先日の菅義偉のぶら下がり会見を聞いてあきれた人が多かったようだ。
菅首相ぶら下がり、記者の質問は二つしか無かった。「人流は減ったか」「感染者数をどう分析するか」。なのに各メディアは「感染者数」という言葉が出てこず、あろうことか「人口が減少」と言ってしまった2問目の質疑をはしょって報道している。メディアの忖度が過ぎるのでは?https://t.co/RhmVfMXqUj
— 加藤郁美 (@katoikumi) May 5, 2021
首相の劣化を感じる。人間性・教養の低下が激しい。首相だけでなく所属政党も。
— Hidehiko Otsubo (@vampcanon) May 6, 2021
政治家の知識と能力がある人材が見えない。
もう政治、経済、社会に諦めそうになる。
でも、言い続けなければ!
「最大の悲劇は、悪人の圧制や残酷さではなく、善人の沈黙である。」
キング牧師
一体何を根拠にこんなに意固地になっていたのか不思議である。
どこが抑えられたのでしょうか…😭 pic.twitter.com/tdnWqBYhPD
— ayakotaniguchi (@ayako610131) May 6, 2021
「首相押し切った『短期集中』不発 『また後手に…』批判避けられず」
「菅首相の「短期集中」不発、「3週間は必要」専門家の警告を軽視した政府 緊急事態宣言延長へ」
【東京新聞より】
◆思惑 菅義偉首相は宣言延長を確認した関係閣僚との協議後、設定した期間が短すぎたのではないかと記者団に問われ「宣言時に申し上げたが、大型連休を活用して短期集中でお願いした。人の流れが減少したことは事実だ」と強調した。 首相は1月、期間を1カ月と定めた2回目の宣言時、理由を「対策の効果が感染者数として表れるのに2週間ほどかかる。それ以降に見極めて分析し、対策を練る期間が必要だ」と説明。だが今回は、既にまん延防止等重点措置を適用していたことを挙げ、4月25日の発令を前に「短期集中」を前面に出した。 「対策を徹底して結果を出したい」「首相として、できることは全力を尽くしてやり抜く」と決意を表明。政権幹部は「5月11日で終わる」と明言し、解除ありきの姿勢を隠さなかった。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長の来日が17日に予定されていることもあり、経済への影響や東京五輪・パラリンピック開催の機運に水を差すのを避けたいとの思惑が透けて見えた。 ◆政治主導 「政治主導」で期間を決めたことは、当時の専門家の発言からもうかがえる。 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は、発令前の4月21日に国会で「個人的には最低3週間は必要だと思う」と発言。発令が決まった23日にも「5月11日になったら、無条件で解除ということではない」とくぎを刺していた。 同分科会委員の日本医師会の釜萢敏常任理事も同時期に「ステージ3((感染急増)に至らないなら、仮に(感染者の)減少が見られても解除はあり得ない」と記者団に強調していた。 もともと休日は検査数が少なくなる傾向があり、専門家からは大型連休を挟み、11日までに感染状況を見極めるのは困難との見方も出ていた。官邸筋は「もう数日たてば対策の効果が見えてくる」と今も期待感を示すが、そうなったとしても期間設定との整合性は取れない。 首相は「人の流れは減少した」と繰り返した。ソフトバンク系IT企業「アグープ」のデータによると、東京都や大阪府などの繁華街の人流は感染拡大前より減っているものの、昨年の大型連休中よりは人出が増加した。感染力が強い変異株の猛威という新たな懸念材料もある。 首相は1月の宣言時も「何としても1カ月で感染拡大を防止したい」と強調しながら、2度の延長に追い込まれて謝罪した。今回も1度の延長で終わらない可能性もある。 |
思い起こせば1年前、日本で初めて「緊急事態宣言」を発令したにもかかわらず、その期間中で感染者数の抑え込みができず、やむなく期間延長した時の安倍晋三の画像がある。
菅義偉と比較してみてほしい。
安倍首相、緊急事態宣言延長で「おわび申し上げたい」
— 毎日新聞映像グループ (@eizo_desk) May 4, 2020
オリジナル版は→https://t.co/GLA6GIie4r pic.twitter.com/ChGCR4XXpC
正直に国民に「お詫びする」ということは、菅義偉にはできないことらしい。
