韓国にも日本オタクのような人が運営しているブログがあって、読んでみると彼らが日本のどんなことに興味を持っているかがうかがわれ、なかなかおもしろいです。
<韓国人が見た日本>という韓国ブログもそのひとつですが、メロンパンのことについて書こうと思ったのも、そこの「日本の国民パンはメロンパン!」(→日本語自動翻訳という記事を読んだのがキッカケです。
記事冒頭が「わが国のソボロ)(소보로に似ている日本のメロンパンをご存知ですか?」。そして「日本を代表するパンは何かと問われれば、私はためらわずメロンパンと答えるでしょう」とあります。
つまり、この記事が書かれた2010年6月の時点ではメロンパンという言葉&モノは韓国ではあまり一般的ではなかったということのようです。
そしてソボロって、あの鶏そぼろとかのそぼろ? 調べてみると、そぼろパンというパンが日本にあるんですね。知らなかった~! 韓国にはソボロパン、もしくはソボル(소보루)パンというパンがあるのですね。画像検索してみると、必ずしも一様ではないですが、メロンパンと見分けがつきにくいです。メロンパン自体もウィキの説明をみると、形や中のクリームの有無等さまざまで、そこらへんが明治末~大正以来という歴史があるにもかかわらず私ヌルボが前の記事でランクの「別ワク」にした理由です。
ソボロパンについてですが、思うに、今韓国のソボロパンの認知度は日本のそぼろパン認知度よりずっと高いのではないでしょうか?
また、韓国の関係サイトやブログ等をいくつか見てみると、このソボロ(소보로)という言葉が日本語由来ということは必ずしも知られているとはいえないようです。
過日ネイティブの先生とソボロパンの話をしたところ、昔からコンボパン(곰보빵)ともいう、と教えてくれました。곰보すなわちアバタ。表面がざらざらしているところからつけられた名称です。しかし、あばたパンなんてねー、韓国の人たちは抵抗感がないのかな? 語感が日本と違う?
さて、前回の記事の最後の方で「近年、韓国の菓子パン事情は、大型チェーン店の発展で状況が急速に変わってきたようです」と書きました。その大型チェーン店の代表が<パリバゲット>と<トゥレジュール>です。
それぞれの公式サイト(→コチラとコチラ)でパンの製品紹介(제품소개)中の「間食用パン(간식용빵)」=菓子パンを見てみると、<パリバゲット>が75種類、<トゥレジュール>が73種類ものパンの写真が並んでいます。うーむ、この数は半端ではありません。(今朝の新聞によると、「半端ない」という言い方をする人は20.1%だそうです。) で、その中に、前者にはメロンパンとソボルパン、後者にもメロンパンとソボロパンが別の物として載っています。
その写真は下の通りですが、説明なしでこの中からメロンパンを選べと言われて自信を持って答えられる人はいるのでしょうか?
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【パリ・バゲットのメロンパン(上左)、トゥレジュールのメロンパン(上右)、パリ・バゲットのソボルパン(下左)、トゥレジュールのソボロパン(下右)。】
※仁川にお住まいの日本人お母さんの去年8月のブログ記事に、トゥレジュールに行って「韓国でわたしは初めて見た~ まともっぽいメロンパン♡」と書いてました。(そーか、メロンパンはドラミちゃんの大好物だったのですね。)
結局、日本でのメロンパンに対する疑問の数々は、韓国にもそのまま持ち越されているように思われます。
・・・ということで、次回(最終回)は上述のパンの2大チェーン店についてです。(しかし、これからドラマ「製パン王キム・タック」全30話を観るとなるといつになることやら・・・。)
※果物のメロン(melon)の韓国語表記は멜론。Lの場合はㄹが重なってメルロンとなります。ところが、メロンパンの場合はウィキの項目名は멜론빵ですが、上記の2店では메론빵(メロnパン)です。またそれ以上に메롱빵(メロngパン)という表記が広く使われているようです。
<韓国人が見た日本>という韓国ブログもそのひとつですが、メロンパンのことについて書こうと思ったのも、そこの「日本の国民パンはメロンパン!」(→日本語自動翻訳という記事を読んだのがキッカケです。
記事冒頭が「わが国のソボロ)(소보로に似ている日本のメロンパンをご存知ですか?」。そして「日本を代表するパンは何かと問われれば、私はためらわずメロンパンと答えるでしょう」とあります。
つまり、この記事が書かれた2010年6月の時点ではメロンパンという言葉&モノは韓国ではあまり一般的ではなかったということのようです。
そしてソボロって、あの鶏そぼろとかのそぼろ? 調べてみると、そぼろパンというパンが日本にあるんですね。知らなかった~! 韓国にはソボロパン、もしくはソボル(소보루)パンというパンがあるのですね。画像検索してみると、必ずしも一様ではないですが、メロンパンと見分けがつきにくいです。メロンパン自体もウィキの説明をみると、形や中のクリームの有無等さまざまで、そこらへんが明治末~大正以来という歴史があるにもかかわらず私ヌルボが前の記事でランクの「別ワク」にした理由です。
ソボロパンについてですが、思うに、今韓国のソボロパンの認知度は日本のそぼろパン認知度よりずっと高いのではないでしょうか?
