また巧妙な論点ずらしを行うつもりなのだろうか。
>金融政策と財政政策の間(その2) - 岩本康志のブログ - Yahoo!ブログ
岩本教授は、大きく以下の2つに分けて論じている。
部局A リスクのある資産を保有し,国債を発行する
部局B 国債を保有し,通貨を発行する
この話というのは、以前の論点や主張とはかけ離れていっているとしか思えないわけである。岩本教授は、以前には「リスク資産保有+国債発行」などという部分について論じていたわけではなかった。
>財政法第5条(日銀の国債引き受け)について - 岩本康志のブログ - Yahoo!ブログ
>通貨発行益 - 岩本康志のブログ - Yahoo!ブログ
貨幣の発行について、ということと、国債引受ということ、これを言っていたのであって、別に土地建物の不動産を買えだの、特定企業の株式を買えだのということを、真っ先にやれということではない。だから、以前の議論には、そんな話は「何処にも出てきていなかった」ではないか。それに、岩本教授が『リフレ派』と呼んでいる人々全員が、そうしたリスク資産の購入をいの一番に主張しているわけでもあるまい。
誤魔化しと同じではないか。
日銀が国債を買うのはおかしい、とか、紙幣発行はダメだ、ハイパーインフレになってしまうからだ、とか、散々そういうことを岩本教授は言ってきたわけである。それらは、岩本先生のいう「部局B」の役割なのであり、「紙幣を発行して国債を買え(保有しろ)」ということであって、ここで部局Aとかいうのを生み出して論ずる意図が分からない。
「日銀が国債発行しろ」なんて、誰か言ったのか?
日本政府は国債発行すると、それは見合いのリスク資産購入に充てられているのか?「部局A」のお仕事を現実に担っている機関は、岩本教授にとっては「どこ」に当たるんでしょうか?
説明を見る限り、適当な思いつきと何ら違いがない。
多くのリフレ派がどういう主張なのかは、ぼく自身正確に知るわけじゃない。
だが、巨額の国債を発行してリスク資産を買え、なんていうことを着手する前に、ごくごく普通のことをやれ、って言ってんだろが。日本国債の買入がそんなにまで言うほどの「リスク資産」と呼ぶのか?(一般的には安全資産として国債が買われてきたのではないか?)
だったら、貨幣発行はできないんじゃないのか。岩本先生の言い分では、金塊でも持ってその価値に見合う分だけの貨幣発行を認めろとかいう、金本位主義か何かでも信奉しているのではないかとしか思えないわけだが。
紙幣発行の根拠って何ですか?
岩本先生の主張からは、全く分からない。
岩本教授は、日銀の行う「長期国債買入消却」とか、国債買現先オペのようなものを、「財政政策」と呼ぶつもりなんですか?
負債サイドに紙幣発行、見合いの資産では長期国債買入とか買いオペでいいんじゃないですか、という話をしているんですよ。まずそこからやれ、って百万年前から言っているんですよ。そこもやってないのに、何故「部局A」の話だけクローズアップしてきて、議論の焦点をズラすような真似をするのか、理解できない。
素直に、供給オペというのは何か知らなかった、と言えばいいではないか。
国債の買いオペというのと、日銀の国債引受がどういう違いがあるのか知らなかった、と認めればいいのにね。
よく知りもしないことを、まるで事実であるかのように解説したり、学術的に正当であるかのように装って、単なる個人的主張を織り交ぜるのは、専門家としてどうなんですか、という話だ。
>金融政策と財政政策の間(その2) - 岩本康志のブログ - Yahoo!ブログ
岩本教授は、大きく以下の2つに分けて論じている。
部局A リスクのある資産を保有し,国債を発行する
部局B 国債を保有し,通貨を発行する
この話というのは、以前の論点や主張とはかけ離れていっているとしか思えないわけである。岩本教授は、以前には「リスク資産保有+国債発行」などという部分について論じていたわけではなかった。
>財政法第5条(日銀の国債引き受け)について - 岩本康志のブログ - Yahoo!ブログ
>通貨発行益 - 岩本康志のブログ - Yahoo!ブログ
貨幣の発行について、ということと、国債引受ということ、これを言っていたのであって、別に土地建物の不動産を買えだの、特定企業の株式を買えだのということを、真っ先にやれということではない。だから、以前の議論には、そんな話は「何処にも出てきていなかった」ではないか。それに、岩本教授が『リフレ派』と呼んでいる人々全員が、そうしたリスク資産の購入をいの一番に主張しているわけでもあるまい。
誤魔化しと同じではないか。
日銀が国債を買うのはおかしい、とか、紙幣発行はダメだ、ハイパーインフレになってしまうからだ、とか、散々そういうことを岩本教授は言ってきたわけである。それらは、岩本先生のいう「部局B」の役割なのであり、「紙幣を発行して国債を買え(保有しろ)」ということであって、ここで部局Aとかいうのを生み出して論ずる意図が分からない。
「日銀が国債発行しろ」なんて、誰か言ったのか?
日本政府は国債発行すると、それは見合いのリスク資産購入に充てられているのか?「部局A」のお仕事を現実に担っている機関は、岩本教授にとっては「どこ」に当たるんでしょうか?
説明を見る限り、適当な思いつきと何ら違いがない。
多くのリフレ派がどういう主張なのかは、ぼく自身正確に知るわけじゃない。
だが、巨額の国債を発行してリスク資産を買え、なんていうことを着手する前に、ごくごく普通のことをやれ、って言ってんだろが。日本国債の買入がそんなにまで言うほどの「リスク資産」と呼ぶのか?(一般的には安全資産として国債が買われてきたのではないか?)
だったら、貨幣発行はできないんじゃないのか。岩本先生の言い分では、金塊でも持ってその価値に見合う分だけの貨幣発行を認めろとかいう、金本位主義か何かでも信奉しているのではないかとしか思えないわけだが。
紙幣発行の根拠って何ですか?
岩本先生の主張からは、全く分からない。
岩本教授は、日銀の行う「長期国債買入消却」とか、国債買現先オペのようなものを、「財政政策」と呼ぶつもりなんですか?
負債サイドに紙幣発行、見合いの資産では長期国債買入とか買いオペでいいんじゃないですか、という話をしているんですよ。まずそこからやれ、って百万年前から言っているんですよ。そこもやってないのに、何故「部局A」の話だけクローズアップしてきて、議論の焦点をズラすような真似をするのか、理解できない。
素直に、供給オペというのは何か知らなかった、と言えばいいではないか。
国債の買いオペというのと、日銀の国債引受がどういう違いがあるのか知らなかった、と認めればいいのにね。
よく知りもしないことを、まるで事実であるかのように解説したり、学術的に正当であるかのように装って、単なる個人的主張を織り交ぜるのは、専門家としてどうなんですか、という話だ。