孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

「孫文さんの“北京の隠れ部屋”」を「孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”」に変更しました。

新型インフルエンザ情報 在中国日本国大使館HPから

2009年05月03日 17時07分44秒 | 新型インフルエンザ関係
新型インフルエンザ情報
 在中国日本国大使館HP
http://www.cn.emb-japan.go.jp/consular_j/birdflu090502.htm
から

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メキシコ及び米国等における新型インフルエンザ問題について(NO.8)

2009年5月2日
在中国日本国大使館

1.5月1日晩、香港特別行政区政府及び中国衛生部は、香港において第1例の新型インフルエンザ(H1N1)感染事例が確認された旨を公表しました。本件はアジアにおける最初の感染事例であるところ概要は以下の通りです。

(1) 感染者は25歳のメキシコ人男性。男性は、4月29日にAM098便にてメキシコを出発し、30日午前6時に上海に到着。11時20分発のMU505便で香港に向かい、12時49分に香港に到着した。上海入国時の検疫では異常は見られなかったが、その後発熱し、香港市内ルットンジー(Ruttonjee)病院の診断を受けた。1日午後、衛生署の初歩検査で陽性反応が出、同日午後8時、香港大学は本件が新型インフルエンザ感染事案である旨確認した。

(2) 男性はすでにルットンジー病院に隔離され、現在の状況は安定している。同行していた二人の友人と、男性と接触した香港人男性一人も病院で検査を受けているが、症状は出ていない模様。

(3) 男性は、市内ワンチャイ(湾仔)のメトロ・パーク・ホテルの1103号室に宿泊していたが、同ホテルは封鎖されており、ホテル宿泊者200人、ホテル従業員100人が隔離されて検査をうけている。隔離は7日間実施される。

(4) 香港衛生当局は、男性が乗った飛行機の座席(23A)の前後3列の乗客についても追跡しており、それらの人々の検査及び隔離を準備している。また、他の乗客及び客室乗務員についても、チェックを申し出ることを呼びかけている。

(5) 衛生部は、男性がメキシコから上海まで搭乗したAM098便の乗客及び密接な接触者に対しても隔離及び7日間の医学観察を実施することとしており追跡調査を進めている。

2.感染状況
  以下のように、新型インフルエンザは各国に急速に広まっており、疑い事例、確認事例とも増加しています。死者はメキシコ及び米国以外では発生していませんが、医療従事者への感染といったヒトからヒトへの2次感染が発生している旨が報道されており注意を要します(数字は2009年5月2日8時(日本時間)現在)。

(1)WHOが同時点で公表している国・地域
 【感染が確認された国 13カ国・地域、感染者数 367人】
  メキシコ     感染者数  156人(うち 9人死亡)
  米国       感染者数  141人 (うち 1人死亡)
  カナダ      感染者数  34人
  スペイン     感染者数  13人
  英国       感染者数   8人
  ニュージーランド 感染者数   4人
  ドイツ      感染者数   4人
  イスラエル    感染者数   2人
  オーストリア   感染者数   1人
  オランダ     感染者数   1人
  スイス      感染者数   1人
  香港       感染者数   1人
  デンマーク    感染者数   1人

(2)現地政府が発表している国
  フランス     感染者数   2人(フランス政府発表)
  コスタリカ    感染者数   2人(コスタリカ政府発表)

 また、5月2日午前8時現在、感染疑いがある国は以下のとおり(報道含む。25ヶ国)です。
インド、韓国(当館注:その後感染者が判明。)、シンガポール、オーストラリア、アイルランド、チェコ、ノルウェー、ベルギー、フィンランド、ポーランド、ポルトガル、リトアニア、ルーマニア、ロシア、アルゼンチン、ウルグアイ、エクアドル、エルサルバドル、コロンビア、チリ、パナマ、ブラジル、ベネズエラ、ボリビア、南アフリカ

3.中国政府の措置

(1) 新華社によれば、香港で新型インフルエンザ感染者が確認されたことをうけて、中国政府はメキシコと上海を結ぶ航空便の運航停止を決定しました。

(2) 4月30日、衛生部は、今回の新型インフルエンザを中国語で「甲型H1N1流感」と命名するとともに、「伝染病防治法」における乙類伝染病に指定し、甲類伝染病と同様の措置をとると公告しました。
(当館注:乙類伝染病には、これまでヒト感染鳥インフルエンザや狂犬病、エイズ等が指定されています。甲類伝染病(指定されているのはペストとコレラのみ)と同様の措置がとられると、感染者への隔離等の強制措置が行われます。)

