弥勒寺(東佐味);御所市大字東佐味537 PKあり 風の森峠を越えた大字東佐味に位置。真言宗高野山の末寺。
弥勒寺の創建、沿革はつまびらかではない。鎌倉時代に造られたご本尊弥勒菩薩像の他、多くの優れた仏像が収蔵されている。
峯山百体観音 弥勒寺の近くに峯山と呼ばれる小高い山があり、坂東、秩父、西国各礼所の百体の石仏が参道のあちらこちらに祀られている。祠がどれも赤煉瓦で築造されていて、すこし変わった風情を感じさせる。その祠は、誰が何の因縁で何時の時代に祀ったのか定かではない。ただ、石仏はともかく、赤煉瓦は近年になってからだと思われる。山を巡れば居ながらにして各霊場を参拝するのと同じご利益があるとされ、厄年の女性の聖地として今日に至っている
一言主神社(再訪) 御所市森脇432 PKあり 一言主神社は、願いを一言だけ聞いてくれる「いちごんさん」として地元の人から親しまれている。祭神は、古事記や日本書紀の中に見える事代主命 御神木は樹齢1200年というイチョウの古木(乳銀杏)で、本殿の南側にある。
参道 拝殿祓戸社銀杏葛木の襲津彦真弓荒木にも憑めや君がわが名告りけむ