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またまた騙しうちのTPP推進論(追加あり)

2011年11月02日 11時41分31秒 | 政治って?
ルール作りに参加しろ、とかいう論点も、はい、潰れました、ということですか。

>http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011110290070328.html

環太平洋連携協定(TPP)交渉について、米通商代表部(USTR)の高官が、日本の参加を認めるには米政府・議会の非公式な事前協議が必要で、参加決定に時間がかかるため「受け入れが困難になりつつある」との認識を示していたことが、日本政府の内部文書で分かった。正式協議を合わせると米議会の参加承認を得るのには半年間程度が必要な見込みで、早期参加表明しても来夏にまとまる予定のルール策定作業に実質的に加われない可能性も出てきた。

 日本に有利な条件を得るため早い参加が必要、というTPP推進派の主張の前提条件が崩れかねない状況だ。



野田総理を情報隔離し、洗脳してしまえば、こいつが勝手に外国に「好き勝手な約束」をしてしまう、ということになるノダ。

参加ありき、で、もう誰にも止めようがなくなっている、ということなのだよ。このまま行けば、本当に参加表明することになるんだぞ。

>http://mainichi.jp/select/biz/news/20111102k0000m010160000c.html


マスコミへの圧力というのは、こういう例だな。
先日の政府内部文書の報道が、奴らの逆鱗に触れたということなのさ。

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/d88200b0b96ab4706b90dae6acf46cee

毎日新聞にお礼を述べたら、その後の締め付けがどうだったか知ってるか?(笑)
社説で詫びを入れて、続報として上の「交渉参加を正式表明へ」の記事を書かされるハメになった、ということさ。

どの筋からの圧力かな?、と気になるわけですわ。


ああ、全然関係ないけど、水戸黄門が打ち切りにされたのは、とても残念だなあ。松下も立場があるから、困ったのかもしれんがのう。幸之助さんが生きていたら、今の日本の体たらくを見て、何と言っただろう?


経済界の方々に重ねてお伺いする。
本当に、TPP参加が国民の幸せに繋がると、お考えか?
後世の日本人に、恥じることなく、誇りを持って「参加してよかった、日本の為になった」と言えますでしょうか?

ぼくは、松下幸之助が「参加しなさい」と言うとは、到底思えませんよ。



追加です。

野田政権が暴走をやめず、参加表明を強行するのであれば、超党派で不信任を突きつけるよりないでしょうね。

数的には必ず勝てます。

推進している本体は、野田政権の周辺にいる官僚と特定閣僚(玄葉、安住)だけです。執行部といっても、前原、仙谷あたりが理由にもならない理由を語って、時間稼ぎをやっているに過ぎません。
クドクドと小言を言うくらいしか材料はないわけです。

党内で本当に数的に多数派を押さえているなら、野田総理の会見は簡単に行われていたはずです。それができなかった、そして、今現在もできていない、ということこそ、「負けている、劣勢、数的不利」を物語っているということです。

国会答弁でさえ、「参加する」と答弁していないことこそ、真に恐れているのは官邸官僚であり、推進派であるということです。
また、米国は、日本国民の多数がTPPのカラクリを知られてしまっていることで、日本の参加表明には「大歓迎」ということを言えないのですよ。

表向きは、「日本が決めること」と自主的決定を委ねているように見えますが、現実にはそうじゃない、ということも「バレてしまった、ヤバいな」と内心は困っているのです。
これが韓国のFTAで大反対運動が燎原のように広がることを恐れているのと、同じなのだ。


米国にとっては、TPP参加問題が既に「かなりのリスク」という領域に突入している、ということだ。これを無理強いした時、どういう反応が待っているか、ということを、だな。