「また供給オペ連発だって」「欧米か!」
は関係ありません。失礼。ハズシました。
昨日の記事の続きということで。
FRBは兎も角として、ECBの過剰反応とも取れる資金供給には疑問の声も見られたようです。
日経平均大幅反落:識者はこうみる Reuters
疑心暗鬼をもたらした、という面があるかもね、ということのようです。そんなに資金供給するのはきっと何かある、という裏読み専門?の人といいますか、必ず裏があるハズだという陰謀論好きという傾向の方々ということでしょうか。これは単なる推測ですけど。どちらかというと、私もそんな傾向ですが。連日の大量供給というのは、まあ意味なく行われるとも思えないですけどね(笑)。
市場関係者たちの間で、飛び交っていた会話。
「ECBはかなり大量に供給したらしいよ」
「どんだけ~」
また失礼。つまんないですね。
資金供給オペというのがどういった仕組みになっているのがよく知りませんが、出されたら応札する義務があるものではないと思うのですが、どうなんでしょうか。
中央銀行が「資金を出しますよ~」と市中銀行に呼びかけても、みんなが「いらないじゃん」ということで無視するとかできるわけだし、応札したくないならしなけりゃいいだけなんではないかと思えますね。そういう誘いに乗ってるのは、銀行の人?だろうと思うのですよ。こうしたやり取りは、プロ同士の話ってことですよね。要するに、広い意味での内輪の人たちなんじゃありませんか?ってこと。銀行間で融通すればいいんだろうし。
中央銀行の姿勢のせいで市場に不安が広がる懸念、ってのは、参加者はド素人連中とかが本隊ではなくて、主に金融機関担当者たちという内輪連中に広がっているだけなんじゃなかろうか、と。損失食らってるのもプロが多いだろうし、素人衆にはあまり関係のない話なのではないのかな、ということ。これを材料視するのは、素人もプロもいるのだろうけどね。マーケットのネタなんてのは、どんな些細なこととかこじつけであっても、何だって材料視されるのは常なのではないですか、とも思うけど。そんなのいちいち真に受けている人たちってのは、そんなに多くはないんじゃないだろうか?
いずれにせよ、ECBがいかに大量資金供給を考えたとしても、銀行が応札しなけりゃそこで止まるわけで、応じるバカ?がいるのか、応じるのは当然ということなのか判りませんが、供給量が大量になってしまったのは市中銀行のせいだ、ということもあるのかもね、と。それとも、(日本みたいに??笑)中央銀行側から「応札してくれ」って裏ルートでお願いとかあるとでも言うのかな?供給目標を設定しておき、その額までは消化しなけりゃならないから、応札してない銀行とかにも呼びかけて「おたくでもちょっと分担(応札)してよ」とか頼むことがあるのでしょうか?多分ECBでは、そういうことはないだろうなと思っているわけですが、そうであるなら、供給量は市中銀行の需要がある分だけ増えてしまうわけで、それは銀行サイドが必要としているということなんじゃないのかな、と。ならば、不安に思ってるのは銀行連中、ってことだわな。こいつらみんなが「見えない影に怯える小心者」とでも言うのであれば、そうですかとは思う。それが実態なんだな、と。
市場の状況に対応したもの=即日資金供給オペで日銀 Reuters
”偶然”日本でも、緊急供給オペが実施されたそうで、1兆円規模というのは珍しいらしいじゃないですか(笑)。で、これも通常のオペの延長で、って日銀サイドは言ってたらしいので、何故オペをしないで放置しなかったのかな、とは思いますね。誘導金利を超えてくるとこれは大変マズイです、ってことなのかもしれないが、本当にそうなんだろうか?例の、需給で決まる、ってヤツで宜しいんじゃございませんかね。0.5%を超えてきた、0.6%に達した、とかでも別に構いやしないんじゃないでしょうか?日銀にとっては願ったり適ったりなんじゃございませんか?ホラ、いつもお得意の「マーケットは利上げを織り込んできている」って言い分(爆)があるじゃないですか。日銀が利上げする前から、短期金利が上昇していくとか、オーバーナイト物が政策金利の0.5%から上離れしていくのであれば、市場サイドの利上げ圧力という理由に使えるでしょうよ。0.6%とかそれ以上ということになれば、「次回の0.25%上げを織り込み済」とかでいいんじゃないの?それをわざわざ1兆円規模という珍しい即日資金供給オペをするというのも、解せない話ではありますね。
