▸9日(日)に「1987、ある闘いの真実」を観てきました。内容的には「!」や「?」もそれなりにあり、大きな「!?」も1つありましたが、ほぼ想定内でした。
ただ、観客の皆さんの多くは「タクシー運転手 ~約束は海を越えて~」の背景となった1980年の<光州民主化運動(光州事件)>と比べて、コチラの<6月民主抗争>の方はその言葉自体「フツーに知らない」のでは?(私ヌルボも韓国オタク生活に突入する前は知りませんでした。)
当時TVや新聞等のニュースに接していた人も、大規模なデモが繰り広げられる中、ついに全斗煥の独裁政権が終わった、ということが記憶に残っていれば「フツーの常識人」といったところでしょうか?
・・・ということで、<韓国映画「1987、ある闘いの真実」を観る 今につながる6月民主抗争 ①予備知識(ネタバレなし!)>と題した記事を書き始めものの、本記事と「二兎を追う」こととなって、その分ブログ更新が1日遅れてしまいました。(上記の記事は本記事の後にアップする予定で目下編集中。)
この映画は、とくに全然デモというものをやったことのない若い人たちに観てほしいと思います。(もちろんデモ経験者でもいいですけど。) どうもこの頃(って90年代以降?)、何十年か前なら当然大勢の人がデモに立ち上がったような問題が起こっても国民の反応が「静か」なばかりか、逆に声を上げた人たちを非難するような風潮まで見られることに「居心地の悪さ」を感じているもので・・・。
▸10月26日(金)~11月1日(木)韓国文化院で開かれる<コリアン・シネマ・ウィーク 2018>の上映作品と日程が発表されました。日本初公開作が4作品あります。詳細は→コチラ。
★★★ NAVERの人気順位(9月11日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
※[記者・評論家による順位]とも、評点の後の( )は採点者数。初公開から1年以内の作品が対象。
①(-) 私の最後のスーツ 9.52(21)
②(1) ダンガル きっと、つよくなる 9.50(1,633)
③(7) ブレス しあわせの呼吸[ブリーズ] 9.25(246)
④(9) 劇場版 ハロー カボット:白亜紀時代(韓国) 9.24(2,008)
⑤(8) 万引き家族(日本) 9.23(2,519)
⑥(3) カメラを止めるな!(日本) 9.21(306)
⑦(-) ゴッホ~最期の手紙~ 9.19(5,256)
⑧(-) 暗い夜(韓国) 9.19(21)
⑨(10) 名探偵コナン ゼロの執行人(日本) 9.17(2,556)
⑩(-) ミッション:インポッシブル/フォールアウト 9.14(20,358)
①⑧の2作品が今回の新登場です。
①「私の最後のスーツ」(仮)は、アルゼンチン・スペイン合作のドラマ。ブエノスアイレスに住むアブラハムは88歳のおじいさん。家族も敬遠するほどの気難し屋ですが孫娘に対しては例外です。長年テーラーとして生きてきた彼はある日ずっと忘れていた古いスーツを発見します。そして、70年間停止していた約束を果たすため、そのスーツを持って旅に出ることに。ところが、その旅の目的地がなんとポーランドとは・・・。近年、老齢や難病等のため自身の余命を悟った人が<最後にやるべきこと>をやる、といったテーマの作品が多いように思われますが、この作品の場合、個人的な体験だけでなく、歴史にも関わる物語ともなっています。韓国題は「나의 마지막 수트」。日本公開は未定のようです。
⑧「暗い夜」は、韓国のアクション&コメディ。映画鑑賞同好会リーグ・オブ・シャドウのメンバーたちは、クリストファー・ノーラン監督の影響を受けて、スーパーヒーロー映画を製作することに。やる気満々で始めたものの、初めてのことなので万事が簡単にはいきません。シナリオからキャスティング、撮影、演出まで、情熱とチャレンジ精神で映画完成のために最後までがんばるのですが・・・。夢はハリウッドの連中を抱腹絶倒させて云々と遠大なのですが、はたして映画は無事完成するのか・・・。タイトルについて。クリストファー・ノーラン監督の代表作のひとつに「ダークナイト」があります。その原題は「The Dark Knight」なのですが、それを「The Dark Night」とわざとパロった上で韓国語に訳し、韓国題を「어둔 밤」としたというわけです。映画制作の舞台裏をそのままコメディとして作品化したという点ではあの「カメラを止めるな!」と軌を一にしているな、とも思いましたが、私ヌルボ、本作は観てないのでどこまで当たっているかは不確か。
