安楽寺 御所市大字稲宿1080 PK-有り 高野山真言宗。もとは法相宗で、ご本尊は十一面観音が安置されている。安楽寺の創建については不詳である。ただ、この場所にはかつて、聖徳太子創建『葛木寺』が あったとされる。 この三重塔(初層)鎌倉後期は安楽寺から少し離れた畑脇の丘に建っている(安楽寺の南西)が、 1258年に何らかの理由で三重塔(重文)を初層のみに改築されている。
一言主神社 再訪 御所市森脇432 PK-あり 御所で人気スポットの神社 一言主神社は、願いを一言だけ聞いてくれる「いちごんさん」として地元の人から親しまれています。祭神は、古事記や日本書紀の中に見える事代主命です。
雄略天皇が葛城山で狩をしている時、この神は天皇と同じ姿で現れ、天皇が「お前は何者だ」と問いかけたところ、「私は善事も悪事も一言で言い放つ神である」と申されました。天皇はひれ伏し、その後、共に狩を楽しみ、神は久米川(現曽我川)まで天皇を送って行ったという事です。しかし、続日本書紀によれば雄略天皇と狩の事でいさかいを起こし、四国の土佐に流されたという事です。土佐風土記によれば、その後許されて葛城の高宮付近に祀られたと記されています。御所市Home page