不安はない、日本では影響は殆どない、ということであるなら、供給オペなんざすることないんじゃないの?銀行側にしても、「イラネ」と応じなければいいんじゃないの。エサを目の前に置かれれば、ついつい喰ってしまうってこと?得だから応じてるだけなのかもしれないけどね。不安に思っているのは、日本の金融機関のプロの連中なのではないの?ってこと。
時事ドットコム:長期金利、1.705%に急低下=短期は高止まり-東京金融市場
国債価格も急上昇したみたいですな。
「サブプライム関連の損失に不安」ということよりも、自分の持ってる金とか資産が損失を蒙るのが不安、ということが大半なんだろうけどね。結局それは、「他の連中はどう動くか」判らないから不安、ってことかも。損失を蒙るとレバレッジも効いてるし、誰かが資金引き上げとかポジション変更とか、何かやってくる。すると、資金が抜かれていくから、その分市場下落ということになれば、他の人たちも「ヤバい」と思って資金を退避させたくなる。なので、余計に売られて下落幅が大きくなり、もっと下がる。すると、不安でも何でもなかった人々にも損害は波及し(ここで下落に耐えられるならば、値が戻るまで待てばいいだけ)、資金が抜かれて安全資産へ退避させられる、と。結果、下落が広がってしまう、と。中にはこうした心理につけこんで、便乗で空売りを浴びせる連中もいるでしょう、きっと。
2月利上げ後の下落時点でもちょっと触れた( なぜ日本の株式市場がこれほど下落したか)話に近いかな。
自分自身のことを考えると、「株式市場急落」という事態に直面した時には、原因が何であれ、大体は直接的には関係ないことなのだが、『相場』の下落そのものが心理的不安になるからね。でも下落危険性の少ない資産状況だと、もっと落ちろとか内心願ってしまったりする。「買いチャンス到来」とか思うので。今年に入ってから大幅下落が2度起こっているので、これも、「下値を試す下落」と考えると、買い場到来と思ってますけど。16500円近辺まで行く場面があるかもしれないが、流石にそれは売られ過ぎと思うよ。ある程度落ちた局面を過ぎると、底堅さが確認できてよろしいんじゃないでしょうか。素人のこじつけですけど。昔みたいに、落ちたりはしてない、ってこと。下値は順調に切りあがってきている、ということかと。リスクを大きくとって投資してきた連中はある程度振り落とされていくかもしれないので、いい薬になってるかもよ(笑)。来年度以降の見通しがどうなるのか定かではありませんが、下値不安と言っても、16000円割れの水準は安すぎでは。まあ気楽に行けばいいと思いますけどね。
は関係ありません。失礼。ハズシました。
昨日の記事の続きということで。
FRBは兎も角として、ECBの過剰反応とも取れる資金供給には疑問の声も見られたようです。
日経平均大幅反落:識者はこうみる Reuters
疑心暗鬼をもたらした、という面があるかもね、ということのようです。そんなに資金供給するのはきっと何かある、という裏読み専門?の人といいますか、必ず裏があるハズだという陰謀論好きという傾向の方々ということでしょうか。これは単なる推測ですけど。どちらかというと、私もそんな傾向ですが。連日の大量供給というのは、まあ意味なく行われるとも思えないですけどね(笑)。
市場関係者たちの間で、飛び交っていた会話。
「ECBはかなり大量に供給したらしいよ」
「どんだけ~」
また失礼。つまんないですね。
資金供給オペというのがどういった仕組みになっているのがよく知りませんが、出されたら応札する義務があるものではないと思うのですが、どうなんでしょうか。
中央銀行が「資金を出しますよ~」と市中銀行に呼びかけても、みんなが「いらないじゃん」ということで無視するとかできるわけだし、応札したくないならしなけりゃいいだけなんではないかと思えますね。そういう誘いに乗ってるのは、銀行の人?だろうと思うのですよ。こうしたやり取りは、プロ同士の話ってことですよね。要するに、広い意味での内輪の人たちなんじゃありませんか?ってこと。銀行間で融通すればいいんだろうし。
中央銀行の姿勢のせいで市場に不安が広がる懸念、ってのは、参加者はド素人連中とかが本隊ではなくて、主に金融機関担当者たちという内輪連中に広がっているだけなんじゃなかろうか、と。損失食らってるのもプロが多いだろうし、素人衆にはあまり関係のない話なのではないのかな、ということ。これを材料視するのは、素人もプロもいるのだろうけどね。マーケットのネタなんてのは、どんな些細なこととかこじつけであっても、何だって材料視されるのは常なのではないですか、とも思うけど。そんなのいちいち真に受けている人たちってのは、そんなに多くはないんじゃないだろうか?