【記者・評論家による順位】
①(1) 顔たち、ところどころ 8.86(7)
②(-) ラ・ラ・ランド 8.34(14)
③(2) 万引き家族 8.13(8)
④(4) ソソン里[韶成里](韓国) 8.00(2)
⑤(5) 生き残った子[最後の息子](韓国) 7.67(9)
⑥(6) search サーチ 7.60(10)
⑦(7) ミッション:インポッシブル/フォールアウト 7.56(9)
⑧(9) ザ・スクエア 思いやりの聖域 7.25(12)
⑨(-) 暗い夜(韓国) 7.20(5)
⑩(10) カメラを止めるな!(日本) 7.14(7)
⑨「暗い夜」が新登場ですが、この作品については上述しました。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績9月7日(金)~9月9日(日) ★★★
日本では来月公開のサスペンス「search サーチ」が1位に
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(2)・・search サーチ ・・・・・・・・・・・・・・・・8/29・・・・・・・・・・767,670 ・・・・・・・1,735,548 ・・・・・・・14,698 ・・・・・・1,096
2(1)・・君の結婚式(韓国) ・・・・・・・・・・・・8/22 ・・・・・・・・・・321,342・・・・・・・2,521,822 ・・・・・・・21,144・・・・・・・・905
3(新)・・アップグレード・・・・・・・・・・・・・9/06 ・・・・・・・・・・・89,158 ・・・・・・・・109,581 ・・・・・・・・1,017・・・・・・・・220
4(3)・・上流社会(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・8/29 ・・・・・・・・・・・85,522 ・・・・・・・・717,749 ・・・・・・・・5,898・・・・・・・・572
5(4)・・神と共に-因と縁(韓国) ・・・・・・8/01 ・・・・・・・・・・・53,277・・・・・・12,229,178 ・・・・・・102,303・・・・・・・・449
6(6)・・マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー・・8/08・・・・・・42,319・・・・・・・2,246,498 ・・・・・・・19,213・・・・・・・・363
7(7)・・工作(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・8/08 ・・・・・・・・・・・32,854・・・・・・・4,947,361 ・・・・・・・42,592・・・・・・・・374
8(75)・・アドリフト・・・・・・・・・・・・・・・・・9/06 ・・・・・・・・・・・31,144 ・・・・・・・・・41,977 ・・・・・・・・・346・・・・・・・・490
9(5)・・目撃者(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・・・8/15 ・・・・・・・・・・・23,349・・・・・・・2,512,110 ・・・・・・・21,635・・・・・・・・383
10(新)・・オッドソックイーター・・・・・・9/06 ・・・・・・・・・・・16,164 ・・・・・・・・・18,579・・・・・・・・・・129・・・・・・・・354
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
「神と共に-因と縁」は、昨年1位の大ヒット作「タクシー運転手」(1,218万人)を抜いて韓国映画歴代12位に。前作「神と共に-罪と罰」(1,441万人.2位)には及ばなくても、10位までには入りそう。
今回の新登場は3・8・10位の3作品です。
