いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

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株式市場は好調ですね(ワーイ!)

2006年04月03日 22時15分00秒 | 俺のそれ
株式市場の好調を記念して、書いてみます。私の年末予想(来年の大胆予測)では、上昇限界は17500円近辺でしたから、かなり上値余地は狭まってきていると見ています。が、強気の人々は「2万円!」とか言うかもしれんけど。今の勢いならば、今月中にあっさりと17500円を突破するかもしれんな。

因みに、ダウの予想は既に外れとるし(爆)。ゴメンね。こんなにサクッと11000ドルを超えるとは思わなんだ。大体、米国の景気動向は頭打ち、みたいな予想が大勢だったのではなかったか?やはり、外国のことはよくわからんので、予想が失敗だった。「エコノミストの言うことを信じすぎたせいさ」と他人のせいにしてみる。


今後の株式市場予測ですが、チラッと書いておこう。

連休前には持ち高調整などもあるから売られると予想しており、その辺りでどれくらい下げるか、というところでしょうか。5月には大方の決算が出揃ってくるでしょうから、水準調整があるかも、とも思っています。しかし、今までの上昇相場と違って、現時点での下値は割合底堅い、とも思っています。つまり、下げるとしても、昔みたいに「半分に下がる」とかっていう水準までは下がらない、ということです。多分日経平均で14000円程度しか下げないのではなかろうか、と思います。前のように1万円割れとか、8千円割れ、という水準はまずないだろう、ということです。今の日本企業は収益体質は強化されており、景気後退局面でも赤字は割と少ないのではないか、と。しかし、鉄鋼とかの「中国特需」の恩恵の大きい業種は多少の注意が必要かな、とも思っています。


「ライブドア・ショック」で15000円ちょっとくらいまでガーンと下げた時に、「投資チャンス到来せり!」と豪語した(参考記事)わけですが(一部というかほとんど泣きのお願い?)、やはりあの時に買った人は現時点では結構利益が出てるハズですね。因みに私はインデックスタイプの投信を追加購入しました。微々たる額ですけど。それでも日経平均で2千円くらい上がってるから、ラッキー!わっはっは。

今まで毎月積立してたので、一応利益が出てるし。そこで、いよいよ上限が近いかと思い、利益確定の為に投信の半分は現金化しました。ITバブルの時には、そのまま持っていたのですが、やはり現金化して利益を確定しないとインデックスタイプは大幅に下がるので、今回はほぼ全部現金化する積もりです。積立には向かない、とか言われることもありますけど、そうでもないと思うね。銀行の積立なんかより、はるかに利回りはいい。というか、全然違う水準です。長く続けると効果は必ずあると思いますね。まあ、自己責任でお願いします、ですけど。


それと、外貨取引ですが、思いのほか人気があるようですね。何でかな?って思いますけど。特にFXが人気あるらしい。私はやったことがありません。リスクが大きいのは、とりあえず株だけで十分だし、これでお腹一杯です。為替は多分勝ち負けが厳しいので、短期取引で勝ち続けるのは大変だと思うけど。

今まで外貨預金等の経験はあります。シティバンクは手数料が安いし、旅行などで余った外貨も入れておけるので便利ではないかな、と。なので少額資金が外貨預金には入っていますが銀行よりは、やっぱり証券系の商品がいい。(以下、米ドルについて話します)。


理由としては、一般の銀行では外貨預金の為替手数料が高いこと。特に地銀などでは平気で片道2円とかふんだくります。都銀とか一部銀行では片道1円というのもあり、それ以下の割引となっていることも稀にありますが、総じて銀行は高いです。ところが、証券系でみると、全部は知らないけれども、主だったところでは大抵外貨建てMMFの片道手数料が50銭以下であると思います。まず、この時点で銀行は不利です。始める前に、為替水準が1~1.5円も違うのと同じで、既に金利が約1%程度下回るのと一緒ですよね。なので、余程手数料の有利な銀行以外は止めた方がいいと思います。


それと、銀行の外貨預金では、一般人の「釣り」の為に、初めの1ヶ月間だけ12%とかのボーナス金利が付いてたりすることもありますが、これも十分注意が必要です。期間金利がどの程度なのか、通算で見るべきですね。初めの一ヶ月間に1%分利息が付いても、残りは年利3%とかの低い水準かもしれず、仮に1年間置いた場合の通算利息がいくらになるか見るべきですね。このケースでは、元金千ドルについて、初めの1ヶ月には10ドルの利息、残りの11ヶ月では約27ドル利息が付きます。つまり1年分では約37ドルですから、年率では3.7%になります。普通に考えて、ある期間にボーナス金利を付けてもまだ十分銀行が儲かる、ということは、他の部分にヒミツがありそうです(笑)。