いずれにせよ、ECBがいかに大量資金供給を考えたとしても、銀行が応札しなけりゃそこで止まるわけで、応じるバカ?がいるのか、応じるのは当然ということなのか判りませんが、供給量が大量になってしまったのは市中銀行のせいだ、ということもあるのかもね、と。それとも、(日本みたいに??笑)中央銀行側から「応札してくれ」って裏ルートでお願いとかあるとでも言うのかな?供給目標を設定しておき、その額までは消化しなけりゃならないから、応札してない銀行とかにも呼びかけて「おたくでもちょっと分担(応札)してよ」とか頼むことがあるのでしょうか?多分ECBでは、そういうことはないだろうなと思っているわけですが、そうであるなら、供給量は市中銀行の需要がある分だけ増えてしまうわけで、それは銀行サイドが必要としているということなんじゃないのかな、と。ならば、不安に思ってるのは銀行連中、ってことだわな。こいつらみんなが「見えない影に怯える小心者」とでも言うのであれば、そうですかとは思う。それが実態なんだな、と。
市場の状況に対応したもの=即日資金供給オペで日銀 Reuters
”偶然”日本でも、緊急供給オペが実施されたそうで、1兆円規模というのは珍しいらしいじゃないですか(笑)。で、これも通常のオペの延長で、って日銀サイドは言ってたらしいので、何故オペをしないで放置しなかったのかな、とは思いますね。誘導金利を超えてくるとこれは大変マズイです、ってことなのかもしれないが、本当にそうなんだろうか?例の、需給で決まる、ってヤツで宜しいんじゃございませんかね。0.5%を超えてきた、0.6%に達した、とかでも別に構いやしないんじゃないでしょうか?日銀にとっては願ったり適ったりなんじゃございませんか?ホラ、いつもお得意の「マーケットは利上げを織り込んできている」って言い分(爆)があるじゃないですか。日銀が利上げする前から、短期金利が上昇していくとか、オーバーナイト物が政策金利の0.5%から上離れしていくのであれば、市場サイドの利上げ圧力という理由に使えるでしょうよ。0.6%とかそれ以上ということになれば、「次回の0.25%上げを織り込み済」とかでいいんじゃないの?それをわざわざ1兆円規模という珍しい即日資金供給オペをするというのも、解せない話ではありますね。
不安はない、日本では影響は殆どない、ということであるなら、供給オペなんざすることないんじゃないの?銀行側にしても、「イラネ」と応じなければいいんじゃないの。エサを目の前に置かれれば、ついつい喰ってしまうってこと?得だから応じてるだけなのかもしれないけどね。不安に思っているのは、日本の金融機関のプロの連中なのではないの?ってこと。
時事ドットコム:長期金利、1.705%に急低下=短期は高止まり-東京金融市場
国債価格も急上昇したみたいですな。
「サブプライム関連の損失に不安」ということよりも、自分の持ってる金とか資産が損失を蒙るのが不安、ということが大半なんだろうけどね。結局それは、「他の連中はどう動くか」判らないから不安、ってことかも。損失を蒙るとレバレッジも効いてるし、誰かが資金引き上げとかポジション変更とか、何かやってくる。すると、資金が抜かれていくから、その分市場下落ということになれば、他の人たちも「ヤバい」と思って資金を退避させたくなる。なので、余計に売られて下落幅が大きくなり、もっと下がる。すると、不安でも何でもなかった人々にも損害は波及し(ここで下落に耐えられるならば、値が戻るまで待てばいいだけ)、資金が抜かれて安全資産へ退避させられる、と。結果、下落が広がってしまう、と。中にはこうした心理につけこんで、便乗で空売りを浴びせる連中もいるでしょう、きっと。
2月利上げ後の下落時点でもちょっと触れた( なぜ日本の株式市場がこれほど下落したか)話に近いかな。
自分自身のことを考えると、「株式市場急落」という事態に直面した時には、原因が何であれ、大体は直接的には関係ないことなのだが、『相場』の下落そのものが心理的不安になるからね。でも下落危険性の少ない資産状況だと、もっと落ちろとか内心願ってしまったりする。「買いチャンス到来」とか思うので。今年に入ってから大幅下落が2度起こっているので、これも、「下値を試す下落」と考えると、買い場到来と思ってますけど。16500円近辺まで行く場面があるかもしれないが、流石にそれは売られ過ぎと思うよ。ある程度落ちた局面を過ぎると、底堅さが確認できてよろしいんじゃないでしょうか。素人のこじつけですけど。昔みたいに、落ちたりはしてない、ってこと。下値は順調に切りあがってきている、ということかと。リスクを大きくとって投資してきた連中はある程度振り落とされていくかもしれないので、いい薬になってるかもよ(笑)。来年度以降の見通しがどうなるのか定かではありませんが、下値不安と言っても、16000円割れの水準は安すぎでは。まあ気楽に行けばいいと思いますけどね。