いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

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『ダークナイト』観てきたよ

2008年08月15日 21時16分45秒 | 俺のそれ
今日は家族でお寺参り。

その後、時間があったので、急遽妻と映画に行くことに。
子どもは元々予定が決まっていて、途中で別れたのだが、「じゃあどうしようか、家に帰る?」とか何とか話しているうちに、気になる映画があるから、ということで映画館へ。

妻が観たいと言っていたのは、何と『クライマーズ・ハイ』だった。
でも、映画館に行くとスクリーンの関係上、夕刻だけの上映となっていて、時間が合わないので、別な映画をということになった。


私が「ダークナイト」にしよう、って言ったら、

「ええっー?!また、あのオタクみたいなやつでしょ?」

とか言うので、それは『イノセンス』だったろ、今度のヤツは『スカイ・クロラ』だよ、と内心思った(笑)。
アニメじゃないよ、「バットマン」の映画だよ、と言ったら、

「ええーー、それヤダな、もっと別なのないの?ポニョでもいいよ」

とか言うので、それじゃダメなんだ、子どもが一緒の時かDVDでもいいからさ、とか何度も説得し(笑)、強引に「じゃ、ダークナイトでいいね」と丸め込んだ。


私自身が「どうしても観たい」と強く思っていたわけではなかったので、いうなれば「補欠候補でも、ま、いいか」という程度でしかない選択だった。評判がいいらしい、ということは映画批評のネット記事の見出しなんかを見て知っていたので、大外しはないだろう、とは思っていた。

元々妻は海外映画が苦手だ、というか、好まなかった。つまらなくなると映画館で寝る女ですからね(笑)。あと、派手なアクション映画とかも「疲れる」とか言うし。なので、観る前の妻は、ちょっとゲンナリしていた感じだった。


で、結論から言いますと、大満足の映画だった。
外国映画を観たがらない妻でさえ、「面白かった」と太鼓判。


内容とか全然知らなかったから、予想以上の出来栄えに感動した。

観た人たちには、様々なことが心に浮かんでくるだろう。
人間、社会、大衆、弱さ、正義、……
自分の中に、何があるのだろうか。


あのコインに象徴される、表と裏。
善と悪、光と闇、みたいに、意識させるように、うまく描かれていた。


「キカイダー」(笑)。
火傷と皮膚移植、そして、例のコインの仕掛け。

自己犠牲、究極の選択、沈む船。


自分には、それがピンと響いてきました(笑)。


本当にいい映画だった。
超オススメです。
なんたって、ウチの妻が「良かった、面白かった」と言うくらいですから(笑)。