ボランティア仲間のまだまだ若いおばさまから、お孫さんのおもちゃの修理を頼まれました。
3個のうちの一つで高さ10㎝ほどの縫いぐるみの子犬です。4足歩行し尻尾も振ります。
スイッチを入れても全然動かないという故障です。
縫いぐるみのおもちゃはあまり好きではありません。剥した跡の縫い合わせがうまくできないからです。
機構部を調べるにはまず縫いぐるみを剥さなければとやってみたのですが、布がボディに接着されていて全部剥すのにはかなり苦労しました。
機構部を外そうとあれこれいているとスイッチ部分のカバーが外れ、見ると接触部品が緑青が吹いていました。
原因はこれです。外から見える部分は全く異常がなかったのでわかりませんでした。
接触部分を研きスイッチ部を組み立てたのですがうまく動作してくれません。
バネを調整したりかいものをしたりして何とか正常に動くようになりました。
電源スイッチを入れても何の動作をしないというのは、まず電源部分をしっかり調べるというのが鉄則ですね。
縫いぐるみを剥ぐというのは早まりました。
まだまだ経験が足りないようです。 反省!!
縫いぐるみはカッターやハサミでかなり切ってしまったので後の補修が大変です。
でも苦労して修理できたものほど喜び(満足感)は大きいですね。