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韓国内の映画 Daumの人気順位 と 週末の興行成績 [10月24日(金)~10月26日(日)]

2014-10-28 23:48:31 | 韓国内の映画の人気ランク&興行成績
 時間的余裕がなく、とても行けそうもない東京国際映画祭。そのキャッチコピーがひどいという批判が一昨日からネット上に飛び交っています。「ニッポンは、世界中から尊敬されている映画監督の出身国だった。お忘れなく。」という文言で、英文も付いています。詳細は→コチラや→コチラの<まとめ>を参照してください。
 私ヌルボ、最初にこれを見た時「ホンマカイナ!?」という疑念が起こりました。何ともはずかしいというか、みっともないというか・・・。その後確認してみると、ホントなんですね。六本木駅のエスカレーター横に貼られているし、23日の「読売新聞」掲載の全面広告(→コチラ)の片隅にもこのキャッチコピーがありました。

 いろんな人たちがいろんな観点から批判しています。私ヌルボとしても、これが「幾重にもはずかしい」ということを記しておきます。まず、こういうコピーを考え出した個人、そしてこれを評価した何人もの個々人。そんな皆さんはたとえば日本人のノーベル賞受賞も「わがことのように」喜び、誇らしく思ったのでしょう。ヌルボも日本人という「身内」のことなのでうれしくなくはなかったですが、それは外国に向けて大声で吹聴することではないでしょう。それをやっちゃうはずかしさ・・・。2つ目は、個人レベルで発案したこのコピーを、東京国際映画祭が公式に採用してしまったこと。この「狭量な無邪気さ」に全然気づかないばかりか、恥を恥とも思わずスピーカーで大々的に叫んでしまったはずかしさ! 内容的にも、今の日本がどれほど尊敬に値するような監督や作品を生んでいるかを思うと、ますますはずかしい!! 3つ目は、国際社会で「右傾化」しているのでは?との懸念が広がっている中、このような文言はそれを裏づけるものになるのでは?・・・ということに気づいていないのがはずかしい。(気づいていたとしたら確信犯。) 別に「TOKYOが、カンヌ、ベネチア、ベルリン、を超える日が、やってくる!?」とこれまたはずかしいコピーもあるとは・・・。
 ※この一件の発信源は、映画評論/ライターのモルモット吉田さんのツイート(→コチラ参照)のようです。

 <コリアン・シネマ・ウィーク 2014>(at韓国文化院)、「慶州」「晩餐」「チラシ」「ストーン」の4作は、今後一般公開があるのかどうかわかりませんが、それぞれ商業映画としては弱点があるのでどうだかなー。とくに「晩餐」(→参考)なんて観ててツラくなるばかりで、カタルシスは皆無。それでも未来に微かな希望・・・も見えない! ま、それだけ韓国社会の現状を直視した作品ということではありますが・・・。しかし、そういう作品をまとめて観られたのはラッキーでした。で、明日は「最後まで行く」そして「これが私たちの終わりだ」で終わりだ。
 あ、→1つ前の記事で「チラシ:危険な噂」等に関することをいろいろ書きましたので目を通していただければ幸いです。

 11月の上映予定の中で私ヌルボの注目はシネマヴェーラ渋谷。11月1~14日に<韓国映画の怪物 - キム・ギヨンとキム・ギドク –>、11月15~28日に<「金日成のパレード 東欧の見た“赤い王朝”」「北朝鮮・素顔の人々」ロードショー>という特集が組まれています。

  「朝鮮日報」掲載の「封切映画 ぴったり10字評」は先週掲載ナシ。「文化日報」の「映画、今週末何を観るか(영화, 이번 주말 뭘 볼까)」(10月24日.→コチラ)を載せておきます。

 
 「私たちは兄弟です」
 ▲ポイント:単調に展開される物語と構成。いくつかのシーンでは大笑いを提供。
 ▲作品性 ★★★
   娯楽性 ★★★

  「6才のボクが、大人になるまで。」
 ▲ポイント:12年間俳優が実際に成長する姿を盛り込んだ本当の成長映画。監督と俳優たちの情熱で作った名作。
 ▲作品性 ★★★★☆
   娯楽性 ★★★☆

  「シリアル・バッド・ウェディングズ」
 ▲ポイント:笑いと感動を適切に混ぜ合わせたフランスの多文化家族の騒動劇。
 ▲作品性 ★★★☆
   娯楽性 ★★★★

  「ゴーン・ガール」
 ▲ポイント:スリラーのすき間にロマンスやドラマの味を適切に折り込み、フィンチャー監督の卓越した才能を確認させてくれる秀作。
 ▲作品性 ★★★★☆
   娯楽性 ★★★★

  「レッド・カーペット」
 ▲ポイント:実際にエロ映画を作ってきた監督が繰り広げる多様なエピソードが大きな笑いをよぶ。
 ▲作品性 ★★★☆
   娯楽性 ★★★★



           ★★★ Daumの人気順位(10月28日現在上映中映画) ★★★

     【ネチズンによる順位】

①神秘世界歴険記 2  9.5(26)
②60万回のトライ(日本・韓国)  9.3(95)
③チョコレートドーナツ  9.1(62)
④ぼくを探しに  8.9(127)\t
⑤6才のボクが、大人になるまで。  8.8(27)
⑥その人 枢機卿(韓国)  8.7(28)
⑦帰来(カミング・ホーム)  8.7(46)
⑧足球王(韓国)  8.6(248)
⑨はじまりのうた[ビギン・アゲイン]  8.6(1045)
⑩獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦!さらば永遠の友よ(日本)  8.6(21)

