新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

大阪維新の会の特権意識が大阪の医療崩壊につながった‽!

2021年05月07日 10時13分04秒 | COVID-19(新型コロナウィルス)

先日の菅義偉のぶら下がり会見を聞いてあきれた人が多かったようだ。


一体何を根拠にこんなに意固地になっていたのか不思議である。


 
首相押し切った『短期集中』不発 『また後手に…』批判避けられず」 
 
菅首相の「短期集中」不発、「3週間は必要」専門家の警告を軽視した政府 緊急事態宣言延長へ
 
  
           【東京新聞より】
 

◆思惑
 菅義偉首相は宣言延長を確認した関係閣僚との協議後、設定した期間が短すぎたのではないかと記者団に問われ「宣言時に申し上げたが、大型連休を活用して短期集中でお願いした。人の流れが減少したことは事実だ」と強調した。
 首相は1月、期間を1カ月と定めた2回目の宣言時、理由を「対策の効果が感染者数として表れるのに2週間ほどかかる。それ以降に見極めて分析し、対策を練る期間が必要だ」と説明。だが今回は、既にまん延防止等重点措置を適用していたことを挙げ、4月25日の発令を前に「短期集中」を前面に出した。
 「対策を徹底して結果を出したい」「首相として、できることは全力を尽くしてやり抜く」と決意を表明。政権幹部は「5月11日で終わる」と明言し、解除ありきの姿勢を隠さなかった。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長の来日が17日に予定されていることもあり、経済への影響や東京五輪・パラリンピック開催の機運に水を差すのを避けたいとの思惑が透けて見えた。
◆政治主導
 「政治主導」で期間を決めたことは、当時の専門家の発言からもうかがえる。
 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は、発令前の4月21日に国会で「個人的には最低3週間は必要だと思う」と発言。発令が決まった23日にも「5月11日になったら、無条件で解除ということではない」とくぎを刺していた。
 同分科会委員の日本医師会の釜萢敏常任理事も同時期に「ステージ3((感染急増)に至らないなら、仮に(感染者の)減少が見られても解除はあり得ない」と記者団に強調していた。
 もともと休日は検査数が少なくなる傾向があり、専門家からは大型連休を挟み、11日までに感染状況を見極めるのは困難との見方も出ていた。官邸筋は「もう数日たてば対策の効果が見えてくる」と今も期待感を示すが、そうなったとしても期間設定との整合性は取れない。
 首相は「人の流れは減少した」と繰り返した。ソフトバンク系IT企業「アグープ」のデータによると、東京都や大阪府などの繁華街の人流は感染拡大前より減っているものの、昨年の大型連休中よりは人出が増加した。感染力が強い変異株の猛威という新たな懸念材料もある。
 首相は1月の宣言時も「何としても1カ月で感染拡大を防止したい」と強調しながら、2度の延長に追い込まれて謝罪した。今回も1度の延長で終わらない可能性もある。

 
 
思い起こせば1年前、日本で初めて「緊急事態宣言」を発令したにもかかわらず、その期間中で感染者数の抑え込みができず、やむなく期間延長した時の安倍晋三の画像がある。
 
菅義偉と比較してみてほしい。 
 


正直に国民に「お詫びする」ということは、菅義偉にはできないことらしい。 
 
ところで、以前から一般市民はなかなかPCR検査をしてもらえず、仮に陽性になってもすぐには入院できないにもかかわらず、一部の「特権階級」らしき人物が即入院していたことがあった。
 
