What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

プリンセスGOLD7+8号 感想

2007年06月19日 06時54分42秒 | 漫画
>青池保子 「アル・カサル(王城)後編」

 とうとう終わりましたね~。前編で描かれなかったドン・ペドロの死の場面も、残された三姉妹の長女の死の場面で知る事が出来ました。

 スペインやイギリス、フランスなど各王国の創生時期の混乱ぶりは凄まじくて、血統を重視するにしても正統性を主張するのは大変だなと思います。最後の方に「ドン・ペドロの血が敵に混ざって行く事で復讐を果たす」という考え方は、日本の歴史上にも見られますが、やっぱり血を残す女の人を粗末にしちゃいけないよね(笑)

 こんな複雑な歴史絵巻を纏め上げて、なおかつちゃんと完結して下さった青池さんに感謝です。やっぱりこの方はエーベルバッハ少佐の生みの親なのだ、はんぱない!(笑)

>中山星香 「妖精国の騎士・外伝」

 こちらもようやく「玉ねぎ村」までたどり着きました♪
魔法使いの長・七代目のアーサー・ロビンの生まれた村、三剣物語りのエピソードが時空を超えて繋がる場所でもあります。

 ローゼリィは日の剣を*黒髪の女の子に取られてしまいます。そして剣が手元に戻るまで、たまねぎ村でアーサーと幸せに暮らして子どもを生むのですよ。あ~、もう長年の読者には待ちに待った場面なんですが、感慨が大きくて泣けてきますねぇ。そしてこの村に”子どもとロビン”を置いて、二人は旅立って行くのです。

*「はるかなる光の国へ」アーサーと一緒に西に向かって旅をしているところに、未来から来たユング・アルダに光の剣を暫く貸すことになった。

 そういえば「北斗の拳」でも、ユリアが最期の時を迎えるまで、辺境な村でケンシロウと普通の幸せな時間を過ごすという場面がありました。全然画風は違うけれども、どちらも過酷な戦士の話には違いないから「ささやかな幸せ」は同じなんだなと、哀しく感じられますね。


おまけ>「中山星香さんワールドの用語集」http://popup6.tok2.com/home2/ancient/h-seika.yougo.a.htm

 ちょっとした言葉が思い出せないお年頃の私(汗)とっても助けて頂きました♪
コメント (11)
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西原恵理子さん、復活。

2007年06月19日 06時54分21秒 | 漫画
毎日かあさん:MSN毎日インタラクティブ

 鴨志田穣さんの骨は、西原さんの手で世界の海に還ったそうです。
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