いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

これは罠?(笑)

2008年08月25日 21時36分50秒 | おかしいぞ
「メトロで触って」

<痴漢容疑>与謝野議員秘書を書類送検 警視庁(毎日新聞) - Yahooニュース


パロディ失礼。ちっとも笑えないね。ごめん。

こんな追い越しざまに触った、とかって、どうやって証明するんだろうね。被害者の証言以外には有り得ないと思うんだけど。万が一、カバンとかだったら?とか思ったりもする。

ハメられた、とかじゃなくて、実際に起こった事件なんだろうけど、でも、どっちの言い分を認めるのか、というのは難しそう。本当に被害者の勘違いみたいなことって、ないんだろうか。ほんの一瞬触れたとして、それって、本当に痴漢目的だったのだろうか。よく知らんけど。

痴漢って、もっと長い時間接触しているものかと思っていた。スリのプロみたいに、ほんの一瞬だけで、何かいいこと(触る男性側にとって、ということです…)ってあるのだろうか。意味がわからん。


ごめんね。
別に被害女性が悪いとか言ってるわけではありませんので。



本気か?

2008年08月25日 21時19分46秒 | 政治って?
これを考えた奴は、一歩前へ出て歯を食いしばれ。


民主党「消費者権利院」創設法案を提出へ 「消費者庁」に対抗(産経新聞) - Yahooニュース

(一部引用)

民主党人権・消費者調査会(仙谷由人調査会長)は25日、政府の「消費者庁関連法案」への対案として、消費者権利官を長とする「消費者権利院」を創設する法案の要綱案をまとめた。民主党は「次の内閣」で正式決定し、臨時国会で議員立法として衆院へ提出する方針だ。

 法案の名称は「消費者権利院法案」。民主党は、政府・与党が検討する「消費者庁」は、中央に設置する内閣府の一外局に過ぎず、地方の消費者行政と連携が取れないなど、実効性のある行政が展開できないと判断。内閣の外から行政機関を監視するため、会計検査院のように、内閣や国会から独立し、強い権限を持つ「消費者権利院」を創設することにした。

=====



「権利院」って(笑)、腐ったような名称は何だ?
まさか、「義務院」って兄弟組織でも後で作ろうってことか?
英語表記できんの?
いや、別にどうだっていいんだけどさ。

独立した強い権限、って、おま、、、合法的な「吊るし上げ」機構を創設ってことじゃんか。霞ヶ関の「みのもんた院」だか「ほっとけない院」だかを作ろうって魂胆なんじゃないの?
おいおい、よしとくれよ。ほっといてくれよ。

○ね>民●党


今までよりも更に強権を与えようってんだから、いちいち「ヒステリック」に大騒ぎになっちゃうんじゃないか?

大変だー!
ナニナニがこんなに危険なんだー!
これも、あれも、みんなアブナイんだー!!
アレでコレが病気になってしまうんだー!


ハイ、これ禁止、あれは販売中止、みんなに賠償せよ、…

目に浮かぶようで怖い。



星野ジャパンを振り返る

2008年08月25日 14時45分38秒 | いいことないかな
1)予選

予選は全勝だったら嬉しいけれども、そうじゃないからといって、ダメなわけじゃない。どちらかといえば、調子の良い者と悪い者を篩にかけていくような意味合いだろうと思います。日本は、初戦のキューバに負けた後、ちょっと気落ちしたというか、出鼻を挫かれた感はあっただろう。特に、「ダルビッシュを立てて負けた」ということにちょっと気にしたのではないかと思います。ま、それでも収穫はあったわけです。田中が好投したし、終盤には得点を許さなかったわけですから。

台湾戦は、終盤9回まで2-1の僅か1点リードで抑えて、最終回に4点取って突き放したのですが、試合の殆どは「1点リード」のままでした。ですから、かなり厳しい試合だったことは間違いないでしょう。オランダには楽勝でしたので、投手にとっては楽な展開だったのではないかと思います。

