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本日から、3日間のチーム合宿。チームの中でも、店長を含む精鋭7人と僕が朝早くから橋本に集結。チームはまずはトレインを組み、山を越え谷を越え南伊豆を目指す。僕はチーム走のテクニックを磨きつつ、3日間の完走を目指す……という苦しくも楽しい合宿の様子を書きたかったのだが、僕は小田原を過ぎたあたりで、下り気味の道を走っていたところ、パニックブレーキを行ってしまったためにロードバイクから前方に投げ出され転倒。
そんなわけで、今回は落車してから帰るまでの話。
転倒後、すぐに車道から退避。体の状態を調べると、全身に擦り傷があるが特に右膝の肉がえぐれている。幸い、タイツを履いていたので傷口は汚れていない。こんなときのために常備していたキズパワーパッドを貼るが覆いきれないので、やはり常備していたダクトテープ(自転車の補修などに便利)でキズパワーパッドを傷口に固定した。右脚はほとんど曲がらない。一方、ロードバイクはブラケットやサドルが擦り切れてしまっているが、フレームやコンポーネント、ホイールに目に見えるダメージはない。
少し待つと店長が呼んでくれたタクシーが到着。ありがたいことにプリウスアルファだったので、ホイールを外せばトランクにロードバイクを入れることができた。タクシーで小田原駅へ。とは言え、輪行袋がないことには輪行ができない。近くのロードバイクショップを探し、片足ペダル状態で輪行袋を買いに行った。
輪行袋を入手し、小田急と横浜線で橋本へ。橋本で車を回収。そのまま、地元の整形外科へ。車を止め、整形外科をグーグルマップで探していると、当て布が血みどろになりまくっているためか、歩いていた人が病院の場所を教えてくれた。それくらい、右膝の血が止まらず血みどろ状態。
その、見るからに血みどろ状態が功を奏した(?)のかすぐに病院で処置してもらえた。傷口を洗浄し、レントゲンを撮り(骨に異常はなかった)、11針縫い(傷の状態がえぐれてて汚い状態だったので肉を少し削いだとのこと、僕は血の気が引いた)、抗生物質を点滴してもらい、抗生物質と痛み止めの処方箋をもらった。で、なんとか帰宅。
去年も同じような怪我をしたけど、ロードバイクに乗れるようになるまで1ヶ月、完全に元に戻るまで3ヶ月くらいかかったかなあと。すでに登録していたJCBFの一戦目は無理。ツールド八ヶ岳も出れるかどうかで、順位は狙えそうにないなあと、残念である。(妻にも泣かれてしまった)ま、いくらでも大事になりえたので、不幸中の幸いだろうか。
そんなわけで、このブログはしばらくはトレーニング日記というよりもリハビリ日記に近い様相を呈そうである。
本日の教訓は、落車してもなんとかなる装備を出来るだけ持ち走ることかなあと。落車しないには越したことはないんだけどねい。
今回便利だったもの
キズパワーパッド
ダクトテープ
保険証
OGKのストレッチサコッシュバッグ(ツールボトルに入るサイズのサコッシュ)