ところで、以前から一般市民はなかなかPCR検査をしてもらえず、仮に陽性になってもすぐには入院できないにもかかわらず、一部の「特権階級」らしき人物が即入院していたことがあった。
「自民・石原伸晃元幹事長がコロナ感染 既往症のため入院」
当時はテレビのコメンテーターとして出演していた弟の石原良純が歯切れ悪い言い訳をしていたことを覚えている。
国会議員のそれも与党やそれに近い連中にはそれなりの便宜が図られているのでは、とネットではささやかれていた。
最近はそのような話は聞かなかったが、医療崩壊中で死者も続出している大阪ではこんなことが起きていたらしい。
本日の検査数7,781件
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) May 4, 2021
陽性者数884人
陽性率11.4%(1週平均7.2%)
感染源不明者516人
感染源不明者の前週増加比0.96、
平均数677人
20・30代週平均陽性者数359人、前日増加比0.94
重症病床使用率98.9%(357人/91/1)
軽症中等症病床使用率80.9%
ホテル療養使用率51.5%
非常事態🔴https://t.co/GeNKth4Dsw
「大阪の入院率10%のなか、維新所属の大阪府議が『コロナ感染、即、入院』は本当だった! 吉村知事や松井市長は入院経緯の説明を」
連日、恐ろしい数のコロナ死者数が発表されている大阪府だが、それもそのはず。5月4日、新型コロナ感染者の「入院率」が「10%」しかないことが明らかになった。これはつまり、コロナにかかっても、10人に1人しか病院に入院できていない(もしくは入院が決まっていない)ということだ。 実際、4日時点の大阪府の入院患者は2051人だが、受け入れ先が決まらないため「調整中」の患者は約3300人、宿泊療養者は約1800人、自宅療養は約1万3000人に上っている。 しかも、この中には重症、もしくは重症リスクがあるにもかかわらず、入院のめどが立たない人が数多く存在しており、3月以降、自宅で死亡した人はすでに17人にものぼっている。 ところが、そんな府民の危機的状況の一方、維新の府議会議員がコロナに感染して「即、入院」したことで、大きな批判が巻き起こっている。 入院した府議会議員というのは、「大阪維新の会」所属の府議会議員として、現在2期目を迎えている中谷恭典氏。4月30日、大阪府がコロナ感染を発表した。 発表によると、感染確定日は〈令和3年4月27日〉、現在の状態は〈医師の所見により、5月2日まで入院予定〉だという。つまり、感染が確定して少なくとも3日後には、入院のめどが立っているということになる。また、発表には、〈5月2日まで入院予定〉と、退院予定が記されており、重篤な状態ではなかったような印象も受ける。 実際、本日6日午前、府議会事務局に確認したところ、「27日に入院し予定通り2日に退院。現在は自宅療養中で、重篤な状態ではない」ということだった。また症状については「当初(26日夜か27日)は発熱症状があった」といい、「それ以外の症状や基礎疾患の有無については把握していない」ということだった。いずれにしても、この状況下で、感染確認当日に即日入院し、予定通り退院していたのは事実だ。 ■吉村洋文知事、松井一郎市長、大阪維新は維新議員入院について説明せず そんなところから、SNSやネットを中心に、「府民は10人に1人しか入院できないのに、なんで維新の議員は即、入院できるのか」と非難が巻き起こっているのだ。他にもこんな声が殺到している。 〈大阪では1万5000人以上の人が自宅待機しているそうですが、維新の議員だったら即、入院出来るのか。〉 〈維新議員は即入院、一般市民は10日間放置というルールでもあるんですか?〉 〈救急車呼んでも搬送先がない大阪のこの状況下で、維新の方はコロナになってすぐに入院ができるんですね 最近やたらと維新からコロナになる方が多いですね ふざけんなよ〉 〈お大事にとは思うけど、人工呼吸器が必須な重症な方まで自宅療養の状態で、維新議員やいうだけで入院出来るて、あまりに酷くないですか? 自宅療養で亡くなっている方が出ている現実で。 どういう利権トリアージやねん。〉 〈でも維新と肩書が付けば優先的に入院・治療してもらえます!それが今の大阪。どれだけ医療崩壊していても、「維新のセンセイ」というだけで、どんな能無しクズでも優先的に入院・治療してもらえて、一般人は下手すれば医者にすら診てもらえもせずに自宅で死んでいく。