さて、韓国戦を迎えた日本は、キューバに負けた後、台湾とオランダ戦に勝ち、2勝1敗でした。韓国は初戦の米国戦をサヨナラ勝ちして勢いに乗り、カナダ戦では1-0の辛勝を納めて2連勝で日本と対戦でした。
日韓対戦はいつも接戦になります。アジア予選の時もそうでした。終盤までは同点で進んでいたのですが、9回に3点勝ち越しを許し、日本は1点返したものの敗戦となりました。この時の経験を次の試合に活かすことだけを考えておけば良かったのだろうと思います。負けはしましたが、日本の形がある程度出来ていたのだろうと思います。この時には、「意図的に無理に勝ちには行かない」ということなんだろうな、と思っていました。記事にも書きましたが、細かい野球をしているようには見えなかったからです。相手に手の内を明かさない為の方策なんだろうな、と、そういうことです。

日本はカナダ戦で1-0勝ちを収め、あの試合では日本の投手がよく抑えたと思います。あれが守りの野球、ということだろうと思います。


2)決勝トーナメント

準決勝は韓国戦でしたが、早々に2点リードしたので、日本ペースで試合が運べていたと思います。ポイントになったのは、6回以降の日本の攻撃、或いは守備ということかと思います。是が非でも「次の1点」を取りにいく野球をするのであれば、「何らかの工夫」が必要でした。前回の韓国戦でも、終盤までは勝ち越しを許していなかったわけで、韓国は終盤にかなり粘ってくるというチームなのだということは判っていたはずです。日本の投手力を考えれば、中々逆転は難しいということは当然です。そういう野球をやるべきであったのだろうな、と思います。

次の米国戦ですが、これは金メダルを逃したことへの絶望感みたいなものが、モロに出てしまったからではないかと思います。和田と阿部のバッテリーは、同じミスを前回同様にやってしまいました。まあしょうがないでしょう。運がなかった。

一つ言えるのは、最後まで自分たちの力を信じることができなくなってしまった、というのが敗因かと思います。それは、予選でキューバ、韓国、米国のいずれか1試合でも勝っておけば、自信を失わずに済んだのかもしれませんが、「勝ってない」という現実が目に見えないプレッシャーになったのではないかな、と思います。


3)韓国はどう戦ったのか

まず、優勝した韓国についてですが、チームとしてうまくまとまってやっていた結果だろうと思います。実力はあるというのは認めますが、ダントツの力があったかと問われれば、日本が優勝していても不思議ではなかっただろうな、と思います。最後の最後は「チーム力」で差が出たのだろうと思います。

韓国の予選をみると、1点差勝ちが4試合で、どちらかと言えば「薄氷を踏む」思いで試合を重ね、結果的に全勝で抜けていきました。
初戦の米国戦では最終回に逆転を許して6-7となった後の9回裏にサヨナラ勝ちを納めたのですね。台湾戦では、8-0の楽勝ペースから何と同点に追いつかれたものの、終盤で1点を勝ち越し、その虎の子を守って勝ったのです。雨でサスペンデッドになった中国戦は延長タイブレークで1-0勝ち、カナダ戦も1-0勝ちでした。

つまり、辛勝を重ねて勝ち上がっていったのだ、ということです。で、途中の日本戦に勝ったことが、勢いをつけるのに役立ったのだろうと思います。キューバにも打撃戦で勝ちましたから。

準決勝の日本戦では、前回登板で好投した同じ投手を立てて、終盤まで1人で引っ張りましたよね。あれはかなり勇気のいる作戦だったろうと思うのですが、2~3点勝負になる、ということに賭け、しかも終盤に必ず追いつき逆転できる(してやる)、という気迫以外の何ものでもないでしょう。味方がいつ点を取ってくれるか判らないけれども、じっと耐えて投げ続けたあの投手の精神力は、凄いと思うね。必ず追いつくから待ってろ、みたいな強さがチームにはあったんだろうと思います。それが実って、終盤に同点から逆転へと繋げていきました。

決勝のキューバ戦では、韓国は僅か4安打でしたが、HRで2点先制し、終盤に1点を追加して、これが決勝点になりました。キューバも5安打で、単発のHRで2点取っただけでした。最終回のキューバの攻撃は、ノーアウトで1塁に出すと、HRバッターに送りバントをさせて2塁とし、その後四球で1アウト満塁と攻め立てました。一打逆転サヨナラのケースです。
韓国はキャッチャーが抗議で退場となり、かなりピンチの場面でした。外野フライでも同点になってしまうかもしれませんからね。
ここで、予選の日本戦で最終回に登場しGG佐藤を三振に仕留めた、あの軟投派の緩いボール使いを登板させたのです(日本戦では1アウト2、3塁でした)。こう言っては失礼だろうと思いますけれども、長いリーグ戦とかであると目覚しい成績を残せる投手なのかどうか疑問が残りますが、初対戦とか少ない対戦でなら「抑えられる」ということなんだろうと思うのです。剛球なんかなくてもいい、あるのは「自分を信じる力」だけだったのではないかと思います。恐らく、気持ちの強さ、というだけで、日本戦で登場したし、キューバ戦の絶体絶命の場面でも投げたんだろうと思うのです。で、内野ゴロを打たせ、ゲームセットとなりました。この投手にこそ、勝利のヒントが隠されているのではないかな、と思います。

