今では伝説となっているパラゴンを知ったのは、エンクロージャーを作り始めてからです。
パラゴンはJBLを代表するスピーカーシステムで、1988年に発売を終えるときの価格は350万円だそうです。
そのパラゴンを忠実に再現したH木工作家が半田市にいました。新聞にも掲載されたので、見てみたいなと思っていたら、NPOたけとよのTさんがHさんをよく知っているということで紹介してもらい、今日、ボランティア仲間でオーディオ好きなIさん、Kさんの3人で自宅を訪問して見せてもらいました。
Hさんは45歳でサラリーマンから転職して、木工の専門学校で1年間勉強して木工作家になったとのことです。
パラゴンの仕様は、3ウェイ・6スピーカー・フロントローディングホーン方式。
大きさはW2630×H900×D610です。
Hさんは再現するに当たり、寸法は忠実に守りそしてスピーカーユニットも当時のものをアメリカのオークションで苦労して集めたそうです。実にこだわって作ったことがうかがえます。
さて音の方ですが、こちらから持っていったCDやHさんのLPを聴かせてもらいました。
素晴らしいです、迫力が違います。柔らかく切れがよく疲れない音です。
私の作った10cmフルレンジのバックロードホンと比較するのがおかしいです。


Hさんお忙しい中、時間を割いてもらいありがとうございました。
素晴らしいものを見せてもらい、聴かせてもらうことができました。