4.なお、一部の研究機関の分析結果によれば、新型インフルエンザウィルスの毒性は、現段階ではスペイン風邪を起こした 1918年ウィルスほどの毒性はないとの報道も見られますが、在留邦人の皆様におかれては、引き続き警戒を緩めず、冷静に関連情報を収集の上、大使館情報NO.7でお知らせした感染防止対策や備蓄の確認等の対策を実施されるようお願いします。

(参考ホームページ)
○外務省安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/ 
○厚生労働省ホームページ(新型インフルエンザ対策関連情報)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html
○農林水産省ホームページ(新型インフルエンザ関連情報)
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/buta.html
○首相官邸「海外における豚インフルエンザの発生に関する政府の対応状況」
http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/flu/swineflu/index.html
○世界保健機関(WHO)ホームページ(豚インフルエンザ関連)
http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/(英語)

大連の思い出 (5月2日) その2

2009年05月03日 14時05分16秒 | 旅行(中国)
旅順と大連市内との間に、大連のハイテクパークがある。
写真は、中国でのソフトウエア会社のNeusoftの建物、近くにはPanasonicや大連金山の看板も見えたし、おそらくゲームソフトの会社と思える建物もあった。


星海公園でタクシーを降り、タクシーの運転手にチャーター料の300元を渡す。 星海公園は連休なので混んでいる。 


海辺には多くの人たちがいて、海面の飛び降りるバンジージャンプが商売繁盛の様子で、海辺を散歩していると数分毎にダイブする様子が見えた。 夏ならばここは海水浴場になる。 まだ泳いでいる人はいなかった… 気候は北京よりも涼しかったので、泳ぐと考える人はまだいないのだろう。


浜辺を通り過ぎて、遊園地にきた。 遊園地も休日なので混んでいる。
写真は逆バンジージャンプをしている女性。


星海公園から星海広場に向かう。 徒歩で30分くらい歩いたかな? 途中、建設中の高級マンション群があって、海岸沿いなので高いんだろうなぁ。 と思いながら歩いていたら、フェラーリの車販売店の隣ではクルーザーを売っていた。 なになに、ヤマハのクルーザーが40万元。 クルーザーを買える金持ち、いるんだろうなぁ!!
と、ひがみながら通り過ぎる…


星海広場に着く。 ここも人がいっぱい。凧揚げしている人もい多い。 そして星海公園同様に遊園地がある。


星海広場で、結婚写真を撮影しているカップルがいた。 


星海広場を出ると、写真のような西洋の古城のような建物。 これは一体何なんだ??!!
探訪したかったけど時間が無いのでパスした。
北京に戻ってから調べたら、この建物は貝殻博物館だそうです。


市内には路面電車で戻るのだが、車内はギューギュー詰め。 周囲の建物に漢字が無くて、車も少なくて静かならば、ドイツの雰囲気に似ているだけど…
大連では路面電車は2路線あり、201と202がある。


空港まではタクシーで約20元。 大連旅行ではタクシーに乗りっぱなしだったけど、タクシー料金は北京よりも安いなぁ。 大連は海鮮料理も美味しかったし、ということで、大連の空港から北京へB737で戻ったのでした…





大連の思い出 (5月2日) その1

2009年05月03日 04時14分56秒 | 旅行(中国)
朝、起きてホテルから街を見るとチャイしている。 ホテルで朝食を食べて部屋に戻って下を見たら、さっきまで壊していた建物が綺麗に壊されていた。 さて、今日はどこに行くか考え、ホテルのコンシェルジェに旅順の203高地までタクシーで幾らで行くらと聞くと、ホテルの車の場合は1時間200元で約1時間で行くという。(往復で約400~500元) 相場が分かったので、タクシーと交渉したら300元で往復するという。 ま、こんなもんかなということでOKし、旅順に向かう。

取り壊している街並み


旅順まであと19km
市内は渋滞でしたが、渋滞を抜けるとスイスイと旅順まで向かった。
旅順は軍港があるので外国人には全面開放されていないとのことであるが、どこまでが外国人が立ち入ってよい場所なんだろう? よく分からなかった…


二〇三高地から旅順の眺め
二〇三高地から旅順の港が遠望できた。 湾内は広くて旅順は天然の良港であることが分かる。 当時としては、この地を攻略する事は旅順港に停泊するロシア軍艦を攻撃するには欠かせない場所だったわけだ。二〇三高地は標高203mであることから、そう呼ばれた。


