※先週紹介した歌人河野裕子さんが亡くなる前後のことを、「文藝春秋」11月号で娘さんの永田紅さんが書いています。
昨日の記事で書いたように、「国家代表!?」を観てきました。「ツナミ」の場合も同様ですが、個々の人物(この場合は国家代表チームのメンバー)にそれぞれ<物語>があるんですね。その1人が、観るまで知らなかったのですが「冬の小鳥」でも触れた<入養児(입양아)>すなわち幼い頃に外国に養子として渡った子ども。それが成人後韓国にやってきて親探しをするわけです。「俺を3千万ウォンで売った韓国に・・・」というようなセリフや、「成功した者が探しにくると親はみつかるが、おまえのような・・・」とかいうセリフも出てくるわけです。その他のメンバーにも、それぞれいかにも韓国らしい、コッテリした<物語>がテンコ盛り・・・。そういうものだと思えば、けっこうラストは感動的!
東京国際映画祭の方はなかなかつごうがつかなくていけそうもないかも・・・。
別件。これまで「무적자」を「無敵者」と訳してきましたが、どうも「無籍者」の方が正しいようです。ネット検索では「無敵者」の方が3倍以上多いのですが・・・。
★★★ Daumの人気順位(10月26日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①泣くな、トンズ(韓国) 9.9(300)
②ゴッドファーザー2 9.8(52)
③Live in 3D フィソン It’s Real(韓国) 9.6(34)
④アジョシ[おじさん](韓国) 9.3(5449)
⑤サンキュー、マスター・キム(豪・日) 9.3(20)
⑥怪盗グルーの月泥棒 9.2(258)
⑦Letters to Juliet 9.1(437)
⑧奇跡のオーケストラ – エル・システィマ 8.9(20)
⑨招かれざる客(韓国) 8.8(27)
⑩インセプション 8.6(2820)
⑧が初登場、と思ったら、8月17日の記事中、[専門家の順位]で出てきましたね。詳細は<韓国映画スタッフブログ>を参照のこと。
【専門家による順位】
①ゴッドファーザー2 9.0(3)
②オッキの映画(韓国) 8.5(5)
③ブンミおじさん 8.1(7)
④キム・ポンナム殺人事件の顛末(韓国) 8.0(8)
⑤インセプション 7.7(8)
⑥バッハ以前の沈黙 7.6(3)
⑦招かれざる客(韓国) 7.5(2)
⑧サンキュー、マスター・キム(豪・日) 7.2(4)
⑧啓蒙映画(韓国) 7.2(4)
⑩ほうき、金魚になる(韓国) 7.0(1)
⑩泣くな、トンズ(韓国) 7.0(1)
新登場は⑥だけ。長い間忘れ去られていた存在だったバッハを偶然再発見したのがメンデルスゾーン。このことがなかったら現代までのクラシック音楽の流れは違うものになっていたかもしれないそうです。いろんな所でのバッハの演奏を集成したのかな? <YouTube>を見ると、大勢のチェリストが地下鉄内で演奏してますよ。スペインのポルタベラ監督の作品で、2007年ヴェネツィア映画祭出品作。韓国題は「바흐 이전의 침묵」、バッハは바흐(バフ)ですよ。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[10月22日(金)~24日(日)] ★★★
「深夜のFM」が2週連続1位
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・封切り日・・・・・・週末観客動員数累計・・・・観客動員数・・・・上映館数