証券会社の外貨建てMMFはもうちょっと金利が高いことが多く、しかも一ヶ月ごとに利息がもらえます(運用実績や商品によって多少異なります)。再投資されるし。為替水準によって、ドルの売り買いをすればいいので便利です。忘れていると、債券利息などでいつの間にか増えますが、為替次第ではドル売りをします。円高になればドルを買い戻せばいいのだし。チャンスを待つ間は、MMFの金利収入(今は3.9~4%前後くらいかな?)がちゃんと得られますから、損した気分にはなりませんね。それに利息収入自体は円でドルを買った訳ではないので、「失敗感」というのはないですね。なので、割とオススメですね。「精神衛生上」もよろしいかと思います(笑)。


何度もいうようですが、一般個人がFXのような為替取引で勝ち続けるというのはかなり難しく、参加者の半分以上はマイナスだろうと予想しています。それでもやりたい人はいいと思いますが、私ならまず参加しないです。外貨で大損しない為には、長期間運用することを重視した方がいいと思います。それならば素人であっても、運用成績はそこそこ残せますよ。特に利息収入で勝つことを考えた方がいいと思いますね。たまたまタイミングが良ければ、為替差益を手にすることもある、という程度の方が大怪我は少ないと思いますけど。それと、初めから大金を投入したりせずに、少額でスタートして、徐々に慣れたら増額した方がいいと思います。10万円(千ドル)程度でまずは試してからでいいのでは、と思います。外債は千ドルでも買えるのが結構あります。金利収入は魅力があり、時々円に替えたりしてもいいですし、ドル建て投信を購入したりしてもいいですし。ドル建て投信には分配金が安定している長期間(30年以上とか)の運用実績の商品もあったりします。


競馬などのように一発当てたい人は、ちょっとリスクの高い取引(FXのような)にチャレンジしてもいいと思いますが、将来の資金(例えば老後資金)をそれで運用するかというと、かなり難しいように思えます。投入資金の殆どを捨てる覚悟が必要なのではないかと思います。


民主党の迷走劇2

2006年04月03日 17時22分59秒 | 政治って?
前の続きです。
本当に総退陣となってしまった前原執行部ですが、元々メール問題によって永田議員の議員辞職までが必要な重大案件とも思えませんでした。永田議員が初めから武部氏の名前を出さずに追及することもできたでしょうが、「功を焦った」ということかもしれません。もっと確証を固めてから実名を出すべきでした。

それでも、直ぐに撤回するなり謝罪するなり、対応していれば、これほどこじれることもなかったのではないかと思えます。「野田国対の首」と引き換えに決着を図ったにもかかわらず、全く収拾がつかなかった。逆に長引くことで、民主党の被害が拡大してしまった。永田議員は辞職をしないと思っていたはずなのだが、雲隠れしたために状況が悪化したばかりか、やっぱり辞職となってしまった。それなら最初から辞職していれば、執行部の総退陣までには至らなかっただろう。


<寄り道:麻生親分が「エイプリル・フールだから、総退陣という話なのかと思ったよ」と、非常に気の利いたナイスなコメントをしていた(笑)。年寄りくさくなくて、いいと思った。まあ、自民党から見てても、マジで「冗談みたいな話」ということでしょう。要するに、呆れられてる、と。>


まあ、可哀想だが仕方がないことなのかもしれないな。民主党にとっては最悪の結果だね。

・国民の信頼・支持を大きく損なってしまった
・執行部は総入れ替え
・永田議員は辞職

普通はこのうちのどれか一つくらいで被害は収まるものなんだろうと思うけど。


きっと武部さんがよっぽど怒っていたんだろうね(笑)。だって、テレビで何度も繰り返し繰り返し「私の息子です!」というホリエモンの選挙応援シーンが流されてたから。ライブドア事件の時に散々叩かれたのに、暫く経ってからの「疑惑メール」事件で再び同じ映像が流されたもんね。確かに、怒るかもしれんね。「許せませんよ~、絶対に」と思うだろう、やっぱり。


なので、事態が悪化する前に、

・永田議員が「腹を切る」覚悟で謝罪するべきだった
→いっそ切れば=辞職すれば良かった、隠れたのは最悪だった

・野田国対が引責となったのだから、自民党に話を通せる交渉材料をきちんと出すべきだった
→野田さんの首には重みがないのかな?「オレに免じて収拾をつけてくれ」とか頼めばよかったのに

