今夜はなんのお祝い事もないけど、特別な開けちゃいます。
アンジョリって書いてあるけど、アンジョリーナ・ジョリーとはまったく関係ありません。
池袋西武のデパ地下で、リッチなお惣菜をゲット。(オリジンじゃないわよ!)
う~ん、いい感じ。
パーティーだ!
このワインがなぜ特別かといいますと。
このラベル見てよ。
なんかアテクシ向き、って感じしない。
コルクにしたって、ほら~。
もちろん、めっさおいしかったわよ。
2006 アンジョリ(スペイン)
《赤》【フルボディ】
生産地域:D.O.Q.プリオラト
生産者:アルデボル
葡萄品種:カベルネ ソービニヨン(80%)、ガルナチャ(20%)
収穫量はなんと16hl/haにすぎません。肥料は、羊の糞を使用。 プリオラートの土壌は、もともと岩から生じたもので、リコレリアと呼ばれる粘板岩が多く含まれ、黒っぽい灰色や茶色をしています。葡萄の根は、この粘板岩の間を縫うように深く伸びていき、ミネラル分が豊富に得られます。熟成:アリエ産バリック(新樽、1年樽)16ヶ月間。 「アンジョリ」とは、ロセルがネパールから養子に迎えた娘の名前で、「両手で水をすくう行為」のことを意味します。フランス アリエ産のバリック(1年樽と2年樽)で16ヶ月間熟成させます。果実のボリュームが豊かです。カカオを思わせる風味となめらかなタンニンがあります。
『モーゼルを思わせる粘板岩の斜面、接木による古木、バランスのとれた樽香とワイン』
バルセロナの東約140kmのポレラ村にあります。アルデボル家は13世紀から葡萄を栽培しており、バルクでワインを販売していました。その後、フィロキセラの到来により、ヘーゼルナッツの栽培へ転作してしまいました。しかし、1995年、アルベルトとジョゼップのアルデボル兄弟と、友人のロセル ガルゼランが、再び葡萄栽培を始めました。それは、自分達の土地や故郷に対する思いを、小さな家族経営のボデガによって、ワインという形で具体化しようと決心したからです。プリオラートの土壌は、もともと岩から生じたもので、リコレリアと呼ばれる粘板岩が多く含まれ、黒っぽい灰色や茶色をしています。葡萄の根は、この粘板岩の間を縫うように深く伸びていき、ミネラル分が豊富に得られます。アルデボルは、合わせて16haの畑を所有しています。1920年に植林し、その後も新しい樹を植えるのではなく、古樹に接木して葡萄を増やしています。収穫量はなんと16hl/haにすぎません。肥料は、羊の糞を使用。基本的にはオーガニックですが、認証はありません。収穫時期は、分析値でなく自分で葡萄を食べて決めています。葡萄を運ぶ温度が大切で、20℃を超えないようにしています。醗酵温度は、25~28℃。醗酵温度の高くなるグルナッシュ以外は、天然酵母を使用しています。マセラシオンは長く行い、葡萄が良い場合は1ヶ月になることもあります。フランス アリエ産オークで品種別に醗酵します。1年後状態を見てブレンドします。樽が強い傾向にある他のスペインワインとは違い、ワイン自体が個性を主張することが大切だと考えています。他に7つのワイナリーを担当する女性ワインコンサルタント、ロジェ アモロスがアドヴァイスしています。彼女はデリケートで繊細なスタイルを好み、ジョゼップはプリオーラの典型的な強いタイプを求めるので、ふたりのコラボでちょうどバランスの良いワインが出来る結果となっています。現在、10~15%がスペイン国内に販売され、それ以外は各国(スイス、アメリカ 他)へ輸出されています。
※(プリオラトの原産地呼称は、D.O.Ca.相当ですが、カタルーニャ語でDenominacio d‘Origen Qualificadaと表記されています。