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民主党もリストラ推進派へ

2005年08月31日 17時51分31秒 | 社会全般
「労組がバックに・・・」などといつも攻められていた民主党ですが、自らその弱点を前面に出して、「ほら、私達だって切れるんですよ。切るときゃ、切りますよ」ということらしい。以前の「そーり、そーり、そーり」と発言していた某女性議員のように、「労組、労組、労組」と毎回攻められたので、逆切れした模様(笑)。


NIKKEI NET:政治ニュース

この記事の一部を抜粋します。

「民主党の枝野幸男幹事長代理は同党の郵政改革案に関して「郵貯・簡保を縮小し、8年間で8万人の人員のリストラをやる」と表明。年金一元化に伴う財源については「(年金目的消費税として)3%と言い続けている。党を代表して(政権公約に)追加して結構だ」と述べた。」


その象徴として、まずは「官公労斬り!」の国家公務員人件費2割カット案。しかも新規採用を半分に減らすということで、ただでさえ高齢化が進む官僚達を、更なる高齢化路線へと導くということらしい。「若い血」が入らないと、大体どの組織も活性を低下させ、停滞路線となりやすいし、マンネリ状況が生まれやすいかもしれませんね。よいプランとも言えないでしょう。むしろ、天下り先みたいな高給ポストを削減し、逆にやる気のある若手をどんどん登用して、「前進志向」で行った方が組織内に蔓延る過去の因縁は断ち切れると思うけれど。そういう若手はべらぼうに高い給料なんて貰わないだろうし、雇用にもプラスだな。


そして、本日の枝野発言は、「郵政職員8万人斬り!」ということらしい。これはマジで郵便局員は怒るだろうね。いきなり大リストラを掲げるんですから。

大樹の会員達も、嫌な選択を迫られているね。「よーく、考えようー」状態。どっちが勝っても、当初の反対意見は粉砕される可能性大。唯一の望みは、参院での再否決という政治的に厳しい道だろう。だから、最初から廃案などに追い込まずに、自分達の明日に繋がる可能性を模索していくべきだったのですよ。毎年1万人のリストラですって。「これが改革だ」という、極端粛清路線をひた走ることになりそうでコワイ。

因みに、霞ヶ関も同様に、幹部クラスは大幅な粛清を覚悟せねばならないでしょう。民間人を大量に連れてきて、各省庁内の官僚権限を取り上げよう、という魂胆なんだろうな、と思います。そして、その旗振り役には以前官僚だった人達も入っていて、「官僚ではダメだ」というご意見の持ち主達が幹部にどのような報復を用意しているのか、これもちょっとコワイ。

なので、霞ヶ関にとっても非常に難しい選択を迫られるでしょう。


民主党は、マジだと思いますよ。

自民党にはまだマイルドな部分が残されていると思いますね。