3位「アップグレード」はアメリカ・オーストラリア合作のSFアクションです。時代は治安用のドローンと自律走行車が一般化した近未来。幸せな生活を送るグレイ・トレイス(ローガン・マーシャル=グリーン)は、ある日車の事故に遭ったばかりか、突如現れたギャングに最愛の妻を殺された上、下半身不随にされてしまいます。復讐心に燃えるグレイに、友人の大富豪アーロン(ハリソン・ギルバートソン)が接近します。彼のねらいはグレイの体にAIチップを埋め込んで<アップグレード>させるという生体実験でした。それはふつうの人間をはるかに超える身体能力を発揮させるというもの。アーロンの提案を受け入れたグレイのスペックはこうしてがアップグレードされたのですが・・・。韓国題は「업그레이드」です。日本公開はありそうですが詳細不明。
8位「アドリフト」は、アメリカのドラマ&ラブロマンス。この作品の主人公タミー・オールダム・アシュクラフト自身による回想録「Red Sky In Mourning」の映画化作品です。1983年、23歳のタミー・オールダム・アシュクラフト(シャイリーン・ウッドリー)は婚約者のリチャード・シャープ(サム・クラフリン)と一緒に、南太平洋のタヒチ島からアメリカの故郷サンディエゴに向けてヨットで行く仕事を引き受け、航海に出発します。ところが海に出て3週間近くが過ぎた後ハリケーンに遭遇し、ヨットが大破してリチャードは荒れた海に放り出されて死亡します。タミーは愛する人を失った絶望に打ちのめされながらも、その後1人で約41日間漂流を続けてハワイにたどり着きます・・・。・・・というのが元の回想録のあらまし。(で、映画の方は?) 韓国題は「어드리프트:우리가 함께한 바다」です。
10位「オッドソックイーター」は、チェコのアニメ。今年3月開催された<TAAF2018>でも上映されたチェコのアニメ。物語の主人公は、靴下から生まれ、靴下を食べて生きている<オッドソックイーター>のヒューゴ。韓国題では「양말요정 휴고의 대모험(靴下妖精 ヒューゴの大冒険)」で、<靴下妖精>と訳してますが、→コチラの画像を見ると歯が頑丈そうというか怖そうというか、妖精というにはややブキミ感あり。その<オッドソックイーター>の間でも部族(?)間の争いとかもあり、また彼らの秘密を暴こうとする博士も登場し等々ある中で、主人公ヒューゴは叔父の過酷な訓練を通じて勇敢な<オッドソックイーター>に成長してゆく、という話のようです。今後日本での一般公開があるかは不明のようです。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・・累積収入・・・・上映館数
1(新)・・バッド・ウェイヴ・・・・・・・・・・・・・・9/06 ・・・・・・・・・・・4,232・・・・・・・・・・6,345・・・・・・・・・・・52・・・・・・・・・206
2(6)・・万引き家族(日本) ・・・・・・・・・・・・・・7/26 ・・・・・・・・・・・1,433・・・・・・・・162,595 ・・・・・・・・1,345・・・・・・・・・・24
3(新)・・私の最後のスーツ・・・・・・・・・・・・・9/06 ・・・・・・・・・・・1,317・・・・・・・・・・1,815・・・・・・・・・・・15・・・・・・・・・・20
4(4)・・生き残った子 (韓国)・・・・・・・・・・・・8/30 ・・・・・・・・・・・1,197・・・・・・・・・・7,622・・・・・・・・・・・65 ・・・・・・・・・・41
5(3)・・ホイットニー・・・・・・・・・・・・・・・・・・8/23 ・・・・・・・・・・・1,190・・・・・・・・・18,677・・・・・・・・・・153・・・・・・・・・・23
1・3位の2作品が新登場です。
1位「バッド・ウェイヴ」はブルース・ウィリス主演のアメリカのアクション。日本では2017年10月に公開されています。韓国題は「원스 어폰 어 타임 인 베니스」です。
3位「私の最後のスーツ」については上述しました。
ただ、観客の皆さんの多くは「タクシー運転手 ~約束は海を越えて~」の背景となった1980年の<光州民主化運動(光州事件)>と比べて、コチラの<6月民主抗争>の方はその言葉自体「フツーに知らない」のでは?(私ヌルボも韓国オタク生活に突入する前は知りませんでした。)
当時TVや新聞等のニュースに接していた人も、大規模なデモが繰り広げられる中、ついに全斗煥の独裁政権が終わった、ということが記憶に残っていれば「フツーの常識人」といったところでしょうか?
