What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

「備えあれば憂いなし」は、物があるだけじゃダメです。

2012年12月08日 10時30分13秒 | 日常
 昨日の地震で、私的に「3.11」と違うと実感したのが「備えあれば憂いなし」。

あの時と違って、米はある。水もある。灯油もある。乾電池も懐中電灯もラジオもある。トイレットペーパーとティッシュの買い置きもある。そう思えるだけで、両足に震えはきませんでした。

津波警報が鳴って、避難するかしないか、正直言うと悩みました。主人は職場で居ません。私とおじいさんと次男、さてどうしよう?逃げるか逃げないか。

「3.11」と違ったのは、TVで津波が1mと予想されるのを観れた事です。あの時は、まさか津波がここまで来るはずが無いと、警報を信じられませんでした。すぐに停電になったので、TVも観れずPCも使えず、自分たちの置かれた状況を、まったく知ることができませんでした。これは大きな違いです。

堤防は沈みましたし、海沿いにあった建物や林が無くなって、水が来るのが速くなるとは思いますが、1mではここまでは来ない!と判断して、夕飯を食べる事にしました。あほか!?と言われるかもしれませんが、「3.11」でも私は夕飯を食べました。そういう時間だったというのもあるんですが、「食べられる時に食べておく」は大事です。空腹はなんも良い事ありません。体が冷えるし、頭も動かなくなります。だから、もしも災害でなくとも何かあったら、まず食べた方が良いです。

今回、一番嫌だったのは停電になることだったんですが、そうならずに済んで本当に良かったです。真っ暗な状態というのは、実際になってみると、思っているよりもしんどいです。あとは、また車が水没するのかなぁとちらっと想像したら、すっごく凹みました(苦笑)私の内では、結構重大なショックだったんです。



 災害の備えで、とても良いことを書かれていた方がおいでだったので、引用させて頂きます。


★「見えない道場本舗 / 昨日の地震は大きかったです」
( http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20121208/p1 )より引用

>袋にまとめて入れておこう

 自分の災害準備で思ったのは「上にあるものは確かに買っているはずだが、どこにあるかすぎ提示しろというと心もとない」というあるあるネタ、いやないないネタでした。

実際に震災があったらただでさえ、通常段階で散乱している(笑)ものはさらに散乱し、しかも真夜中だということもあるのだから、フツーに袋(リュック)に入れておこう。幸いおんぼろ化してあまってるリュックはたくさんあるしな。特に電池、毎回「買ってあるのは確実なんだが・・・どこかなー」状態だしな。置き場=リュックにすりゃいいだけなのだ。


☆地震は場所を選ばず。スカイツリーにいた人も・・・( http://togetter.com/li/419112 )

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「3.11」は、午後3時ちかい時に起きたので、まだ明るいうちは地震でごちゃごちゃになった家の中でも動けたんですが、その後日が沈んでからは、そのごちゃごちゃがまさに足枷になりました。まとめてあったペットボトルは散乱して、上から落ちた物が重なって、すぐには取れなくなっていました。箪笥の中にあった乾電池も、箪笥がひっくり返ったので取れなくなりました。

「袋にまとめて入れておこう」は、すっごく大事です。


それと、いますぐ出来ることで、ぜひなさって頂きたいことが幾つかあります。

・ラジオや懐中電灯は使えるかどうか確認して下さい→津波に濡れずに済んだのに、金属部分が腐食していて使えなかった。

・ロウソクはあっても、立てて置くものがありますか?→お仏壇のロウソク立てを使ったので、余震がくるたびに手で押さえるはめになりました。

・電化製品は、電気が止まれば終わり→冷蔵庫や炊飯器、電子レンジや充電など、「使えなくなったらどうする?というイメトレ」を、一回でいいからなさってみて下さい。

・ガスや水道やトイレ、車や交通機関も同じようにイメトレしてみて下さい。


「備えあれば~」は、物がある安心だけじゃないです。対応できる心構えがあることも、絶対に必要です。被災地民を心配して下さる皆さんに、被災地民はそれ以上に自分たちと同じ目に遭って欲しくないと切に願っています。どうぞ、よろしくお願いします。








コメント (4)
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