ちょっと残念なお知らせです。
出生数再び減少傾向、厚労省「要因はわからない」 政治 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
記事によれば、
『06年上半期は前年同期比で6年ぶりに増加したが、再び減少に転じた。
出生数は2月から5か月間連続で前年同月を下回っている。厚労省は「景気回復による雇用情勢の改善は進んでおり、減少の要因はわからない」としている。婚姻件数は35万9925組で、06年上半期から8040組の減少となった。』
となっており、要因は不明と答えたらしい。
増加に転じた時、「景気回復のお陰じゃないか」みたいな説明を付けていたように記憶しているが、どうでしたでしょうか。
だったら、減少に転じたのは「景気後退という影響かもしれません」くらいは言ってみたら良かったのではないでしょうか?ほら、世界同時株安とか、円高とかあったじゃないですか。えっ?違う?
ああ、そうか、生まれた後に起こった出来事だから無関係か。失礼(笑)。
でも、景気が良くなれば少子化は改善される、みたいな主張はあったと思いますので、そういう説を支持する人々にとっては、第一の要因は「景気後退」なんじゃないでしょうか。
参考記事:何が少子化対策に有効なのか
今月の利上げはどうにか回避されました(笑)が、景気動向としては、今年に入ってからは雲行きが怪しい、ということなのかもしれませんね。
ところで、日銀もここぞというところでは、本当に勇気がないね。
今回利上げしたくらいでは、誰も日銀の評価は変えなかったのではないかと思えるけど。「あー、やっぱりな。○○がやっちまった」くらいでは(笑)。日銀という組織の決定機構は、一体どうなっているんでしょうね。
為替でしこたま儲けているヤツラがいるからお灸を据えてやれとか、株バブルで踊ってるヤツラがいそうだからどん底に落としてやれとか、そういうことで決まるんですか?2月の利上げ前に、円キャリーで云々とか散々抜かしていたのは、ありゃなんですか?今回はガッポリ損失を蒙って頂いたので、とりあえず見送りってことですかい?
以前から福井総裁はGDP統計なんか関係ない、やると言ったらやる、ってなことを言っていた。減速の兆しがあろうとなかろうと、(オレが決めたんだから)「できる」と豪語していたわけだが、あれは何処に飛んでいったんですかね。潜在成長率を下回るペースになってるにも関わらず、利上げに踏み切ってきたくせに、ほんのちょっぴり短期的に株価が下がるとか、数円為替が動いたくらいで、何で利上げができなくなったのか理由を説明してみて欲しいですね。日銀は投機筋と連動して政策決定を行っているとでも?笑うね。国民は決して救済しないが、ヘッジファンドは救うに値するってか?
それとも、日銀応援団とかの業界筋からも止めてくれ、という嘆願でもあったのでしょうか?(笑)
もう滅茶苦茶。何も一貫性がない。
適当なんだ、って言った通りでしょ?
言ってることも、やってることも、ほとんど適当。
決定は場当たり的。
捻じ曲がったヘンな主義には憑つかれているが、納得させられるような説明を一切用意できず。しょっちゅうコロコロと変わる。客観的に見て、決定過程を辿ることができんのよ。決してなぞることのできないような結果が出されているってこと。
何かの論理とか、一定の判断基準とか、そういう基盤があれば、そこを辿ればおおよその筋道が周囲の人間にも判るの。でも、そういうのが全くない。利上げするかしないかは、2択なのだから、可能性だけ考えれば常にどちらか一方だ。その答えは事前にはわかりっこないよ、そりゃ。でもね、みんなに共通する一定の判断基準があれば、当たる確率は上がるだろうよ。
「トランプ52枚のうち、赤札を?枚捨てました。残りから1枚選ぶ時、黒札ならば1ポイント獲得です。さて、ポイントを獲得できる確率はどれくらいでしょうか?」
こういうようなものと変わらんでしょう。
政策決定はトランプじゃないですけど、共通の理解というものが必要だ、と言ってるんですよ。
「トランプの札は52枚」
「赤札と黒札は同じ枚数で半々」
こういう判断のベースは共通でなければならない、って言ってるの。市場との対話というのは、「何の札を何枚捨てるのか」という考え方の問題でしょうよ。何かのリスクが大きいと日銀が考えるのであれば、「黒札を20枚くらいは捨てるかも」みたいな判断材料が提示されるということでしょう。周囲のアナリストたちからすると、「黒札15枚くらい捨てればいいんじゃね?」とか「いやいや、5枚くらいでも十分でしょ」とか、そういう違いを生むことはあっても、ルール全体が変わるわけではないんですよ。みんなが見るべき部分は「何を何枚捨てたか」「手元には何枚残っているか」というようなことであって、トランプ全体の枚数が一体全体何枚なのか不明だとか、赤札を捨てねばならない場面なのに黒札を捨てるというのは何故なんだとか、そういうことが普通は起こらないんですよ。でも日銀は違う。ルールを隠しているし、札の選択を間違っていることの説明もできないので、大きな混乱を招いているのですよ。周囲の人たちから見て、正確に何枚捨てるか不明であるとしても、「多分赤札を捨てるだろう」「多分5~10枚くらい捨てるだろう」とかの予測があるわけですからね。
出生数再び減少傾向、厚労省「要因はわからない」 政治 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
記事によれば、
『06年上半期は前年同期比で6年ぶりに増加したが、再び減少に転じた。
出生数は2月から5か月間連続で前年同月を下回っている。厚労省は「景気回復による雇用情勢の改善は進んでおり、減少の要因はわからない」としている。婚姻件数は35万9925組で、06年上半期から8040組の減少となった。』
となっており、要因は不明と答えたらしい。
増加に転じた時、「景気回復のお陰じゃないか」みたいな説明を付けていたように記憶しているが、どうでしたでしょうか。
だったら、減少に転じたのは「景気後退という影響かもしれません」くらいは言ってみたら良かったのではないでしょうか?ほら、世界同時株安とか、円高とかあったじゃないですか。えっ?違う?