・前原くんが「強気」発言だった(特に党首討論)のを止めればよかった
→無用なところで頑張ることもなかったのでは。逆に評価を下げてしまい、総退陣の遠因となったかも

教訓:早い段階で誠実に謝るべきだった、時には「退く勇気」を持て(笑)


<囲碁でも時々あるんですよね。変に頑張ると「大石が死ぬ」のです。前にも書いたけど。今回の民主党は、まさにこの通りだと思えますね。つまらないところで意地を張ってしまい、少し損するのを躊躇って、全部生還させようともがきにもがいて、結局石数を更に多くしてしまった挙句に「全滅」みたいなもんです。ごっそりイカレてしまったということです。>


次の代表選考でも、民主党に対する国民の総スカン(死語?)が起こるかもしれないです。正念場に差しかかっていますね。それとも分裂しますか?思い切って。自民党から弾き出された議員さんたちも、「日陰組」で鬱々としているでしょうし(笑)。普通に考えれば、そんなことは有り得ないとは思うけど。



本当に長い間ありがとうございました

2006年04月01日 18時53分49秒 | 俺のそれ
みなさん、大変お世話になりました。
今日をもちまして、当ブログも逝くことにします。

自分の無力さ、アホさ、等々
気付かされることばかりでした。

そして、
社会に対しては、
自分の存在が如何に
無用か、
役立たずか、
思い知らされました。

今後自分の気力を維持するのは難しく、
モチベーションも消えうせました。

それは、
やっぱり自分の存在が無駄だからです。
世の中全体では、
何一つ
或いは、何らの影響も
与えることが出来なかった自らの
無力に打ちのめされて、
地獄に堕ちたもののように
二度と這い上がることもできず、

今日の終わり迎えるしかなかったのです。


では、みなさん、
お元気で。













なーんて、ね。
本気にしましたか?

今日はエイプリル・フールでしたので、ちょっと悪戯してみました。
どうでしたか?
一部には、ちょこっと本音も混ざっています(笑)。


今までの御愛読に厚く御礼を申し上げます。
これは本当の気持ちです。


これからも、書きたい放題で書いていきます。
しかし、最近は中々パソコンの前に座れる時間が減ってしまって、
更新が滞りがちですが、
出来る範囲で続けて参りたいと思います。


今後とも宜しくお願い致します。



民主党の迷走劇

2006年04月01日 18時37分23秒 | 政治って?
このような結末は予想していなかったが、民主党の”体質”と、違う方向性に”逝って”いることだけは当たっていたようだ(笑)。メール問題などという瑣末な問題について、多くの国民は「まだやってたんですか?(爆)」という反応が大半だろう。

多少の忠告(というか、愚痴とも言う)はしたわけですが、本当に逝ってしまいました。1月を振り返ると懐かしいですね、何だか。

参考記事:
話題シリーズ21
ガセネタ騒動
民主党よ、サヨウナラ



国会議論では、本質的な議論は霞んでしまい、無益な時間が過ぎていっただけだ。自民党は相手の大チョンボに便乗して、何の苦もなく国会運営を行うことができた。民主党は一人で騒いで、一人で勝手に転んでしまった。ある意味、「野党ゼロ国会」(それとも「与党内国会」?)とも言うべき珍現象であろう。専ら自民党内での「ポスト小泉」レースに耳目が集まり、主要閣僚の発言が注目され候補者たちの「対立論点」の模索がメディアを中心に行われただけだ。一体何の為の国会なのか。茶番劇の幕引きにしては、お粗末過ぎる結果である。これで国民生活に必要な議論が尽くされてるとは到底考えられないだろう。


民主党の失敗について少し考えてみたい。前原代表の若さ・未熟さ、という通り一遍の論評が多いように思うが、認識にややズレがあるかもしれない。私は単なる前原代表の力量の問題、などとは考えていない。どんな党首を立てたとしても、今の民主党のありようでは全然ダメだろう。そういう問題ではないのだ。むしろ民主党内部の「構造問題」であり、真に「構造改革」が必要なのは民主党である(笑)。


甲子園シーズンですし、WBC優勝やプロ野球開幕という野球ネタに因んで、また変な例で書いてみよう。自民党が古豪と呼ばれるような甲子園常連校ならば、「若きエース」に託そうとした弱小野球チームが、民主党であった。しかもこのチームは他の部からの寄せ集めなどとも呼ばれたりする(笑)。助っ人部員をサッカー部やバスケ部とかの他の運動部から集めたようなチームなのだ。元々がバラバラした感じなのですね。で、若いエースピッチャーに試合を任せたら、他の選手たちが「おまえのせいだ」と責任を擦り付けるわけです。こりゃ、勝てないわな。

