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驚異の貴宝石パワー!(爆)+新事実発見につき大幅追加

2007年08月03日 16時09分33秒 | 俺のそれ
どうして、次から次へとこういうのが登場するのでしょうか。本当にどうにかならないでしょうか。水伝、波動ものとか(ジョジョか!)、いくらでも湧いてくるわけですが、今度はどうやら「貴宝石」らしいです。共振の事故例をゲルググで探していたりしたら、発見。

例えばこんなの>
日本MJP 岩盤浴・スチームサウナ・スパシャワーの3つの機能を搭載した岩盤浴カプセル「DMB-21」を発売 健康・美容ニュース 【健康美容EXPO】

こちらから引用してみます。

『同社は、衛生環境に配慮した設計・施工で国内外120店舗以上の岩盤浴施設をトータル・プロデュースしてきた実績を持ち、埼玉県川口市に研究所を設け、実証研究や開発も行ってきた。「DMB-21」は、健康ランドやエステティックサロン・美容院などで手軽に岩盤浴カプセルを導入したいという同社に寄せられたニーズと、遠赤外線の権威である法政大学名誉教授・岡島敏氏の指導のもと誕生した。

同製品には、遠赤外線とマイナスイオンを高いレベルで待ち、有害物質を含まない日本産の天然鉱石「貴宝石(きほうせき)」を基本素材とした貴宝石岩盤プレートが使用されている。貴宝石は、人や動植物を構成している物質にレゾナンス遠赤外線で共鳴共振運動を起こし、熱を効率よく発生させる特徴を持つ。この作用により身体の深層部まで温熱が伝わり新陳代謝が促進され、発汗や老廃物の排出といったデトックス効果が期待できる。』


◎ポイント、キーワード
・遠赤外線の権威である法政大学名誉教授・岡島敏氏の指導
・岩盤浴
・遠赤外線
・マイナスイオン
・天然鉱石「貴宝石」
・貴宝石岩盤プレート
・レゾナンス遠赤外線
・共鳴共振運動
・デトックス効果

まあ、本当によくこれほど並べられるな、というくらい、これでもかと「オナカ一杯」になるまでその効用を謳っているわけですね(笑)。

マイナスイオンが叩かれた後でも使えるというのが、この遠赤外とかレゾナンスとか貴宝石とかデトックスとかなんでしょうか。
レゾナンスって確かに共振とか共鳴ですけど、これはNTTレゾナンスとは無関係。
というのはウソで、レゾナンスで検索するとgooの運営会社として「NTTレゾナンス」みたいに、かなりの数が出てくるのですが、正しくは「NTTレゾナント」だそうですよ(笑)。結構みんな間違ってる~~

他にも貴宝石の効果として、燃費向上とかかなり検索に出てくるみたいです。
googleの検索語に定型的なものとしてあったくらいですからね。

どうやら、世の中には貴宝石のパワーに魅入られた人々が多いようです。



全くどうでもよい話ですけど、追加です。

やはり、「NTTレゾナンス」というのは結構あるよ。
こんなの発見。
多分「財団法人 未来工学研究所」(略してiftech)というところのものだと思うのですけど、公益法人なので財務諸表公開してるんじゃないのかな?と。

財産目録

この中で「未払金」というのがあって、その細目に
「委託費 NTTレゾナンス(株) 1164660円」って書いてあった。
因みに、iftechさんのHPデザインは、もの凄くゴチャゴチャしていて見づらい。どこに財産目録があるのか探せなかったもん。

私自身は全くセンス悪いし、何も作れないんだけど、でも、「未来工学研究所」とかのそれっぽい?名称なのだから、もっとカッコよくして欲しいよね。前に取り上げた時にチラッと見た、「NIRA」のHPクラスのセンスの悪さではないかな(笑)。


他にも、こんなのが。

株式会社テレコンサービス:会社案内

ここでも、「NTTレゾナンス」ってなってるし(笑)。
左の「取引先」欄だろうと思うのだけど、右側とズレてると思うんだよね。

関係ないけど、経営陣はなんと言いますか、凄く「偉そう」って感じ。だって、名前の後に「カッコ MBA」だよ?(笑)
MBAって、肩書きか何か?みたいな?
普通、鈴木○○(珠算1級)とか、(簿記3級)とか、書いたりするかな?よく判らないんだけれど、私は世間のことに疎すぎるのかもしれません。ドクターはドクターと呼称されるからまあ判らないでもないが、そんなにMBAが有り難いのだろうか。

MBAっていうのは、一種のお守り?というか、お札?というか、印籠の模様?のようなものなのかもしれない。それを出せば、「ハハーァ」ってひれ伏すとか、有り難がって拝む人がいるとか、ヤマンバが追いかけてくるのを防いでくれるとか(笑、民話みたいな話で3枚のお札が出てくるヤツ)、そういう特殊効果が発動されるのかもしれない。