二〇三高地 爾霊山
“二〇三高地は1904年日露戦争時の主要戦場の1つであった。日露両軍はこの高地を争奪するため、殺しあっていた。その結果、ロシア軍は5000人以上、日本軍は一万人以上死傷した。戦後、旧日本第三軍司令官であった乃木希典は死亡将士を記念するため、砲弾の残片から10.3m高さの銃弾のような形の塔を鋳造し、自らが「爾霊山」という名を書いた。これは日本軍国主義が外国を侵略した犯罪の証拠と耻辱柱となっている。”という表示がこの爾霊山の塔のそばに中国語・英語・日本語で書かれていた。
なお、外国人と中国人とでは入場料が違っていた。 (外国人の方が高い)


二〇三高地の道
この道の傍に乃木大将の次男で戦死した乃木保典陸軍歩兵少尉が戦死した場所という碑があった。 二〇三高地の頂上から数十m下で、“乃木保典君戦死之所”と碑には刻んであった。 今はのどかな道であるが、この付近で日露の激戦で多くの戦死者を出した戦いがあったとは思えないほど、静かな場所だった。この写真だけ見ると、ちょっとしたハイキングコース。 日本軍は白袴隊を結成し何回かアタックをかけたが、その白袴が機関銃の目標になったとも言われている。 ふもとの二〇三高地陳列館には当時の銃弾や戦争の様子の写真が掲示されている。66日間にも渡る攻防で大量の戦死者を出した原因は、何度も同じアタックをかけたからという説もある。日本が得意とする精神論で戦ったのだろう。 
100年前の攻防「夏草や 兵どもが 夢の跡」(松尾芭蕉)といった雰囲気でした。

大連の思い出 (5月1日)

2009年05月03日 01時33分10秒 | 旅行(中国)
5月連休を利用して大連に遊びに行ってきました。 大連の空港から、タクシーで老虎灘極地動物館へ向かう。 えっ、大連観光で最初に、ここを選んだわけ? 大連をキーワードにHPを検索して事前に候補を探して、タクシーの運転手にどこがお勧めかと聞いたら、ここを紹介されたのでまず向かってみました。 で、入園料は190元。 高いなぁ~と感じながら、極地館に入ってみると結構立派でした。 水族館は、沖縄の美ら水族館には及ばないけど、いろいろな魚が泳いでいて、観光客に有料で水槽の中で体験させている。 さすが商魂たくましい中国です。 イルカのショーは、横浜八景島シーパラ・イルカショーを思い出した。 満員の観客で、うーん、190元の入場料にも納得。(しかし、最近の中国人は豊かになって、お金持っているなぁ)今日は祝日だからでしょうが、家族連れで満員で、イルカショーは30分満席状態(座席は満員で立ち席でした)で待ちました。 

水族館 イルカの曲芸


海獣館では、10元で海獣たちに餌(いわしのような魚)をあげる事ができる。

海獣たち


“亀の背中にお金を乗せる事ができると良いことがある”と書いてあった。そこで、亀さんの甲羅の上は1元・5角のお札や小銭が乗っていた。 別のところでは100元札が乗っている亀もいた。




亀の甲羅にお金を載せると良い事あるよ~ (ホントかなぁ??)



鳥専門の場所もあり、これは駝鳥のアップ。 フラミンゴがいたり、インコを乗せて記念撮影(有料)もある。網が山の斜面を利用して張られており、この中でいろいろな鳥を間近で見る事が出来る。この広さも日本では知らないなぁ。

駝鳥


敷地の傍には、退役した駆逐艦が係留していて(入場料20元)、これは青少年用の宿泊ホテルにもなっているようです。 この艦艇番号104の駆逐艦は1940年に建造され、1991年に退役と書いてありました。1957年に周恩来総理が乗船したと書いていました。

104型駆逐艦


1940年の建造の船なので、戦闘艦としては旧式で艦橋はとっても狭いです。 艦橋部分は雑然と汚く、もう少し綺麗にして保存しても良いと思うのですが…

艦橋


砲塔の様子ですが、レーダー等で自動化されておらず、砲弾の装填は人が行い、人が目標を定めていたのでしょうね。 退役までには近代化したと思うのですが、この状態は退役時の状態の装備ならば、この駆逐艦は対艦ミサイルも装備しているのですが(ミサイルはニセモノが発射口から顔を出していました)相当近代化は遅れていたのではと思う。
砲塔


その後、老虎灘極地動物館そばの自助海鮮料理店で夕食を食べた。 セルフサービスの海鮮料理で58元でした。 カキ・ハマグリは勿論、他の海鮮・牛肉・羊肉・コーラ・アイスの食べ放題・呑み放題でカキを5個ほど、ハマグリは20個は食べたかなぁ…
大連は海の街であることを感じて、満腹・満腹!!

海鮮料理