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私ヌルボの韓国・朝鮮 雑録雑感[5] 音声入力の多言語翻訳アプリpapago、すごく便利!

2018-03-07 23:58:29 | 私ヌルボの韓国・朝鮮 雑録雑感
 愛用のノートPC(レッツノート)でgoogle翻訳はずっと前から使ってます。韓国サイトを検索する時は、いちいち韓国語入力に切り替えなくても、google翻訳に日本語で入力し、変換されたハングルをコピペしてググる方法など、とくに多用しています。

 一方、昨秋から使い始めたスマホはというと、いろいろ便利な使い方はあるようですが、まだ初心者の域を脱していません。
 しかし、最近教えてもらってダウンロードしたpapagoという多言語の自動翻訳アプリの便利さは実感しています。
 
韓国最大手のポータルサイトNAVERが2016年始めたアプリで、当初は韓国語・日本語・中国語(簡体)・英語の4ヵ国語でしたが、現在は中国語(繁体)・スペイン語・フランス語・ベトナム語・タイ語・インドネシア語まで拡大しました。また1回で翻訳できる最大テキスト量も200字だったのが、2017年7月から5千字に一挙に増えました。
 比較的歴史の浅いアプリなので、韓国語等々の語学学習者の中にも知らなかった方は大勢いらっしゃるのでは? いや、韓国はNAVERのお膝元だけにふつうに広まっている? そこらへんは私ヌルボ、全然わかりません。少なくともヌルボの周りの韓国語学習者の皆さんは知らなかったようです。

 このアプリがとくに便利なのは、スマホ1つで目の前の(他言語の)相手の人と即座に相互の意思疎通ができることです。

 google窓にpapagoと入力して、鳥のマーク(右画像)を手がかりに探すとすぐにダウンロードサイトが見つかります。この鳥がエスペラント語のpapagoすなわちオウム。なるほど語学学習に似つかわしい鳥といえますね。

          
 アプリを開くと上左の画面。あ、ここで使用言語を選択しておきます。
 この画面上部の白い部分に文字を打ち込んでも変換可能ですが、その下の緑の部分をクリックすると音声入力になります。たとえば韓国語入力にしておいて何かしゃべってみると、自分が正しい発音だったか否かを確認できます。
 で、その下の印のある水色部分をクリックすると、真ん中の画面に変わります。そこで日本語の側のマイクをクリックすると、マイクの部分が波動する3つの点に変わります。これで日本語音声入力可能になります。(韓国語の方のマイクをクリックすると韓国語の音声入力になる。つまり「会話」が成立する。)
 この音声入力はなかなか感度が良くて電車の車内放送もかなり正確にキャッチし、即座に日本語にどんどん変換し、間を置かず韓国語等に翻訳していきます。たとえば「次は終点大船駅です」等々。ただ「次は港南台です」が「次はもんもんもん」などと意味不明な日本語になっちゃうこともしばしば。
 下の例は、たまたま駅のエレベーターに乗ってる時に流された自動の音声の変換例。

          

 真ん中の画像は、google翻訳で(自分がしゃべって)音声入力した結果です。数回試みたものの「奥側」が「奥川」になってしまうので、しかたなく文字入力しました。(右)
 papagoの翻訳結果とビミョーに違ってます。
 この日本文はそのままにして、出力を中国語(簡体)・英語・スペイン語に変えた結果が下の画像。

           

 うーん、よくわかりませんがちょっと違う箇所や不自然な所もある? しかし当たらずといえども遠からずというか・・・。
 翻訳アプリの優劣については、google翻訳papagoと、もう1つ語音翻訳官という中国製アプリを加えて比較した<注目の一戦!『翻訳アプリ』三つ巴対決>という記事を見つけました。(→コチラ) 結果はpapagoの勝利。しかし問題が「많이 사니까 깎아주세요」を訳させる1問だけだから、そりゃあ韓国産アプリが有利でしょ、とも言えそう。
 私見では、google翻訳もpapagoもそんな差はないように思われます。「google 번역 papago 비교」で検索してみると両者を比較した記事がいくつもヒットし、またこの2つに이지토키지니톡を加えた4者対決というYouTube動画もありました。(→コチラ) 本記事はそこまで深入りはしません。

 ずっと戻って、最初の画面の最下段、青色のゾーンについて。画像の文字をなぞると、それが翻訳されるというものです。詳しくは→コチラを参照してください。→コチラの記事も参考になります。

 なお、papagoはパソコンでもgoogle翻訳同様に使えます。→コチラを開けばOKです。

 私ヌルボの感想。まだ5年以上はかかるのでは、と思っていたような音声翻訳ソフトがもう世に現れるとは、技術の発達のなんと早いことか。2週間後の台湾旅行に向けて、初心者レベルの中国語の学習に取り組むかと思っていたのが、こんな翻訳アプリの存在を知って意欲は一ぺんに失せてしまいました。(笑)


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