やや珍しい、ドイツ映画。
ドイツ語特有の音を聞くと、昔のあまりに苦痛だったドイツ語の授業を思い出す。
語学って本当にセンスが必要だよね。
ぼくには、からっきしなんだけど。
ドイツ語どころか、英語だってままならないのにね(笑)。
過去のトラウマはこのくらいにして、本題に入ろう。
ドイツの高校生って、大胆。
誇張はあるかもしれないけれど、たぶんこんな感じなんだろうな、というのは分かる。ほぼ大人と同じなんだね。日本って、かなり幼稚ってことなんだろうか。だけど、高校生は高校生だから。
自転車は当然として、スケボーがあんなに行われているというのが、ちょっと意外。フランスならきっとそうだろうな、とは思うけど、ドイツ人にスケボー人気というのはイメージがやや合わないような感じだ(個人的先入観?のようなもののせいかな)。
若者風の音楽は、パンク系の感じで、実際若者グループには「パンク野郎」が典型例として登場してきているものと思う。そうなのか、ドイツの若者はこういう音楽嗜好なのか、と。ドイツ・オ―ストーリーとくれば、クラシックの殿堂みたいな既成イメージがあったので、かなり予想外。
映画の根幹には、独裁を学ぶ授業と実習、というものがあるのだが、人間の行動原理みたいなものを詰めてゆくと、こうなって行くのだな、と戦慄を覚える部分はある。
最も恐ろしいのは、自発的に参加・加担・協力してゆく人々、ということである。みんな平凡であり、総じて善良であり、極々普通の人々なのだ、ということ。そこに怖さがある。
日本は、特に学ぶべきものが多い、と思った。制服だしね(笑)。
特別な秘密結社みたいなものを作り上げずとも、知らず知らずのうちに、組織の一員となってゆくのである。よいことをしようと思って、やってしまうことが、逆に組織存続を助ける結果になるのだ。一度異端とか非協力者の区分けが出来てしまうと、同調圧力は強まるとか排除しようとする傾向が強まるのだ。日本でいうところの、空気に支配される、というようなことも、似ていると思った。集団になれば、力を発揮できるというのは本当だと思うけど、度が過ぎると悪い方向にも力を発揮してしまう、ということだ。これは、イジメの構図と近いかもしれない。
常にそういうことに注意を払っていなければならないだろう、というのは、日本人に一番必要なアドバイスではないか。
あと、映画中の部活には、かなりマイナー競技の水球が選ばれていたのだが、ドイツでは人気競技なのだろうか?あんまりよく知らないんだよね。
イギリスとかなら、ラグビーとかボートとか典型例があると思うけど、ドイツって、そういうイメージが湧かないから、学校対抗の水球の試合って言われても、へえ~としか言いようがないな(日本だと野球、剣道、柔道、サッカー、ラグビー等々、色んなバージョンがあるな)。
ユニークな映画で、おススメ。
ドイツ語特有の音を聞くと、昔のあまりに苦痛だったドイツ語の授業を思い出す。
語学って本当にセンスが必要だよね。
ぼくには、からっきしなんだけど。
ドイツ語どころか、英語だってままならないのにね(笑)。
過去のトラウマはこのくらいにして、本題に入ろう。
ドイツの高校生って、大胆。
誇張はあるかもしれないけれど、たぶんこんな感じなんだろうな、というのは分かる。ほぼ大人と同じなんだね。日本って、かなり幼稚ってことなんだろうか。だけど、高校生は高校生だから。
自転車は当然として、スケボーがあんなに行われているというのが、ちょっと意外。フランスならきっとそうだろうな、とは思うけど、ドイツ人にスケボー人気というのはイメージがやや合わないような感じだ(個人的先入観?のようなもののせいかな)。
若者風の音楽は、パンク系の感じで、実際若者グループには「パンク野郎」が典型例として登場してきているものと思う。そうなのか、ドイツの若者はこういう音楽嗜好なのか、と。ドイツ・オ―ストーリーとくれば、クラシックの殿堂みたいな既成イメージがあったので、かなり予想外。
映画の根幹には、独裁を学ぶ授業と実習、というものがあるのだが、人間の行動原理みたいなものを詰めてゆくと、こうなって行くのだな、と戦慄を覚える部分はある。
最も恐ろしいのは、自発的に参加・加担・協力してゆく人々、ということである。みんな平凡であり、総じて善良であり、極々普通の人々なのだ、ということ。そこに怖さがある。
日本は、特に学ぶべきものが多い、と思った。制服だしね(笑)。
特別な秘密結社みたいなものを作り上げずとも、知らず知らずのうちに、組織の一員となってゆくのである。よいことをしようと思って、やってしまうことが、逆に組織存続を助ける結果になるのだ。一度異端とか非協力者の区分けが出来てしまうと、同調圧力は強まるとか排除しようとする傾向が強まるのだ。日本でいうところの、空気に支配される、というようなことも、似ていると思った。集団になれば、力を発揮できるというのは本当だと思うけど、度が過ぎると悪い方向にも力を発揮してしまう、ということだ。これは、イジメの構図と近いかもしれない。
常にそういうことに注意を払っていなければならないだろう、というのは、日本人に一番必要なアドバイスではないか。
あと、映画中の部活には、かなりマイナー競技の水球が選ばれていたのだが、ドイツでは人気競技なのだろうか?あんまりよく知らないんだよね。
イギリスとかなら、ラグビーとかボートとか典型例があると思うけど、ドイツって、そういうイメージが湧かないから、学校対抗の水球の試合って言われても、へえ~としか言いようがないな(日本だと野球、剣道、柔道、サッカー、ラグビー等々、色んなバージョンがあるな)。
ユニークな映画で、おススメ。