これは冗談ですけど、みんな賢そうとか偉そうとか思うし、略歴を見ればああ立派で優秀な人たちなんだな、と。


話がかなり脱線してしまったが、要するに、「NTTレゾナント」さんはもうちょっと間違いを少なくしてもらうように、「レゾナンスではなく、レゾナント!『す』でなく『と』だ!!」というような広報活動を行った方がよいのかもしれませんね(笑、冗談ですから)。



ミネソタの橋落下事故と共振現象

2007年08月03日 11時32分01秒 | 社会全般
大規模な事故だったことは勿論なのですが、普通に使用されてきた高速道路の大きな橋が落ちるということに驚きました。原因はまだ判っていませんけれども、単純な強度不足とか老朽化といったことだけで、これほどの崩落に繋がるのかという疑問があります。土木関連の知識はないので、全くの素人ですけれども少し考えてみたいと思います。


1)池上遼一の漫画と共振現象

この前の国際漫画コンテスト?みたいな表彰式で、麻生親分が「こりゃ、池上遼一(の画風)に似てるな」というコメントを出していましたが、さすが麻生親分です、って話しではございません。昔、読んだ中で記憶に残っているのが、「共振現象」というものでした。『男組』か『男大空』だったと思いますけれども、対立する不良学生のグループみたいなのがあって、主人公と伴に戦っていた仲間の一人に、典型的な「太っていて、大柄で、力だけはとても強いがちょっとマヌケな男」というキャラがいました。

その太った男が、何と腕力で学校を揺らす、という描写があって、そこに共振現象の話が書かれていたように思います。記憶が定かではないのですが、まあ「押せば揺れることも有り得る」というようなことをもっともらしく書いてあったのではなかったかな、と(笑)。要するに大きな建造物とか構造物であっても固有振動数があることや、振動数が一致すれば揺れる、ということを知りました。

これは日常生活の中でも体験することができます。
車を運転中に、割と小さめの橋であっても、上下に揺れることは結構あります。橋の構造がつり橋ではなくても、揺れるものなのですね。それに、橋ではない構造物であっても揺れることは珍しくなく、アンダーパスの部分の斜面のある地点で停車していると、同じく揺れを感じることがあります。アンダーパスですから周囲は殆どが壁部分ですし、強風とかはほぼ遮蔽されているのに、上下の揺れというものが感じ取れます。これも車のサスが大変良くなったことの恩恵なのかもしれませんね(笑)。要するに、私の実感としては、橋とかそれ以外の構造物であっても、道路上で共振現象のような揺れというものがあるのだな、ということです。これが本当に共振現象なのかどうかは確かめようがないのですが、ただの先入観かもしれませんし、本当に揺れがあるのかもしれませんけれども、感覚的には「十分有り得るな」ということです。


2)失敗まんだら

以前にも取り上げたことがあります>ミス事例のデータベース

これで、早速橋の事故を探してみたところ、いくつか出ていました。

日本での事例>
JST失敗知識データベース 失敗事例 朱鷺メッセ連絡デッキ落下事故

イギリスでの事例>
JST失敗知識データベース 失敗事例 橋が開通するも、人の歩行と強風による揺れで閉鎖


こうしたデータベースはやはり役立ちますね。イギリスの例なんかだと、歩行ということで揺れが重なるものなんだな、ということが判ります。


3)共振現象と事故

ミレニアム橋と似たような例は、過去にもあるようです。

・1831年イギリスのアーウィン川にかかるつり橋で、兵士68人が行進中、橋の中央付近まで到達した頃に落下。
・1850年フランスのメーヌ川にかかるつり橋で、歩兵が行進しながら橋を渡っていたら、橋全体が落下。

これは兵隊の行進の為、歩調がピッタリとあっていることが逆に問題となってしまったのではないかと思われます。共振現象が起こってしまうと、橋に乗ってる人数や強風ということ以上に強い力がかかってしまうことは有り得るのかもしれませんね。

それから、大変有名らしいタコマ橋の落下とか、もんじゅの事故などにも関連しています。

長岡技術科学大学オープンキャンパス(2002 7 27) ~渦がおりなす不思議な現象~


ミネソタの橋が果たしてこうした現象と関連があったか、他の原因だったのかは詳細な調査をしなければ判らないでしょうけれども、単純な強度問題とか老朽化ということではなく、全く偶然の不思議な振動数の一致(ミレニアム橋でのみんなの歩調があってしまう、みたいな)ということが原因であるとすれば、不幸な事故であったとしか言いようがないかもしれません。