どんなにいいピッチャーだって、ピンチにもなるし、不調の時もあるし、打たれてしまう時もあるのだ。そういう時にこそ、チームが団結して互いにカバーしよう、とかピッチャーを助けるようなファインプレーも必要になるのですよ。ところが、自分達もエラーをして塁に出しておきながら、打たれて点を取られると「打たれたピッチャーが悪いんだ」てなことを言うのですよ。これは投手(=党首、またダジャレでスミマセン)が可哀想ですな。ピンチの時にこそ、チームが一丸となって戦わねばやられるに決まっていますよ。当たり前。

元々が、「こんなピッチャーで大丈夫なのか?」とか腹ン中で思ってる、他の連中がいるのですよ。そういうのが雰囲気として波及していくんですよ。打たれた投手が悪い、って責めるんなら、チームじゃなくなるんですよ。個人個人のプレーヤーが勝手にやってるのと一緒。エラーした選手は悪いよ、そりゃ。責任はあるよ。だけどね、それを助けるのがチームじゃないのか?WBC見たでしょ?チームというのは、互いが信頼しなくちゃ成り立たないのですよ。信頼があるからこそ、それに応え、次のいいプレーにも繋がるんですよ。打たれたり、エラーしたら、「あーあ、お前のせいだ」「お前がミスったからだ」「なんであんなボール投げるんだ」って人のせいにしてばかり。しかも野球部以外の助っ人部員みたいな人たちも、「やっぱりこっちの人に投げさせればよかった」「オレが投げる」とか、バラバラに勝手なことを考えているんですよ。こんなチームが勝てますか?


各々がスタンドプレーで「自分が気持ちよければいい、目立てばいい」というような考えではダメに決まっていますよ。たとえ一度も打席には立てないかもしれないが、「チームの為に」一緒にプレーしてなきゃダメなんですよ。見えないところでもチームに貢献する人がいるからこそ、グラウンドに立っているレギュラーは活躍できるのです(むしろ脚光を浴びられるレギュラーは少数派である)。そういう支えがあってこそ、エースだって投げられるのですよ。そういう信頼関係が全然築かれていなかった。


エースが若かったことが失敗なのではない。エースの投球術の拙さが最大の敗因でもない。こんな「最低のチーム」でしかないことこそが、民主党を最低まで貶めたに決まっているのである。個々のプレーヤーは、役割も特徴もみんな違う。外野手はその必要な能力が求められ、内野手は内野手で、女房役の捕手は捕手で、みんな違う能力・性能が求められるのである。投手にだって、ストレート勝負の「本格速球派」とか、+フォーク派、+スライダー派、打たせて取る軟投派、サブマリン派、色々ある。どの投手であっても、エースを生かすも殺すも「チーム」次第だ。有力な投手を擁しないチームなのに、意外と勝ち上がっていったりすることもあります。本格速球派だけが勝つ訳ではない。たとえ強力な投手がいたとしても、チームのサポートがなければ決して勝ち上がれないのだ。


こうして前原民主党は沈んでいった。マウンド上でたった独り仁王立ちとなっていても、捕手に該当する女房役の鳩山幹事長は「何でサイン通り投げないんだよ。逆ダマになってるし。打たれて当然だ。次のピッチャーに交代した方がいい」というようなことを言ったりするわけだ。こんな捕手に思い切って投げ込めるか?平凡な内野ゴロだ、と前原代表が思っても、味方が次々と「トンネル」するし。そうやってランナーをためた所で、ドカンと長打を浴びるわけだ。するとチームメートたちは口々に「ピッチャー交代だ。今のは失投だ」とか味方から野次られるんだぞ?「打たれたのは、オマエのせいだし。オマエが責任取れよな」とか試合中に言われるのだぞ?


こんなの最低のチームだ。これほどのクソみたいなチームは見たことがないな。若きエースを同じチームメートが見殺しにするのだ。むしろ足を引っ張る、という方が正しいかもしれない。だから前原代表の力量云々の前に、まず、「チームとしての民主党」というのが、全く機能していないことを問題視するべきなのだ。最低のチームから抜け出すことは容易ではないし、全員の「意識改革」が必要ということだ。


ちょっと退席。後で書きます。