また、韓国の関係サイトやブログ等をいくつか見てみると、このソボロ(소보로)という言葉が日本語由来ということは必ずしも知られているとはいえないようです。
過日ネイティブの先生とソボロパンの話をしたところ、昔からコンボパン(곰보빵)ともいう、と教えてくれました。곰보すなわちアバタ。表面がざらざらしているところからつけられた名称です。しかし、あばたパンなんてねー、韓国の人たちは抵抗感がないのかな? 語感が日本と違う?
さて、前回の記事の最後の方で「近年、韓国の菓子パン事情は、大型チェーン店の発展で状況が急速に変わってきたようです」と書きました。その大型チェーン店の代表が<パリバゲット>と<トゥレジュール>です。
それぞれの公式サイト(→コチラとコチラ)でパンの製品紹介(제품소개)中の「間食用パン(간식용빵)」=菓子パンを見てみると、<パリバゲット>が75種類、<トゥレジュール>が73種類ものパンの写真が並んでいます。うーむ、この数は半端ではありません。(今朝の新聞によると、「半端ない」という言い方をする人は20.1%だそうです。) で、その中に、前者にはメロンパンとソボルパン、後者にもメロンパンとソボロパンが別の物として載っています。
その写真は下の通りですが、説明なしでこの中からメロンパンを選べと言われて自信を持って答えられる人はいるのでしょうか?
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【パリ・バゲットのメロンパン(上左)、トゥレジュールのメロンパン(上右)、パリ・バゲットのソボルパン(下左)、トゥレジュールのソボロパン(下右)。】
※仁川にお住まいの日本人お母さんの去年8月のブログ記事に、トゥレジュールに行って「韓国でわたしは初めて見た~ まともっぽいメロンパン♡」と書いてました。(そーか、メロンパンはドラミちゃんの大好物だったのですね。)
結局、日本でのメロンパンに対する疑問の数々は、韓国にもそのまま持ち越されているように思われます。
・・・ということで、次回(最終回)は上述のパンの2大チェーン店についてです。(しかし、これからドラマ「製パン王キム・タック」全30話を観るとなるといつになることやら・・・。)
※果物のメロン(melon)の韓国語表記は멜론。Lの場合はㄹが重なってメルロンとなります。ところが、メロンパンの場合はウィキの項目名は멜론빵ですが、上記の2店では메론빵(メロnパン)です。またそれ以上に메롱빵(メロngパン)という表記が広く使われているようです。
さるブログには、ヒットの一因として、昔のパンの懐かしさに魅かれたという点があげられていましたが・・・。
あと、パリ・バゲットの実像と重なる部分がどれくらいあるのか、とか・・・。
まあ、あまり期待しないでとりあえず見てみます。
あと薬局はたくさんありましたがドラッグストアが普及していないような印象を受けました。
もしかして、これについても約20年の差があるのですかねー(笑)
30年以上前の話ですけど。
上の記事で書いたように、日本にもそぼろパンがあることを知りませんでしたが、給食に出されていた事例というのも初めて聞きました。今検索してみると、「ソフトなパンの上に甘いクッキー生地をそぼろ状にして散らしたもの」ということですね。また、特に栃木県益子町関係の人たちが懐かしがっているようで、ということは「給食に出た」のも「そぼろパン」という名称も益子限定ということなのでしょうかねー? とすると、それはどんな経緯で?と疑問は続くのですが、その先はわかりません。なお、「道の駅 ましこ」関係の記事を見ると「当時給食にそぼろパンを出していたパン屋さんは廃業してしまったため、現在益子のパン屋さん数店が、当時の記憶のもとに<そぼろパン>を再現、現代に復活しました」とのことですね。 →
https://www.travel.co.jp/guide/article/22199/
イギリス料理のクランブルをもとにして作り、その形状から「そぼろ」パンと名付けたようです。益子方面には行ったことがありませんが、機会がれば益子焼だけでなくそぼろパンも買って食べてみようと思います。