コルクの葡萄畑

日々面倒を見ているブドウ畑と愛犬のダックスフント『コルク』の成長と活動の記録

おいしい異形の物体

2012-06-24 12:18:05 | ブドウ畑の動植物たち
畑周辺に多く自生している桑が、たくさんの実をつけています。

小さな実がブドウのように密集して、ところどころから毛のようなものが
ぴょんぴょんとはねるように生えているその姿は、なかなか異様です。

しかし、黒く熟した実を虫などに気をつけつつ食べてみると
あっさりとした甘さと、カシスを思わせる香りがあり、
小さな種がたくさん入っているので、プチプチとした食感がなかなか美味しい。

これぞ山の幸とばかりに仕事の合間に食べたりしています。
まだ熟していない赤い実も美味しそうなのですが、
こちらは少し渋くて青い…甘さも少なく、はっきり言えばマズイ。
黒く熟してからは日持ちしないみたいで、腐りかけているものもあったり。
一年のうちほんのわずかな時間しか楽しめない桑の実を堪能した一日でした。


     
                  ↓手のひらに載せるとこんな大きさ。飛び出した毛は雌しべかなにかか?
                   クワ実菌核病というキノコが寄生する病気にかかって実が灰色になっているものもありました。
                  
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