これが維新政治。〉 〈庶民は自宅で苦しみ自分達は直ぐ入院。さすが維新の国大阪。〉 〈維新の議員は自己責任を押しつけてる癖に、なんでコロナになったからって入院してるの? 自己責任なんだろ?自宅で療養しろよ〉 〈吉村君。病床が逼迫して、自宅待機者が、一万人以上ある大阪。近隣の府県。陽性の維新議員が、即入院出来る事。しっかり説明して下さい。悪性の腫瘍、ガンも治療後回しですよ!しっかり説明されよ!〉 〈維新の議員ならすんなり入院出来るのか。平熱パニック軍団のやる事は一味違うぜ。 これは説明してもらいたいね吉村さん。〉 〈吉村自身「高齢だからと言ってすぐ入院できる状況ではない」と明言してるのに、維新議員の即入院が追及されないのは何で?〉 もちろん、中谷議員は67歳と高齢であり、基礎疾患があった可能性や当初は重症だった可能性もある。 しかし、繰り返すが、いまの大阪は重い症状でも入院できず、自宅で亡くなっている人が多数出ているのだ。マスコミ報道でも、高齢者施設の感染者が入院できず亡くなったケース、呼吸不全でも入院できないケースなどが報道され、5月4日には入院待ちの人が2名死亡した。 そんななかで、権力を握る維新の政治家が即、入院したとあっては、府民が怒るのは当然だろう。 しかも、問題は、中谷議員の入院について、くだんの大阪府発表以外、一切説明がなされていないことだ。大阪維新の会のHPにもなんの報告もないし、代表の吉村洋文知事も松井一郎大阪市長もこれだけSNSで質問が飛んでいるのに、中谷議員の入院については説明していない。中谷議員の事務所に確認しても「府のHPで発表されていること以外はわからない」「入院しているかどうかもわからない」の一点張り。 自民党の石原伸晃衆院議員が重症でないにもかかわらず入院した際も、結局、まともな説明がないままうやむやにしてしまったが、同じことをやろうとしているのか。 政治家だから入院は後回しにしろと言うつもりはないが、少なくとも維新は中谷議員はどういう容態で、どういう経緯で入院することになったのか、なぜ府民は入院できないのに中谷議員はそれが可能だったのか、納得できる説明をすべきだろう。 |
【自分だけPCR、自分だけ即刻入院】自分だけPCRというハシモトの政党らしく、維新府議も自分だけ早期検査、早期入院治療。トランプと同じ。彼が入院したのが悪いのではなく、府民を放置してきたハシモトとヨシムラが改憲・私権制限というのが問題なのだ。https://t.co/UqQnY7SGNd
— 金子勝 (@masaru_kaneko) May 3, 2021
ほんまや。今日までとはいえ、何でさっさと入院してるの?維新の中谷恭典議員。どんな特権?ここは一つ「身を切って」自宅療養して欲しかったわ。
— 大阪が好きやねん【公式】@維新にこれ以上大阪を壊されてたまるか! (@oosakahaoosaka) May 1, 2021
大阪府/報道発表資料/大阪府議会議員の新型コロナウイルス感染症への感染について https://t.co/CywjUPUEGB
そういえば。検査抑制派の橋下徹が、微熱が続いたとき、コッソリ保健所に手を回して、PCR検査を受けたよな。結果陰性で甲状腺炎の熱だっ。 https://t.co/TjBXmN6LS6
— Aqua (@Aqours80434718) May 6, 2021
医療破綻と言いつつ、吉村・松井氏たち維新が平気でいるわけは自分たちは特権のように誰よりも優先して医療のサービスを享受できるからでしょう。自分たちは、病院に行けず救急車でたらい回し、あるいは長時間待機させられる状況からほど遠いからだろうと今回の例で実感。 https://t.co/ejFZD3n2Rd
— yo-ko (@yy8739) May 6, 2021
もっとも、日本維新の会の生みの親も平気でこんなことをほざいていたのだから、その後継の吉村洋文知事も同じ穴の狢であろう。
「僕は去年から一斉検査して陽性者が出たら隔離しろと言い続けてきた」😂😂😂😂 pic.twitter.com/AWGfBEGUsE
— ono hiroshi (@hiroshimilano) May 5, 2021
— 太郎冠者 (@48eJWFgoF59Karq) May 5, 2021
大阪が感染者が急拡大し「高止まり」しているのは、政治家に対する根深い不信が.市民の中にあるのではないだろうか、とオジサンは思う。