いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

今度もケチョンケチョンですかな?(笑)

2010年07月22日 18時24分15秒 | 外交問題
まったく、どうしてこうなのかね。笑える。

昨夜の記事で、『あのね、アメリカが、事実とか証拠を掴んでいる時、はっきりそう言わないなんてことがあると思いますか?』と書いたら、途端に証拠の一つを出してみましたよ、と(笑)。

韓国哨戒艦撃沈 北魚雷の製造工場特定 米、「价川市」と日韓に伝達(産経新聞) - Yahoo!ニュース

ふーん、そうですか。
魚雷の動力部を製造した工場が特定できたとして、それは、沈没事故の証拠としてどんな意味があると思うか?

何の実証にもならんな。
北朝鮮犯行説の裏付けには、何らの効力もない。ぼくがアメリカの立場ならば、「掴んでいる事実」を多分入れてきたんだろうな、と思う。何故なら、「アメリカの出してくる証拠なんて捏造」とか批判されている時には、特段不利となることがなければ、事実を小出しにするくらいはやるだろう、ということ。

なので、たとえ米国が言うように、魚雷の動力部の製造工場というのが本当だとして、それが何の補強になるかといえば、特に立証の足しにはならない。

もっと別な疑問なら浮かんでくるわけだが。
それは、5月20日の発表前であれば、「魚雷の破片」と見られる金属片とか火薬なんかは、「ロシア製」か「中国製」と言っていたからである。
北朝鮮の工場で作られたということとどういう整合性があるのか、米国には説明する責任がある。
例えば、
「CHT-02D」の製造については、
①動力部は北朝鮮のケチョン市
②弾頭部は中国の○○かロシアの××
とか、
③材料の金属と火薬は輸入品で、全て北朝鮮で組立

といった説明ということである。

これができないわけがない。製造はケチョン市だとして、どうして「中国製かロシア製」なんていう説明が出てきたのか、米国ならば確実に整合的な説明を付けることができるであろう。だから、その説明を求めているんですよ。もしできない、とか発表しない、ということなら、又しても「ああ、やっぱり米国の証拠は捏造だったか」ということの確証が更に強まる、というだけ(笑)。


ま、期待してますよ。
次はどんな出鱈目の説明を繰り出してくるのかを。