千代田グルメ遺産

首都東京の中心部「千代田区」内にある名店の蕎麦や寿司など、未来の世代に引き継ぐべき貴重な食物遺産を紹介しています。

村上開新堂(一番町)の「クッキー2号」

2005年09月08日 | スイーツ・菓子
【平成17年9月某日 調査・登録】
 店の名簿に登録された方の紹介がないと購入できない「クッキー」、申込みから購入するまで長く待たなければならない「クッキー」、1万円以上もする「クッキー」をご存知でしょうか?聞いただけで高級感が漂いますが、それが明治7(1874)年創業の村上開新堂の「クッキー」です。
 <2008年12月初旬現在の情報>オーダーから受け取りまで年末年始を挟み2か月余の待ちが必要
 <2009年 7月初旬現在の情報>オーダーから受け取りまで2か月弱の待ちが必要
 <2015年 7月初旬現在の情報>オーダーから受け取りまで2か月余の待ちが必要


 外側の包装を解くと紅白リボンがかかった桃色の高貴な缶が出てきます。


 缶を開けると中からは、仕切りもないギッシリと詰まったクッキーが現れます。下へ進むほど、新しい種類の「クッキー」が顔を出してきます。


 クッキーの種類は全部で27種あり、生地の持つ歯ごたえを大切にした、噛むほどに味が出てくる「クッキー」に仕上がっています。3代目(現在は5代目)が固めた味を基本にしながらも、時代の変化に則しながら、まっ茶メレンゲやカレーサブレなどの味を加えています。

左から「カラントクッキー杏ジャム」「チョコレートヴァニラクリーム」「ミルククッキー杏ジャム」


左から「ヴァニラクリーム」「シトロンクリーム」「ジンジャー」


左から「モカサブレ」「チョコレートサブレ」「ナツメッグ&シナモン」


左から「モカクッキーモカクリーム」「プレーン杏ジャム」「ローストナッツ」


左から「シナモン&フェンネルベリージャム」「チーズ」「ピーナッツサブレ」


左から「ピーナッツバター」「粗挽ピーナッツ」「ジェノワーズラスク」


左から「カラントロール」「カレーサブレ」「チョコレートクリーム」


左から「ココア」「まっ茶メレンゲ」「ヴァニラ&チョコレート」


左から「ココアメレンゲ」「アーモンドマカロン」「ビスキュイベリージャム」


★村上開新堂
 所在:千代田区一番町27
 電話:03(3261)0367
 品代:クッキー2号10,500円