・・・ということで、<韓国映画「1987、ある闘いの真実」を観る 今につながる6月民主抗争 ①予備知識(ネタバレなし!)>と題した記事を書き始めものの、本記事と「二兎を追う」こととなって、その分ブログ更新が1日遅れてしまいました。(上記の記事は本記事の後にアップする予定で目下編集中。)
この映画は、とくに全然デモというものをやったことのない若い人たちに観てほしいと思います。(もちろんデモ経験者でもいいですけど。) どうもこの頃(って90年代以降?)、何十年か前なら当然大勢の人がデモに立ち上がったような問題が起こっても国民の反応が「静か」なばかりか、逆に声を上げた人たちを非難するような風潮まで見られることに「居心地の悪さ」を感じているもので・・・。
▸10月26日(金)~11月1日(木)韓国文化院で開かれる<コリアン・シネマ・ウィーク 2018>の上映作品と日程が発表されました。日本初公開作が4作品あります。詳細は→コチラ。
「朝鮮日報」9月7日掲載の「封切映画 ぴったり10字評」 (ハングル文も訳文も10字です。) | ||
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거친 사이버펑크 액션극 | 《週末の劇場街》で紹介 「アップグレード」 激烈なサイバーパンク・アクション 「私の最後のスーツ」 長年の傷に新しい和解 ★★★ 「暗い夜」 ノーラン監督右往左往 ★★★ 「蝶の眠り」 人の深い共感を込める ★★☆ | |
「蝶の眠り」は日韓合作で日本では今年5月公開されています。中山美穂主演ということで韓国でも注目。他の作品は以下の記事の中で紹介しています。 |
★★★ NAVERの人気順位(9月11日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
※[記者・評論家による順位]とも、評点の後の( )は採点者数。初公開から1年以内の作品が対象。
①(-) 私の最後のスーツ 9.52(21)
②(1) ダンガル きっと、つよくなる 9.50(1,633)
③(7) ブレス しあわせの呼吸[ブリーズ] 9.25(246)
④(9) 劇場版 ハロー カボット:白亜紀時代(韓国) 9.24(2,008)
⑤(8) 万引き家族(日本) 9.23(2,519)
⑥(3) カメラを止めるな!(日本) 9.21(306)
⑦(-) ゴッホ~最期の手紙~ 9.19(5,256)
⑧(-) 暗い夜(韓国) 9.19(21)
⑨(10) 名探偵コナン ゼロの執行人(日本) 9.17(2,556)
⑩(-) ミッション:インポッシブル/フォールアウト 9.14(20,358)
①⑧の2作品が今回の新登場です。
①「私の最後のスーツ」(仮)は、アルゼンチン・スペイン合作のドラマ。ブエノスアイレスに住むアブラハムは88歳のおじいさん。家族も敬遠するほどの気難し屋ですが孫娘に対しては例外です。長年テーラーとして生きてきた彼はある日ずっと忘れていた古いスーツを発見します。そして、70年間停止していた約束を果たすため、そのスーツを持って旅に出ることに。ところが、その旅の目的地がなんとポーランドとは・・・。近年、老齢や難病等のため自身の余命を悟った人が<最後にやるべきこと>をやる、といったテーマの作品が多いように思われますが、この作品の場合、個人的な体験だけでなく、歴史にも関わる物語ともなっています。韓国題は「나의 마지막 수트」。日本公開は未定のようです。
⑧「暗い夜」は、韓国のアクション&コメディ。映画鑑賞同好会リーグ・オブ・シャドウのメンバーたちは、クリストファー・ノーラン監督の影響を受けて、スーパーヒーロー映画を製作することに。やる気満々で始めたものの、初めてのことなので万事が簡単にはいきません。シナリオからキャスティング、撮影、演出まで、情熱とチャレンジ精神で映画完成のために最後までがんばるのですが・・・。夢はハリウッドの連中を抱腹絶倒させて云々と遠大なのですが、はたして映画は無事完成するのか・・・。タイトルについて。クリストファー・ノーラン監督の代表作のひとつに「ダークナイト」があります。その原題は「The Dark Knight」なのですが、それを「The Dark Night」とわざとパロった上で韓国語に訳し、韓国題を「어둔 밤」としたというわけです。映画制作の舞台裏をそのままコメディとして作品化したという点ではあの「カメラを止めるな!」と軌を一にしているな、とも思いましたが、私ヌルボ、本作は観てないのでどこまで当たっているかは不確か。