1・・深夜のFM(韓) ・・・・・・・・・・・・10/14・・・・・・・・274,215・・・・・・・・・・・・・・・775,323・・・・・・・397
2・・パラノーマル・アクティビティ2・・10/21 ・・・・・162,535・・・・・・・・・・・・・・・182,295・・・・・・・218
3・・ウォール・ストリート ・・・・・・・10/21・・・・・・・・・122,622・・・・・・・・・・・・・・・150,419・・・・・・・334
4・・シラノ:恋愛エージェンシー(韓)・・09/16 ・・・・110,206・・・・・・・・・・・・・・2,590,585・・・・・・・315
5・・パンガ? パンガ!(韓)・・・・09/30・・・・・・・・106,691 ・・・・・・・・・・・・・・・871,525・・・・・・・294
6・・ジュリエットへの手紙・・・・・・10/07 ・・・・・・・・・78,117 ・・・・・・・・・・・・・・・474,231・・・・・・・245
7・・剣雨江湖・・・・・・・・・・・・・・・・10/14・・・・・・・・・・59,012 ・・・・・・・・・・・・・・・280,285・・・・・・・304
8・・我慢できない(韓)・・・・・・・・・10/21・・・・・・・・・・39,236 ・・・・・・・・・・・・・・・・49,202・・・・・・・255
9・・狄仁傑:則天武后の秘密・・10/07・・・・・・・・・・29,112・・・・・・・・・・・・・・・450,724・・・・・・・338
10・・味噌(韓)・・・・・・・・・・・・・・・・10/21・・・・・・・・・・27,724・・・・・・・・・・・・・・・・33,066・・・・・・・128
2・3・8・10位が初登場。
2位、1万5千ドルの製作費で2億ドルの収益を得た低予算ホラーの第2作。韓国はアメリカより1日早く公開なのかな。日本では来年2月公開。11月20日公開予定の「パラノーマル・アクティビティ第2章 TOKYO NIGHT」とは別物。
3位、1987年の「ウォール街」の続編で、監督は今回もオリバー・ストーン。原題は「Wall Street: Money Never Sleeps」で、韓国題も「월 스트리트: 머니 네버 슬립스」とそのまんま。日本公開は来年1月28日の予定ですが、まず旧作の方から観ないと・・・。
8位、韓国題は「참을 수 없는.」、連体形のままで止めてます。若い夫婦・恋人たちの仕事や愛に対する葛藤をテーマにした映画、って、もう少し詳しくと思ったけど、ややこしいので、スルー。
10位は韓国スリラー。脱獄5年後ようやく検挙された殺人魔を捕まえたのは、警察ではなく味噌チゲだったって? なんなんだ!? 原題はもちろん「된장(テンジャン)」。主演はドラマ「善徳女王」のイ・ヨウォンとリュ・スンリョン。
昨日の記事で書いたように、「国家代表!?」を観てきました。「ツナミ」の場合も同様ですが、個々の人物(この場合は国家代表チームのメンバー)にそれぞれ<物語>があるんですね。その1人が、観るまで知らなかったのですが「冬の小鳥」でも触れた<入養児(입양아)>すなわち幼い頃に外国に養子として渡った子ども。それが成人後韓国にやってきて親探しをするわけです。「俺を3千万ウォンで売った韓国に・・・」というようなセリフや、「成功した者が探しにくると親はみつかるが、おまえのような・・・」とかいうセリフも出てくるわけです。その他のメンバーにも、それぞれいかにも韓国らしい、コッテリした<物語>がテンコ盛り・・・。そういうものだと思えば、けっこうラストは感動的!
