初夏のランチと花ザクロ

初夏のランチと花ザクロ



お隣にリクエストのちりめん山椒を届ける

先週は咲いていなかった花ザクロが色鮮やかに咲いている。

元々この庭はおじいさまが奥様と老後を楽しむために土地を買い家を建て造ったもの。
奥様は私と同じ小原流の生け花をなさっていたそうだ。
こして間もなくがんでなくなる。

おじいさまは仏前に供える四季折々の花を庭中に植えた。

以前から聞いた話を総合するとこうだ、
こうしてがんになってみると、最後を奥様が望むように彼がしてあげたのではないでしょうか？

歩けなくなって荒れてしまった彼の庭ですが、彼の思いがふと感じられました。

花ザクロを持っていったスタバの紙袋に入れて持って帰る。
なんか素敵なマッチング。


いい加減ですが活けました

相当枝を整理して捨てるのです。
実際の花よりイメージの花を表現するには、作る。
日本の生け花はフラワーアレンジメントよりストイックな研ぎすまされた美しさ。


花をいけたら人が訪ねてきた

昨日買ってきたタリーズのコーヒー豆を挽き、コーヒー。
病院に行ったおかげでこんな田舎でも美味しいコーヒーが出せてよかったな。

ささやかな一日。


お昼いっぱい食べちゃったら夕飯が全くはいらず

この辺で、現実にひき戻る。
そうだった。
そんな私からは逃れられないのだった。

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