自民・石原伸晃元幹事長がコロナ感染 既往症のため入院
 
当時はテレビのコメンテーターとして出演していた弟の石原良純が歯切れ悪い言い訳をしていたことを覚えている。
 
国会議員のそれも与党やそれに近い連中にはそれなりの便宜が図られているのでは、とネットではささやかれていた。
 
最近はそのような話は聞かなかったが、医療崩壊中で死者も続出している大阪ではこんなことが起きていたらしい。

 
大阪の入院率10%のなか、維新所属の大阪府議が『コロナ感染、即、入院』は本当だった! 吉村知事や松井市長は入院経緯の説明を 

連日、恐ろしい数のコロナ死者数が発表されている大阪府だが、それもそのはず。5月4日、新型コロナ感染者の「入院率」が「10%」しかないことが明らかになった。これはつまり、コロナにかかっても、10人に1人しか病院に入院できていない(もしくは入院が決まっていない)ということだ。
 実際、4日時点の大阪府の入院患者は2051人だが、受け入れ先が決まらないため「調整中」の患者は約3300人、宿泊療養者は約1800人、自宅療養は約1万3000人に上っている。
 しかも、この中には重症、もしくは重症リスクがあるにもかかわらず、入院のめどが立たない人が数多く存在しており、3月以降、自宅で死亡した人はすでに17人にものぼっている。
 ところが、そんな府民の危機的状況の一方、維新の府議会議員がコロナに感染して「即、入院」したことで、大きな批判が巻き起こっている。
 入院した府議会議員というのは、「大阪維新の会」所属の府議会議員として、現在2期目を迎えている中谷恭典氏。4月30日、大阪府がコロナ感染を発表した。
 発表によると、感染確定日は〈令和3年4月27日〉、現在の状態は〈医師の所見により、5月2日まで入院予定〉だという。つまり、感染が確定して少なくとも3日後には、入院のめどが立っているということになる。また、発表には、〈5月2日まで入院予定〉と、退院予定が記されており、重篤な状態ではなかったような印象も受ける。
 実際、本日6日午前、府議会事務局に確認したところ、「27日に入院し予定通り2日に退院。現在は自宅療養中で、重篤な状態ではない」ということだった。また症状については「当初(26日夜か27日)は発熱症状があった」といい、「それ以外の症状や基礎疾患の有無については把握していない」ということだった。いずれにしても、この状況下で、感染確認当日に即日入院し、予定通り退院していたのは事実だ。
吉村洋文知事、松井一郎市長、大阪維新は維新議員入院について説明せず
 そんなところから、SNSやネットを中心に、「府民は10人に1人しか入院できないのに、なんで維新の議員は即、入院できるのか」と非難が巻き起こっているのだ。他にもこんな声が殺到している。
〈大阪では1万5000人以上の人が自宅待機しているそうですが、維新の議員だったら即、入院出来るのか。〉
〈維新議員は即入院、一般市民は10日間放置というルールでもあるんですか?〉
〈救急車呼んでも搬送先がない大阪のこの状況下で、維新の方はコロナになってすぐに入院ができるんですね 最近やたらと維新からコロナになる方が多いですね ふざけんなよ〉
〈お大事にとは思うけど、人工呼吸器が必須な重症な方まで自宅療養の状態で、維新議員やいうだけで入院出来るて、あまりに酷くないですか? 自宅療養で亡くなっている方が出ている現実で。 どういう利権トリアージやねん。〉
〈でも維新と肩書が付けば優先的に入院・治療してもらえます!それが今の大阪。どれだけ医療崩壊していても、「維新のセンセイ」というだけで、どんな能無しクズでも優先的に入院・治療してもらえて、一般人は下手すれば医者にすら診てもらえもせずに自宅で死んでいく。これが維新政治。〉
〈庶民は自宅で苦しみ自分達は直ぐ入院。さすが維新の国大阪。〉
〈維新の議員は自己責任を押しつけてる癖に、なんでコロナになったからって入院してるの? 自己責任なんだろ?自宅で療養しろよ〉
〈吉村君。病床が逼迫して、自宅待機者が、一万人以上ある大阪。近隣の府県。陽性の維新議員が、即入院出来る事。しっかり説明して下さい。悪性の腫瘍、ガンも治療後回しですよ!しっかり説明されよ!〉
〈維新の議員ならすんなり入院出来るのか。平熱パニック軍団のやる事は一味違うぜ。 これは説明してもらいたいね吉村さん。〉
〈吉村自身「高齢だからと言ってすぐ入院できる状況ではない」と明言してるのに、維新議員の即入院が追及されないのは何で?〉
 もちろん、中谷議員は67歳と高齢であり、基礎疾患があった可能性や当初は重症だった可能性もある。
 しかし、繰り返すが、いまの大阪は重い症状でも入院できず、自宅で亡くなっている人が多数出ているのだ。マスコミ報道でも、高齢者施設の感染者が入院できず亡くなったケース、呼吸不全でも入院できないケースなどが報道され、5月4日には入院待ちの人が2名死亡した。
 そんななかで、権力を握る維新の政治家が即、入院したとあっては、府民が怒るのは当然だろう。
 しかも、問題は、中谷議員の入院について、くだんの大阪府発表以外、一切説明がなされていないことだ。大阪維新の会のHPにもなんの報告もないし、代表の吉村洋文知事も松井一郎大阪市長もこれだけSNSで質問が飛んでいるのに、中谷議員の入院については説明していない。中谷議員の事務所に確認しても「府のHPで発表されていること以外はわからない」「入院しているかどうかもわからない」の一点張り。
 自民党の石原伸晃衆院議員が重症でないにもかかわらず入院した際も、結局、まともな説明がないままうやむやにしてしまったが、同じことをやろうとしているのか。
 政治家だから入院は後回しにしろと言うつもりはないが、少なくとも維新は中谷議員はどういう容態で、どういう経緯で入院することになったのか、なぜ府民は入院できないのに中谷議員はそれが可能だったのか、納得できる説明をすべきだろう。

 


もっとも、日本維新の会の生みの親も平気でこんなことをほざいていたのだから、その後継の吉村洋文知事も同じ穴の狢であろう。

 
大阪が感染者が急拡大し「高止まり」しているのは、政治家に対する根深い不信が.市民の中にあるのではないだろうか、とオジサンは思う。
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 国民の生命を守るためには五... | トップ | 五輪利権亡者には五輪のフェ... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

COVID-19(新型コロナウィルス)」カテゴリの最新記事