いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

頑張れ!ロン&バーニー!

2010年07月17日 14時54分20秒 | 防衛問題
このような意見がどんどん出されるのを、待っておりました。

在沖米海兵隊 広がる不要論 下院の重鎮「冷戦の遺物」 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

(以下に一部引用)

ことの発端は今月6日。与党フランク氏と野党ロン・ポール氏の両下院議員が、米国の有力サイト「ハフィントン・ポスト」に寄せた論文だ。「なぜわれわれは軍事費を削減しなければならないのか」と題し、2010年度の軍事費6930億ドル(約61兆円)は歳出全体の42%にも上り、経済活動や国民生活を圧迫していると説明。米国が超大国として他国に関与することが、逆に反米感情を生み出している側面も指摘した。
 結論として「財政再建と雇用創出が国の最優先事項だ。度を越した軍事費問題に取り組まなければならない」と強調した。
 この記事が大きな反響を呼んだ。8日に大手テレビMSNBCやCNNニュースはフランク氏らを招き、論点を取り上げた。10日は米公共ラジオ局も取り上げ、フランク氏は「1万5千人の在沖海兵隊が中国に上陸し、何百万もの中国軍と戦うなんて誰も思っていない。彼らは65年前に終わった戦争の遺物だ。沖縄に海兵隊は要らない。超党派で協力し、この議論を提示していきたい」と訴えた。
 12日のウォールストリート・ジャーナルは「普天間飛行場の県外・国外移設を望む沖縄に、強力な助っ人が現れた」とし、今後この動きが加速する可能性に触れた。
 国会議員を15期30年務め、政治手腕に評価の高いフランク氏の発言には、綿密な裏付けがある。自らが主導し超党派で立ち上げた軍事特別委員会が、6月に発表した報告書だ。軍事専門家らを交えて軍事費を細かく精査した結果、欧州やアジアの駐留軍の縮小、オスプレイなど軍用機調達の停止・延期などによって、10年で1兆ドル(約88兆円)が削減できるとの試算を出した。

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まっこと、その通りと膝を打ちましたよ。

前にそれに類する記事を書いたことはある。
幼年期の終わり

この中で、次のように述べた。
『もし、米国の力が衰えていくとするなら、どうなると思うか?
ソ連が軍事予算を継続することが困難になって、体制崩壊を招いたわけだ。米軍の60兆円産業が一体いつまで持続可能なのか、ということを想像しないのが不思議ではある。双子の赤字が続けば、財政破綻は訪れるよ。日本の持ってる米国債を売ったって、やっぱり破綻危機に陥るわな(笑)。けど、6千億ドルくらいだったら、軍事予算を諦めて国債を買い支えればいいかもね。』

そういうことに頭が回る人であれば、在沖海兵隊をどうするかということをきっと考えるはずであろう。国防総省なのか海兵隊なのか「知日派ロビー」なのかわからないけれども、米国内を抑制してくれるならば、日本側にだって米国への協力の余地は出てくるであろう。
普天間基地問題で譲歩してくれるなら、米国への経済協力などを含めて条件を提示しましょう、ということにできるはずである。


米下院の動きに期待したい。


真の友人は、きっといると信じていたよ。



続々・メキシコ湾原油流出事故対策についての雑感

2010年07月17日 11時19分54秒 | 社会全般
とりあえず、原油流出が止まったそうで、良かったですね。
ほっと一安心、というところでしょうか。

原油流出確認されず=米メキシコ湾(時事通信) - Yahoo!ニュース


実は、とても責任を感じていたんですよ。前に、破断したライザーパイプを切断しろ、って書いちゃった手前、やっぱり流出が止まらないというのを聞けば「これって、オレのせい??」とか思ってしまって……。


メキシコ湾原油流出事故対策についての雑感

続・メキシコ湾原油流出事故対策についての雑感


まあ、拙ブログ如きが提案したところで、何の影響力もないとは思いますから、オレのせいではないことは確かですがね。それでもやっぱり、罪悪感を感じるものです。

物理学者とか科学者たちやその他専門家を呼び集めて、対策を考えるとホワイトハウスは言っていたのですが、結局のところ大した案は出なかった、ということなのかもしれません。当方のような素人が考える水準と大差ない、ということなのかな?(笑)


ま、これはいいですが、流出が止まったのは何よりでした。