【記者・評論家による順位】
①(1) 顔たち、ところどころ 8.86(7)
②(-) ラ・ラ・ランド 8.34(14)
③(2) 万引き家族 8.13(8)
④(4) ソソン里[韶成里](韓国) 8.00(2)
⑤(5) 生き残った子[最後の息子](韓国) 7.67(9)
⑥(6) search サーチ 7.60(10)
⑦(7) ミッション:インポッシブル/フォールアウト 7.56(9)
⑧(9) ザ・スクエア 思いやりの聖域 7.25(12)
⑨(-) 暗い夜(韓国) 7.20(5)
⑩(10) カメラを止めるな!(日本) 7.14(7)
⑨「暗い夜」が新登場ですが、この作品については上述しました。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績9月7日(金)~9月9日(日) ★★★
日本では来月公開のサスペンス「search サーチ」が1位に
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(2)・・search サーチ ・・・・・・・・・・・・・・・・8/29・・・・・・・・・・767,670 ・・・・・・・1,735,548 ・・・・・・・14,698 ・・・・・・1,096
2(1)・・君の結婚式(韓国) ・・・・・・・・・・・・8/22 ・・・・・・・・・・321,342・・・・・・・2,521,822 ・・・・・・・21,144・・・・・・・・905
3(新)・・アップグレード・・・・・・・・・・・・・9/06 ・・・・・・・・・・・89,158 ・・・・・・・・109,581 ・・・・・・・・1,017・・・・・・・・220
4(3)・・上流社会(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・8/29 ・・・・・・・・・・・85,522 ・・・・・・・・717,749 ・・・・・・・・5,898・・・・・・・・572
5(4)・・神と共に-因と縁(韓国) ・・・・・・8/01 ・・・・・・・・・・・53,277・・・・・・12,229,178 ・・・・・・102,303・・・・・・・・449
6(6)・・マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー・・8/08・・・・・・42,319・・・・・・・2,246,498 ・・・・・・・19,213・・・・・・・・363
7(7)・・工作(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・8/08 ・・・・・・・・・・・32,854・・・・・・・4,947,361 ・・・・・・・42,592・・・・・・・・374
8(75)・・アドリフト・・・・・・・・・・・・・・・・・9/06 ・・・・・・・・・・・31,144 ・・・・・・・・・41,977 ・・・・・・・・・346・・・・・・・・490
9(5)・・目撃者(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・・・8/15 ・・・・・・・・・・・23,349・・・・・・・2,512,110 ・・・・・・・21,635・・・・・・・・383
10(新)・・オッドソックイーター・・・・・・9/06 ・・・・・・・・・・・16,164 ・・・・・・・・・18,579・・・・・・・・・・129・・・・・・・・354
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
「神と共に-因と縁」は、昨年1位の大ヒット作「タクシー運転手」(1,218万人)を抜いて韓国映画歴代12位に。前作「神と共に-罪と罰」(1,441万人.2位)には及ばなくても、10位までには入りそう。
