ダボ爺のゴム銃工房

趣味のゴム銃のことをメインに、日常気になったことなどをつれづれに書いていきます。

輪ゴムの張力試験

2010年12月07日 | ゴム銃_全般

先日 、東京・狛江で行われた競技会で競技に使う輪ゴムを持参された方がいました。私も含めて、普通は会場に用意された輪ゴムを使うのが一般的ですが、こだわる方はいろいろな方法で選別されて、マイ輪ゴムを持参してくるようです。

競技用には共和の優秀なオーバンド#16を使用することになっていますが、以前から輪ゴムの特性を調べてみたいと思っていたので、今回私なりの試験方法で実験してみました。

試験方法は、30cm伸ばした輪ゴムの張力を測定できる位置にバネばかりを吊るし、目盛りを読み取る方法で、カラーによる違いがあるか調べる。試験体はオーバンドの カラーバンド#16。
個体にバラつきがなるべく出ないように、バネバカリに掛けるときは平掛けとし、ねじれがないように注意しました。

試験結果(「約100本入り」とありましたが表のような本数が入っていました。)

  

試験からは、「紫」のカラーバンドが一番バラつきがなく安定しています。これは予想外で競技には一度も使ったことがありません。
「黄」は以前から、他のものに比べて弱い力でよく伸びるなと思っていましたので納得できます。
「赤」は手元にも沢山あり、競技にもよく使っていますが、一番バラつきが大きいようです。

輪ゴムの製造ロット、保存方法、保存期間などもあり、また、この試験方法が正しいとは思いませんが、多少は参考になったと思います。

フムフム、今度の競技会には紫のカラーバンドを使うことにするかな。