韓国は、よく考えて野球をやったのだと思います。日本がやるべき形の野球を、韓国ができたのだということです。決勝の試合が、その答えなのではないかな、と思います。
力の差が少ないとなれば、そうそう打てるものではありません。だから、せいぜい3点とか5点以下の試合を勝たねばならない、ということだろうと思います。少ないチャンスを活かし、いかに得点するか、また失点をどう防ぐか、ということです。3点取った韓国が勝ち、2本のHRを打ったものの2点しか取れなかったキューバは負けた、ということです。


4)日本には何が足りなかったのか

自画自賛になってしまうかもしれませんが、日本の投手力は他の全チームと比較しても、ダントツで1番だったと思います。安定度や失点の少なさということでは、粒が揃っていたと思います。これを活かす野球、というものを考えてやらねばならない、と思います。

あんまり打てないのであれば、それはそれでしょうがないのです。ならば、「ノーヒットで1点を取る」野球をやらねばならん、ということです。カッコよく、打って勝てるならそれでいいのですが、難しい時にどうするかを考えてプレーする、ということです。カッコよさとか、自分の信念とか、そういうのはどうでもいい。ホームランでも1点だが、ノーヒットでも1点ですから。ソツのなさ、というのが足りなかったと思いますね。

例えば、2アウトからランナーが出たら、いきなり初球から走らせる、とか、そういうギャンブルを見せなければ、突破口が開けていかないのでは。何の為に足のある選手を入れているかといえば、走れる為なのだから。そういう揺さぶりをかけていくことを考えなければ、攻略できないこともある。2アウトからヒットが出て、1、2塁になったとしても、その後に打てないことも多々あるから。連続でヒットを連ねるというのは、中々大変だから。特に、いい投手に当たってしまえば、連打は難しくなる。初球から走られたら、たとえ1度はアウトにできたとしても、次のケースからはキャッチャーを悩ませることになるだろう。

抜いたチェンジアップとか変化球は投げさせにくくなる。ストレートを待たれると、より厳しいコースに投げなければならない。1球外して様子を見れば、カウントを不利にする。そういうモロモロがあると思うのですよ。塁に出るのなんて、クリーンヒットなんかじゃなくても、エラーだろうが何だろうが、何だっていいのですからね。そういうことの積み重ねが相手にプレッシャーを与えていくと思うのですよ。走ってくるかもしれない、と思えば、守る方は大変だし、投手はかなり気を遣うだろう。
走らせる、バント、エンドラン、などを組み合わせてやっていかねば、チャンスは生まれないだろう。例えば、準決勝の6回、青木がノーアウトで出た後の攻撃は、そういう「考えた野球」というものがなかった。進塁打を考えて、左投手の球をおっつけて右に打つとか(後から代打で出た宮本がそうやってヒットを打った)、青木に盗塁を仕掛けさせるとか、そういうこともなかった。ただの「早打ち」だけ。1点をもぎ取りに行く野球、ということを、もう少し考えておいて欲しかったな、と。

日本チームは、「勝っている」自分たちが、自ら窮地に追い込んでいったように思うけど。打てない焦りのような、そういう何かだ。「増幅する不安」というやつだと思うよ。韓国の9回に登場した、あの投手のように、「緩い球」しか持たないのに、「自分の自信のある球を投げるんだ」というような気持ちがあれば、何かが違っていたかもしれない。


いずれにせよ、決勝トーナメントは「1戦必勝」しかないのだから、自分を信じ、仲間を信じて、目の前のプレーに集中する以外にはないのだと思います。それで敗れたのなら、相手の力量が上回っていたのだ、ということです。そうではなくて、気持ちで負けてしまうのは、残念でなりません。