美しかお寺さ着いたばいねぇ。
つか、ここまでの行程、けっこう大変だったわよ。
だってで移動つったって、岩井堂かられいの階段(300段)降りてきたわけだからね。
知ってた?山登りより、下りのほうが疲れんのよ。
ヒーヒーいいながら、ようやく到着。
このお寺には、
延命水があります。
*秩父札所27番寺本堂の前に綺麗な清水が流れ落ちています。この水を飲むと、三十三ヶ月長生きすると昔から言い伝えられています。今でも遠方からこの水をもらいに来る人がいます。涸れることなく流れ落ちる清水の音が心地よいです。側の告知板にある言葉もよい。よく意味をかみしめている人もいます。「楽しむっていいですね。苦しむのもいいですよ」
延命水といえば……そうそう坂東三十三観音の雨引観音のとこにもあったよね。
【楽法寺(24番)@Chris's monologue】←クマル、このお寺めっさ好き!
今回もコントレックスのペットボトル2本に汲んできました。
【信州の旅(第一回)@Chris's monologue】←水汲み熊。こんな時期に、こんな場所でも!
そしてここが、
観音堂。
*秩父札所27番寺の山道をたどり登りつめた所で白衣観音に着く。高さ16.5mの鉄筋コンクリートで、1935年11月に建立されたものです。高崎・大船とともに関東三大観音像と呼ばれるが、戦争の足音がひしひしと迫ってきた時代のこと、本来左手に蓮華を持つ筈なのに代わりに剣を持つ像に仕立てられ、護国観音と呼ばれています。秩父札所27番の旧観音堂は、山上の護国観音の付近にあったという。のちそれを麓の寺の境内に移したが、1919年4月12日、開通したばかりの秩父鉄道の蒸気機関車から吐き出された煤煙で寺もろとも焼失しました。3年後、再建されたが、観音堂の方は平成8年5月18日に落慶しました。秩父札所27番は昔、宝明という坊さんが、ここへ来た時、足の病気になり動けなくなりました。たまたま巡錫中の弘法大師が、観音像を刻んで与えました。熱心にこれを拝んだら病気が治ったといいます。この像を祀ったのがこの寺の創始だといいます。
せっかくだから、その関東三大観音の白衣観音でも拝んでいくべかねぇ。
ゲ!また山登りですか?
めっさ疲れたぁ
さっきの階段よりも疲れたぁ。
*高さ16.5mの白衣観音は、遠方からもその美しいお姿が拝めます。山門に立つと、真正面の山頂に立つ姿がありがたいです。昭和十年に建立されたもので、時代を反映して蓮華でなく剣を持っています。これから護国観音と言われております。やさしいお顔の観音様は、人々に安らぎを与えてくれます。
なに秩父市街一望できるところまで来てんのよアテクシ?
つか、これさっきの岩井堂から歩いて来れたぢゃん
なに山登ってんのよアテクシ?
山登ったら、また降りなきゃなんないでしょ
楽勝だと思ってた秩父札所巡り、ここへきてようやく修行の過酷さを見せ始めてきました……ってかんじぇ?(まあね。観光じゃねーし)
なんかもう、へこたれてきちゃいました。
札所27番龍河山大淵寺
秩父市上影森411
0494-22-5259