今回の新登場は3・8・10位の3作品です。
3位「アップグレード」はアメリカ・オーストラリア合作のSFアクションです。時代は治安用のドローンと自律走行車が一般化した近未来。幸せな生活を送るグレイ・トレイス(ローガン・マーシャル=グリーン)は、ある日車の事故に遭ったばかりか、突如現れたギャングに最愛の妻を殺された上、下半身不随にされてしまいます。復讐心に燃えるグレイに、友人の大富豪アーロン(ハリソン・ギルバートソン)が接近します。彼のねらいはグレイの体にAIチップを埋め込んで<アップグレード>させるという生体実験でした。それはふつうの人間をはるかに超える身体能力を発揮させるというもの。アーロンの提案を受け入れたグレイのスペックはこうしてがアップグレードされたのですが・・・。韓国題は「업그레이드」です。日本公開はありそうですが詳細不明。
8位「アドリフト」は、アメリカのドラマ&ラブロマンス。この作品の主人公タミー・オールダム・アシュクラフト自身による回想録「Red Sky In Mourning」の映画化作品です。1983年、23歳のタミー・オールダム・アシュクラフト(シャイリーン・ウッドリー)は婚約者のリチャード・シャープ(サム・クラフリン)と一緒に、南太平洋のタヒチ島からアメリカの故郷サンディエゴに向けてヨットで行く仕事を引き受け、航海に出発します。ところが海に出て3週間近くが過ぎた後ハリケーンに遭遇し、ヨットが大破してリチャードは荒れた海に放り出されて死亡します。タミーは愛する人を失った絶望に打ちのめされながらも、その後1人で約41日間漂流を続けてハワイにたどり着きます・・・。・・・というのが元の回想録のあらまし。(で、映画の方は?) 韓国題は「어드리프트:우리가 함께한 바다」です。
10位「オッドソックイーター」は、チェコのアニメ。今年3月開催された<TAAF2018>でも上映されたチェコのアニメ。物語の主人公は、靴下から生まれ、靴下を食べて生きている<オッドソックイーター>のヒューゴ。韓国題では「양말요정 휴고의 대모험(靴下妖精 ヒューゴの大冒険)」で、<靴下妖精>と訳してますが、→コチラの画像を見ると歯が頑丈そうというか怖そうというか、妖精というにはややブキミ感あり。その<オッドソックイーター>の間でも部族(?)間の争いとかもあり、また彼らの秘密を暴こうとする博士も登場し等々ある中で、主人公ヒューゴは叔父の過酷な訓練を通じて勇敢な<オッドソックイーター>に成長してゆく、という話のようです。今後日本での一般公開があるかは不明のようです。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・・累積収入・・・・上映館数
1(新)・・バッド・ウェイヴ・・・・・・・・・・・・・・9/06 ・・・・・・・・・・・4,232・・・・・・・・・・6,345・・・・・・・・・・・52・・・・・・・・・206
2(6)・・万引き家族(日本) ・・・・・・・・・・・・・・7/26 ・・・・・・・・・・・1,433・・・・・・・・162,595 ・・・・・・・・1,345・・・・・・・・・・24
3(新)・・私の最後のスーツ・・・・・・・・・・・・・9/06 ・・・・・・・・・・・1,317・・・・・・・・・・1,815・・・・・・・・・・・15・・・・・・・・・・20
4(4)・・生き残った子 (韓国)・・・・・・・・・・・・8/30 ・・・・・・・・・・・1,197・・・・・・・・・・7,622・・・・・・・・・・・65 ・・・・・・・・・・41
5(3)・・ホイットニー・・・・・・・・・・・・・・・・・・8/23 ・・・・・・・・・・・1,190・・・・・・・・・18,677・・・・・・・・・・153・・・・・・・・・・23
1・3位の2作品が新登場です。
1位「バッド・ウェイヴ」はブルース・ウィリス主演のアメリカのアクション。日本では2017年10月に公開されています。韓国題は「원스 어폰 어 타임 인 베니스」です。
3位「私の最後のスーツ」については上述しました。