連発銃の回転翼を作るとき、中心部に穴を開けることはなかなか難しいものです。
まず木片を切り出すのですが、これは卓上丸ノコ(プロクソン製)を使うのでまずまずの寸法で切り出せます。
次に中心を出すため定規をつかって、木片の対角線を結んで鉛筆で卦がきますが、定規の当てる位置、鉛筆芯の太さなどでなかなかうまく中心が出せません。(写真-1)
そこでストッパー付の定規を使うようになってからは、幅のほぼ1/2の寸法にストパーを合わせて各辺に定規を当て線を引きます。(写真-2)
木片に線が引かれ、中央部に小さな四角ができます。その中央が中心点です。
中心点が決まったらポンチで印をつけ、ボール盤で穴あけをします。(写真-3)
この方法はストパー付定規が必要ですが、かなり正確な中心が出せます。しかし、木目でドリル刃がずれる時があるので注意が必要です。