東京国際映画祭の方はなかなかつごうがつかなくていけそうもないかも・・・。
別件。これまで「무적자」を「無敵者」と訳してきましたが、どうも「無籍者」の方が正しいようです。ネット検索では「無敵者」の方が3倍以上多いのですが・・・。
★★★ Daumの人気順位(10月26日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①泣くな、トンズ(韓国) 9.9(300)
②ゴッドファーザー2 9.8(52)
③Live in 3D フィソン It’s Real(韓国) 9.6(34)
④アジョシ[おじさん](韓国) 9.3(5449)
⑤サンキュー、マスター・キム(豪・日) 9.3(20)
⑥怪盗グルーの月泥棒 9.2(258)
⑦Letters to Juliet 9.1(437)
⑧奇跡のオーケストラ – エル・システィマ 8.9(20)
⑨招かれざる客(韓国) 8.8(27)
⑩インセプション 8.6(2820)
⑧が初登場、と思ったら、8月17日の記事中、[専門家の順位]で出てきましたね。詳細は<韓国映画スタッフブログ>を参照のこと。
【専門家による順位】
①ゴッドファーザー2 9.0(3)
②オッキの映画(韓国) 8.5(5)
③ブンミおじさん 8.1(7)
④キム・ポンナム殺人事件の顛末(韓国) 8.0(8)
⑤インセプション 7.7(8)
⑥バッハ以前の沈黙 7.6(3)
⑦招かれざる客(韓国) 7.5(2)
⑧サンキュー、マスター・キム(豪・日) 7.2(4)
⑧啓蒙映画(韓国) 7.2(4)
⑩ほうき、金魚になる(韓国) 7.0(1)
⑩泣くな、トンズ(韓国) 7.0(1)
新登場は⑥だけ。長い間忘れ去られていた存在だったバッハを偶然再発見したのがメンデルスゾーン。このことがなかったら現代までのクラシック音楽の流れは違うものになっていたかもしれないそうです。いろんな所でのバッハの演奏を集成したのかな? <YouTube>を見ると、大勢のチェリストが地下鉄内で演奏してますよ。スペインのポルタベラ監督の作品で、2007年ヴェネツィア映画祭出品作。韓国題は「바흐 이전의 침묵」、バッハは바흐(バフ)ですよ。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[10月22日(金)~24日(日)] ★★★
「深夜のFM」が2週連続1位
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・封切り日・・・・・・週末観客動員数累計・・・・観客動員数・・・・上映館数
1・・深夜のFM(韓) ・・・・・・・・・・・・10/14・・・・・・・・274,215・・・・・・・・・・・・・・・775,323・・・・・・・397
2・・パラノーマル・アクティビティ2・・10/21 ・・・・・162,535・・・・・・・・・・・・・・・182,295・・・・・・・218
3・・ウォール・ストリート ・・・・・・・10/21・・・・・・・・・122,622・・・・・・・・・・・・・・・150,419・・・・・・・334
4・・シラノ:恋愛エージェンシー(韓)・・09/16 ・・・・110,206・・・・・・・・・・・・・・2,590,585・・・・・・・315
5・・パンガ? パンガ!(韓)・・・・09/30・・・・・・・・106,691 ・・・・・・・・・・・・・・・871,525・・・・・・・294
6・・ジュリエットへの手紙・・・・・・10/07 ・・・・・・・・・78,117 ・・・・・・・・・・・・・・・474,231・・・・・・・245
7・・剣雨江湖・・・・・・・・・・・・・・・・10/14・・・・・・・・・・59,012 ・・・・・・・・・・・・・・・280,285・・・・・・・304
8・・我慢できない(韓)・・・・・・・・・10/21・・・・・・・・・・39,236 ・・・・・・・・・・・・・・・・49,202・・・・・・・255
9・・狄仁傑:則天武后の秘密・・10/07・・・・・・・・・・29,112・・・・・・・・・・・・・・・450,724・・・・・・・338
10・・味噌(韓)・・・・・・・・・・・・・・・・10/21・・・・・・・・・・27,724・・・・・・・・・・・・・・・・33,066・・・・・・・128
2・3・8・10位が初登場。
2位、1万5千ドルの製作費で2億ドルの収益を得た低予算ホラーの第2作。韓国はアメリカより1日早く公開なのかな。日本では来年2月公開。11月20日公開予定の「パラノーマル・アクティビティ第2章 TOKYO NIGHT」とは別物。
3位、1987年の「ウォール街」の続編で、監督は今回もオリバー・ストーン。原題は「Wall Street: Money Never Sleeps」で、韓国題も「월 스트리트: 머니 네버 슬립스」とそのまんま。日本公開は来年1月28日の予定ですが、まず旧作の方から観ないと・・・。
8位、韓国題は「참을 수 없는.」、連体形のままで止めてます。若い夫婦・恋人たちの仕事や愛に対する葛藤をテーマにした映画、って、もう少し詳しくと思ったけど、ややこしいので、スルー。
10位は韓国スリラー。脱獄5年後ようやく検挙された殺人魔を捕まえたのは、警察ではなく味噌チゲだったって? なんなんだ!? 原題はもちろん「된장(テンジャン)」。主演はドラマ「善徳女王」のイ・ヨウォンとリュ・スンリョン。