今週、北京で第11期全国人民代表大会第4回会議と政治協商会議第11期全国委員会第4回会議開催。 注目点は以下。
1)所得配分制度の改革
所得分配の見直し
都市と農村、地域間の所得格差
2)物価・不動産および生産コストの引き下げとマクロ規制
約74%の住民は物価の高さに納得できないと感じている
3)労働力不足による経済成長モデルの転換
春節後、長江デルタや珠江デルタなどの沿岸地区のみでなく、重慶、武漢、成都など
中西部の都市でも労働力が不足
農民工の大多数が
1)低収入
2)労働安全に関わる隠れた危険
3)労働契約の実施が不完全
4)職業の安定性が低い
5)社会保障レベルが低い
6)企業の人文配慮が乏しい
7)職業訓練が非理想的
8)労働組合への加入率が低い
など、8つの問題点に直面しているの、農民工の各種権益保障が重要
4)公共財と公的サービスの整備による国民幸福感の向上
公共財や公的サービスが立ち遅れ
教育、医療、社会保障に充当する支出合計は政府支出の29.2%
5)文化産業の発展とソフトパワーの強化
文化は経済生産力の付属品であるとみなされており、経済発展のための文化発揚は
重視されているものの、人格形成に対する文化の影響力が無視されている
上記は下記URLを参考にまとめました。
http://japanese.cri.cn/881/2011/02/25/147s171215.htm