鶴林寺 加古川市加古川町北在家424
伝承では創建は(589年)にさかのぼり、聖徳太子が当時播磨の地にいた高麗僧・恵便のために建立、その後(718年)身人部春則(むとべのはるのり/みとべのはるのり)なる人物が七堂伽藍を整備したというが、伝承の域を出ない。ただし、推古天皇14年(606年)、聖徳太子が法華経を講義し、その功で天皇から播磨国の水田百町を得たことは史実とされ、聖徳太子と播磨には何らかの関連があったと想像される。創建時は四天王寺聖霊院という寺号であったものを、天永3年(1112年)に鳥羽天皇によって勅願所に定められたのを期に「鶴林寺」と改めたという。
仁王門
本堂内陣
勅額・鳥羽天皇
護摩堂
行者堂
太子堂・国宝
掛仏
太子堂内部
常行堂
以下 古寺巡礼 淡交社 より
釈迦如来
十一面観音
聖観音
秘仏五体像