小海線にあるJRの最高地点。ここが最高地点だって示す証がいろんなところが建ててるもんだから、けっこうカオスな状況ですね。
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元々高地にあることを想定して作られたロープウェーや、黒部の鉄道などを除けば最高地点。まぁ、ここのレールが標高0m地帯までつながっている、と言うことを考えるとすごいことですよね。
昨年夏は通過のみでしたが、今回は目的地として3時間ほど散策。7月の平日と言うことで臨時列車はなく、小淵沢からは2時間に一本の2両編成は大混雑。8月と土日は野辺山まで一時間に一本程度に増えるのですがねぇ。夏休み期間中は7月でも増やせばいいんだけど、なかなかうまくいかないんだろうなあ。時刻表を調べていると、甲府方面から小淵沢乗り換えの小海線へ乗り継ぎの良い電車はあるんですが、小海線から小淵沢乗り換えの松本方面がからっきしダメ。特急すらないってのはなんかすごいな・・・。問題は、小淵沢から野辺山方面で、鈍行で乗り継ぎは良くて、小海線の発車寸前に東京方面から特急が来るってこと。野辺山ブランド、なめてますか?
そんな車内では、案の定鈍行組でめいっぱい。さらに大量の団体さんに加え、韓国人観光客が大量に押し寄せてきていました。おい、大丈夫かこれ。乗り換え時間を過ぎてもしばらく発車できず。当たり前だろうなぁ・・・。いっぱいだったため出入口付近にいるよりほかなかったのですが、ホームから外国人っぽいイントネーションで「のべやま?(「や」が強い)」と聞かれたので、OK OK と答えてあげました。乗ってきたのは大量の人とキャリーケース。海外まで野辺山の知名度ってあるんだなぁ。
車内ではそんな外国の方からCan you speak english? と聞かれて、a little と返すまでは良かったのですが、聞かれたのが、このドア(2両編成の後ろ)は開くの?ということ。日本語でもちょっとどう答えた物やらと言う質問だったけれど、some stations will open, anather will close. くらいな感じで答えたんですが、もう、わかんないよね。s いるんだっけ、いらないんだっけ、とか。ニュアンスさえ伝わりゃいいーや、と。実際には大量のキャリーケースでドア付近が埋め尽くされていたからこそ聞かれたわけだけど。需要とキャパがかみ合ってないのが問題かなぁ。
そんな状態だから、野辺山の駅でも当然大混雑ですな。まぁ、たいていの人の目的地はここか清里だろうしなぁ。そんな中、のんびり歩いてJR野中最高点の踏切へと向かいます。時折小雨がぱらつく中、傘を差すほどではないと言うことは幸いで、のんびりぶらぶら歩き。さすがにそんなに人はいませんね、でも皆無ではないというくらい。最高点の踏切までは案内もしっかりしているので、周辺を眺めつつ歩いていれば迷わないでしょう。踏切そのもも野辺山の主要観光地の一つらしく、時々人が来ては撮影会をやっている模様。>そんな中の一人。
近くのお店でソフトクリームを買ってほおばりつつ、周辺をうろうろ。線路脇の設備にもここがピークだという証が。
これは、たぶん、左側がここから3‰のくだりで、右側はここから22‰のくだり、ということなんじゃないかなぁ、と。%だと大きすぎるもんね。どっち方向もくだっています、ということで。しばらくして11時の上下線の列車の通過を堪能した後、お昼ご飯をいただきます。涼しいけれど冷やしそばで。
食事も終わり、のんびり駅まで戻ります。高原野菜の産地ですから、周囲もこんな景色で。
緑ですねぇ。
駅まではかなりゆっくり歩いて30分ほど。小雨もやんで日が差してきました。そうすると日差しが暑いので、傘を日傘代わり。小雨だと差さないのになんか不思議な感じ。蝉がじーわじーわ鳴いている中、時折涼しい風も吹いていて、お散歩日和になってきました。若干荷物をデポしてくれば良かったかと後悔しつつ、駅に到着。この後の列車は上り下りとも同時刻発車なので人がたくさん集まってきていました。レンタサイクルを借りたら良かったな、と、駅まで戻ってから気がついて後悔。野辺山の電波望遠鏡の近くまで行ってみたかったな~。
出発10分前ともなるとホームはやっぱり賑わっていて、乗り切れるかな~、なんて心配をしつつ人々の話し声をなんとはなしに聞いていました。「やっぱり温暖化してるのよね~。10年前は蝉なんか鳴いていなかったし。」なんて言葉を聞いて、まさに温暖化だよな~と相づち。これでも十分涼しいけれど、昔はもっと涼しかったみたい。
小淵沢方面の列車もやっぱりいっぱいいっぱいだったので、後ろの正面でのんびり車窓を眺めます。すごい勢いで下っていくのがわかるのがいいなぁ。下っていく間に天気はまたじわじわと悪くなって曇天。小淵沢駅手前では雨も降ったりやんだり。まぁ、ここからはあんまり外に出ないからいいよね。
小淵沢駅直前で大きくカーブするんだけど、小海線の傾斜具合がよくわかる一枚がこれ。
左の方が中央本線。あっちだって多少登っているはずなんですがね。
この後小淵沢駅で小一時間待機して塩尻経由で名古屋方面へと向かいます。小淵沢駅がすっかり変わってしまっていましたね。でも駅だけでうろうろして一時間もつぶせるはずもないわけで。それでもまぁ、30分くらいはあっという間でした。その後は塩尻で待つのもかったるいからと一駅先の広丘で乗り換え。次の中央線は松本始発だからこそ、ですね。思ったより人が多くて塩尻からだったら座れていなかったですし。
そんなこんなで中津川でつないで名古屋近くまで。最後は地下鉄でホテルまで。最近名古屋で一泊が多いなぁ。まぁ、名古屋と言えばひつまぶしですが・・・、遅くまで開いている店、ないよね、開いている店をネットで調べて向かったら長蛇の列。あらまぁ。そういや今日は丑の日でしたか・・・、なんてタイミングだ。
で、今日の行程は
431M → 225D → 230D → 439M → 1836M → 2758M
最初は中央本線、小海線の行き帰り、中央本線が三つ。駅名付きで翻訳。
甲府 -(431M)- 小淵沢 -(225D)- 野辺山 -(230D)- 小淵沢 -(439M)- 広丘 -(1836M)- 中津川 -(2758M)- 千種