯に行きませんか?』と。いやぁ僕が入ったら半身浴になっちゃいますから」と。

乙武さんは、実は子どものころいろいろなことができるたびに「すごいね」と誉められていた。それは嬉しいことなのだけれど、でも自分はできることが当たり前に思っていたので、誉められるとなんだか下に見られているようで嫌だったといわれていました。今はもうそんなふうに思うことはないそうですが。
確かに、私たちもプロ野球の始球式に出られた画像を見せていただいたとき、あんなにボールが投げられるなんてすごい!と思いましたが、でも乙武さんにとっては「自分でできること」の一つなんだから、特に「すごい」ことではないのでしょう。
できそうもないと勝手に決め付けている私たち、乙武さんの言われる「非常にわかりやすい言い訳」を、勝手に思い込んでいるだけなんですね。

乙武さんはご自分のことを「石橋をたたいて渡るという言葉がありますが、自分はそこに橋があるかどうかも確認せずに渡るくらい」と言われていました。
かなりのチャレンジ精神ですよね。

現在では東京新宿区において、地域のコミュニティを広げるためにNPOを創立し活動を始められたそうです。
まずはごみ拾いから。
そんな活動に、前回はホームレスの人たちも参加されたそう。行政主導ではこうはいかないような気がします。

笑顔が印象的な乙武さん、生の声を聞くことができて、よい時間が過ごせました。ありがとうございました。



教育講演会@華陽中学校

2014-06-21 23:04:06 | 地元のこと
私の卒業した中学校で開催された教育講演会に行ってきました。

講師の先生が、なんと!マニィ大橋こと大橋さん。

マニィ大橋さんとしてのご活躍は毎週金曜日深夜yab放送の『シネKing』でそのお姿を拝見していますが、今日は『教育』と銘打っていますから。

でもでも、最初に『アナと雪の女王』から長澤まさみちゃんの話題が出て、やっとまじめ(?)な話かと思ったら掛け算の九九のところで「さんし(3×4)」と言ったら、神戸の中学校では全員「いらっしゃ~い」と会場から声がかかったよとか。(笑)

とにかく子どもたちを飽きさせない楽しいトーク満載でした。
そして、ただ楽しいだけでなく、だれもが考えなければならないことを学ぶことができたお話でした。

 NHK ハートネット 大橋広信「計算できんで何が悪いとや?」


『痕跡や』のような出会い

2014-06-15 23:36:42 | 最近読んだ本
さてさて、ロバの本屋さんで出会ったのがこの本です。

瀧澤敬一著『ベツドでのむ牛乳入り珈琲』(暮らしの手帖社版)



定價貮百四拾圓
昭和貮拾七年九月壹日初刷 昭和貮拾七年拾月壹日再發行  

と書いてあります。

装本は花森安治さん。
本の内容(フランスの暮らしについて書いてある)にぴったりな感じ。現代でもおしゃれな印象です。


そしてそして、この本を買うポイントとなったのがこの表紙を開いたところに書いてあったメッセージ。



この本を最初に手にされた方は、手術か何かで入院されていたのでしょうね。
もう60年以上も前に書かれたメッセージ。万年筆のインクにもぐっときます。
あなたのおすすめで私もこの本と出会うことができました。
もしお会いできたらたくさんお話がしてみたいです。
そして他にももっとたくさん本を紹介してもらいたいです。

それにしても、古本っていいですね~



ロバの本屋さん

2014-06-14 23:15:16 | 地元のこと
山口県の山の中に俵山温泉という小さな温泉があります。
そのもっと山の奥に『ロバの本屋』さんがあります。

ナビで出てきません。
ホタル祭りの準備をされていた地域の方に声をかけて、場所を教えてもらいました。
携帯が「圏外」になった瞬間に、道端に小さな看板が・・あっ!ありました。


入口はこんな感じ。


入ってすぐのインフォメーション。


さんざん本を見たあとに、ゆっくりチャイをいただきました。


窓辺のロバに声をかけたらびっくりしたのか、風に押されたのか、カタンと転んできました。
なので、窓の外がよく見えるように、向きを変えてあげました。