ストリング・リリース方式の連発ゴム銃が完成しました。
巻き取りリール径、紐の長さの関係で200連発まで可能です。
台座、銃身部分の構造は何とかなったが、駆動部分は弱いのでリモコン模型などのに強い友人のTS君に相談したら、遊星ギァモーターを提供してくれたので思っていたより早く完成しました。
200連発となると装填が大変です。試作で作った本体部分を利用するとかなり能率が上がるようになったのですが、それでも20~25分はかかります。
200発の射撃時間は30秒もかかりませんが、もう少しゆっくりした方がいいかなとも思っています。
駆動部分を隠すなどまだ少し手を加えるところはありますが、何度かの試射もなんとかうまくいったので安心しました。
輪ゴム装填の銃身部分は2本作りました。
型式:UGR-08
方式:ストリング・リリース方式 ~200発 (7~9発/秒)
全長:455
銃身長:250
高さ:240
幅:98
重量:700g(輪ゴム装填)
駆動:遊星ギァモーター(3V)
輪ゴム:#16
すでに発表された皆さん方の記事を参考に、本体機構部はほぼ完成しました。紐の巻き取りはモーター(電池)でするつもりですが、私にはあまり知識がないので、ラジコンをやっている友人にお願いしてあります。
取り合えず輪ゴムを装填して手でひもを引いてみましたが、まずまずうまくリリースすることができました。
モーターの取り付け方、回転数、トルクなどまだまだ問題がありそうですが、今月中には完成しなければならないので急がなければなりません。
銃身長:250mm 銃身:8本 です。
グアテマラから一時帰国しているエスコペタさんから、紫檀とチコサポテの板を頂きました。
木の知識はあまりないので、チコサポテを木材図鑑で調べてみましたが載っていませんでした。グアテマラでの俗称なのでしょうか。
そのチコサポテをグリップに使った連発ゴム銃を作りました。
色は赤褐色で木目はあまり目立たず固く重量のある木です。高級家具に使うといいのではないでしょうか。
素敵な連発ゴム銃に仕上がりました。エスコペタさんありがとうございました。
2丁分取れたのでもう1丁作れます。
型式:UGR-06
方式:4角翼回転式(6連発)
全長:236
銃身長:200
全高:120
使用材:檜、チコサポテ、竹、引きバネ
仕上げ:床用ワックス
突然ですが、タイトルを変更します。
記事のほとんどがゴム銃に関することなので、「ダボ爺の暇つぶし日記」から「ダボ爺のゴム銃工房」にします。
今後ともよろしくお付き合いのほど申し上げます。
2枚羽根回転翼式のセミオート2008・0120式拳銃と4角翼回転式のフル・セミオート切替2006・1112式短機関銃です。
一貫して個性的な作風ですが、私がゴム銃を始めた頃はKEROKERO火器商会さんの機構部を参考に、いろいろと連発銃を作ったものです。
KEROKERO火器商会さんの作品は、確か昨年の全国射撃大会で手に取ったことがありましたが、こうして自分のものとなり触れることができるのは感激です。
ゴム銃の主要使用材ですが、KEROKERO火器商会さんは40mm幅のシナベニヤ、私のは30㎜幅のヒノキ工作材と違いはありますが、私の最近のデザインはKEROKERO火器商会さんのデザインに似てきました。シンプルに考えるとこうなるのでしょうか。
KEROKERO火器商会さんからはいろいろとアドバイスもいただき、今後もお世話になりますがよろしくお願いします。
材
名古屋城宵まつりへ行ってきました。
会場には開場少し前に着いたのですが、すでに東京からのハンター理事長、彩美ちゃん、Hitosugiさん、ブラックさん、そして地元のフォレストさんは準備万端で協会のブースで開場を待っていました。
日本ゴム銃射撃協会ブースでは会員作家のゴム銃販売試射コーナー、隣のイベント会社のブースでは射的コーナーがありました。射的コーナーではボーイさん製作の火縄銃風三角翼連発ゴム銃が使われていました。
その他金魚すくいコーナーなどもあってひとでも大賑わいでした。
私は遅く来て会員の皆さんより早く帰ってしまいました。お役に立たずすみませんでした。
東京からの遠征組の皆さんは16日までいますので、ぜひ名古屋城宵まつりに遊びに行ってみてください。
ゴム銃フレームの軸穴が見えないようにするには、左右フレーム側面の対称位置に、中ぐりの穴を正確に開けなければなりません。
そのための治具を新しく作ってみました。
使い方は下の写真で説明すると、左フレームの上部と後部を治具にきっちり当て、裏側から貫通した軸穴位置をポンチでフレームに印をつける。右フレームはこの反対の作業をする。
各印をボール盤で、フレーム表面を1mmほど残して中ぐりする。
ということは、フレームの板厚は5mmほどないと強度が心配である。
▼連発ゴム銃フレーム用治具(新)
赤印は2枚板回転翼用、黒印は四角翼回転用
治具の貫通穴は、φ1.5 瞬間接着剤で補強
今までのフレーム穴貫通の治具は、12mm厚ベニアの裏側から長さ13mmのクギが打ってあります。フレーム上部と後部を治具にきっちり当て押し付けると、クギ先で位置が決めれます。
穴あけは左右フレームを2枚合わせてボール盤であけます。
▼今までのフレーム穴貫通の治具
ゴム銃のページの掲示板でH.Hitosugiさんが、量産のためにフレームの治具を公開されていました。私も量産用というわけではないのですが、連発ゴム銃フレームの軸穴用に治具は作ってあったるのですが、フレームを貫通する作り方の治具でした。
以前から、フレームの表面に軸穴を出さない方法で作りたいと思っていましたが、作り方に精度を要求するので今まで挑戦しませんでしたが、H.Hitosugiさんが公開されたものを参考に改めて治具を作りました。
初回の作品にしてはうまくできました。やはり治具のおかげです。
治具については後日報告します。
▼すっきりしたデザインになりました。
写真左:軸穴は表面に出ない。 写真右:軸穴が見える。(旧タイプ)
ダボ爺の勝手な格言:いい仕事はいい道具といい治具から。