ああ、そうか、生まれた後に起こった出来事だから無関係か。失礼(笑)。
でも、景気が良くなれば少子化は改善される、みたいな主張はあったと思いますので、そういう説を支持する人々にとっては、第一の要因は「景気後退」なんじゃないでしょうか。
参考記事:何が少子化対策に有効なのか
今月の利上げはどうにか回避されました(笑)が、景気動向としては、今年に入ってからは雲行きが怪しい、ということなのかもしれませんね。
ところで、日銀もここぞというところでは、本当に勇気がないね。
今回利上げしたくらいでは、誰も日銀の評価は変えなかったのではないかと思えるけど。「あー、やっぱりな。○○がやっちまった」くらいでは(笑)。日銀という組織の決定機構は、一体どうなっているんでしょうね。
為替でしこたま儲けているヤツラがいるからお灸を据えてやれとか、株バブルで踊ってるヤツラがいそうだからどん底に落としてやれとか、そういうことで決まるんですか?2月の利上げ前に、円キャリーで云々とか散々抜かしていたのは、ありゃなんですか?今回はガッポリ損失を蒙って頂いたので、とりあえず見送りってことですかい?
以前から福井総裁はGDP統計なんか関係ない、やると言ったらやる、ってなことを言っていた。減速の兆しがあろうとなかろうと、(オレが決めたんだから)「できる」と豪語していたわけだが、あれは何処に飛んでいったんですかね。潜在成長率を下回るペースになってるにも関わらず、利上げに踏み切ってきたくせに、ほんのちょっぴり短期的に株価が下がるとか、数円為替が動いたくらいで、何で利上げができなくなったのか理由を説明してみて欲しいですね。日銀は投機筋と連動して政策決定を行っているとでも?笑うね。国民は決して救済しないが、ヘッジファンドは救うに値するってか?
それとも、日銀応援団とかの業界筋からも止めてくれ、という嘆願でもあったのでしょうか?(笑)
もう滅茶苦茶。何も一貫性がない。
適当なんだ、って言った通りでしょ?
言ってることも、やってることも、ほとんど適当。
決定は場当たり的。
捻じ曲がったヘンな主義には憑つかれているが、納得させられるような説明を一切用意できず。しょっちゅうコロコロと変わる。客観的に見て、決定過程を辿ることができんのよ。決してなぞることのできないような結果が出されているってこと。
何かの論理とか、一定の判断基準とか、そういう基盤があれば、そこを辿ればおおよその筋道が周囲の人間にも判るの。でも、そういうのが全くない。利上げするかしないかは、2択なのだから、可能性だけ考えれば常にどちらか一方だ。その答えは事前にはわかりっこないよ、そりゃ。でもね、みんなに共通する一定の判断基準があれば、当たる確率は上がるだろうよ。
「トランプ52枚のうち、赤札を?枚捨てました。残りから1枚選ぶ時、黒札ならば1ポイント獲得です。さて、ポイントを獲得できる確率はどれくらいでしょうか?」
こういうようなものと変わらんでしょう。
政策決定はトランプじゃないですけど、共通の理解というものが必要だ、と言ってるんですよ。
「トランプの札は52枚」
「赤札と黒札は同じ枚数で半々」
こういう判断のベースは共通でなければならない、って言ってるの。市場との対話というのは、「何の札を何枚捨てるのか」という考え方の問題でしょうよ。何かのリスクが大きいと日銀が考えるのであれば、「黒札を20枚くらいは捨てるかも」みたいな判断材料が提示されるということでしょう。周囲のアナリストたちからすると、「黒札15枚くらい捨てればいいんじゃね?」とか「いやいや、5枚くらいでも十分でしょ」とか、そういう違いを生むことはあっても、ルール全体が変わるわけではないんですよ。みんなが見るべき部分は「何を何枚捨てたか」「手元には何枚残っているか」というようなことであって、トランプ全体の枚数が一体全体何枚なのか不明だとか、赤札を捨てねばならない場面なのに黒札を捨てるというのは何故なんだとか、そういうことが普通は起こらないんですよ。でも日銀は違う。ルールを隠しているし、札の選択を間違っていることの説明もできないので、大きな混乱を招いているのですよ。周囲の人たちから見て、正確に何枚捨てるか不明であるとしても、「多分赤札を捨てるだろう」「多分5~10枚くらい捨てるだろう」とかの予測があるわけですからね。