 ②「60万回のトライ」の評点が少しずつ高くなってきています。そういう作品だと思います。
 今回の新登場は⑤「6才のボクが、大人になるまで。」だけです。中国映画の⑦「帰来(カミング・ホーム)」については10月14日の記事で紹介しました。
 ⑤「6才のボクが、大人になるまで。」は、リチャード・リンクレイター監督が2002年の時点で6歳だった少年メイソン(エラー・コルトレーン)とその家族の変遷の物語を、同じキャストで12年間撮り続けた(!)画期的なドラマ。少年の成長や、周囲の大人たちの変化、そしてその時々の社会や文化も映し出されています。物語の発端は、両親の離婚直後。メイソンを引き取った母親はキャリアアップをはかり大学に通うためヒューストンへ引っ越します。以後メイソンは、アラスカから戻ってきた父親(イーサン・ホーク)との再会、母の再婚、初恋等々、多感な思春期を過ごし、大人へと成長を遂げていきます・・・。この作品については、町山智浩氏がTBSラジオの<たまむすび>(→コチラ)で「今年の映画の中でベストに入ったりアカデミー賞にノミネートされるような名作」と紹介しています。「夏休みしか撮影してないんですよ。12年間、毎年夏休みだけ撮影してるんですよ」等々、おもしろいネタをいろいろ語っているので、ぜひリンク先を読んでみてください。韓国題は「보이후드」、日本公開は11月14日です。

     【専門家による順位】

①6才のボクが、大人になるまで。  9.5(8)
②その人 枢機卿(韓国)  8.0(1)
③ゴーン・ガール  7.7(8)
④自由が丘で(韓国)  7.7(4)
⑤夜間飛行(韓国)  7.6(3)
⑥FRANK -フランク-  7.2(4)
⑦her/世界でひとつの彼女  7.0(6)
⑦帰来(カミング・ホーム)  7.0(2)
⑨ジミーズ・ホール  6.8(6)
⑩情報提供者(韓国)  6.6(8)

 今回の新登場は①と③の2作品です。
 ①6才のボクが、大人になるまで。」については前述の通りです。
 ③「ゴーン・ガール」は後述。

         ★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[10月24日(金)~10月26日(日)] ★★★

         アメリカのサスペンス「ゴーン・ガール」が1位に

【全体】

順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・週末観客動員数・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・上映館数
1(21)・・ゴーン・ガール・・・・・・・・・・・・・10/23 ・・・・・・・・・・・426,712・・・・・・・・・496,770 ・・・・・・・・4,029・・・・・・・・653
2(32)・・私たちは兄弟です(韓国) ・・・10/23 ・・・・・・・・・・・344,721・・・・・・・・・411,240 ・・・・・・・・3,134・・・・・・・・547
3(1)・・私の愛、私の花嫁(韓国) ・・・・10/08 ・・・・・・・・・・・215,587 ・・・・・・・1,839,029 ・・・・・・・14,347・・・・・・・・406
4(47)・・レッド・カーペット(韓国) ・・・・・10/23 ・・・・・・・・・・・117,869・・・・・・・・・150,965 ・・・・・・・・1,175・・・・・・・・385
5(2)・・ドラキュラZERO・・・・・・・・・・・・・10/08 ・・・・・・・・・・・・114,420 ・・・・・・1,208,400・・・・・・・・・9,741・・・・・・・・368
6(3)・・情報提供者(韓国) ・・・・・・・・・・10/02・・・・・・・・・・・・・61,392・・・・・・・1,698,501 ・・・・・・・13,114・・・・・・・・319
7(5)・・メイズ・ランナー ・・・・・・・・・・・・・・9/18 ・・・・・・・・・・・・45,447・・・・・・・2,777,702・・・・・・・・21,230・・・・・・・・163
8(56)・・6才のボクが、大人になるまで。・・10/23 ・・・・・・・・・45,175・・・・・・・・・・52,311・・・・・・・・・・408・・・・・・・・215
9(4)・・スパイ・レジェンド ・・・・・・・・・・・10/16・・・・・・・・・・・・・19,456 ・・・・・・・・240,234・・・・・・・・・1,801・・・・・・・・215
10(6)・・シリアル・バッド・ウェディングズ・・10/16・・・・・・・・・18,727・・・・・・・・・171,741 ・・・・・・・・1,315・・・・・・・・163
       ※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。

 今回の新登場は1・2・4・8位の4作品です。
 1位「ゴーン・ガール」はアメリカのサスペンス。ギリアン・フリン原作の同名小説(小学館文庫)の映画化作品ですが、原作と違うところもある、のかな? ニューヨークで雑誌のライターをしていた34歳のニック(ベン・アフレック)は失職して2年前に妻エイミー(ロザムンド・パイク)とともに故郷ミズーリ州の田舎町に帰ってきます。しかし高名な童話作家でニューヨーク育ちのエイミーにとっては新しい生活は満足できるものではありません。そんな中、5回目の結婚記念日、家は何者かに荒らされていて、エイミーは謎の失踪を遂げます。容疑をかけられたのは確かなアリバイのないニック。不利な事実が次々に浮上する中、彼はみずから妻探しを始めますが、その一方で何かを隠すかのように嘘を重ねていきます・・・。ニックの語る結婚生活と、交互に挿入されるエイミーの日記。夫婦のリアルな愛憎劇の果てに浮かび上がる衝撃の真実とは・・・。韓国題は「나를 찾아줘(私を探して)」。日本公開は12月12日です。
 2位「私たちは兄弟です」は韓国のコメディ。幼い頃孤児院で生き別れた後、30年ぶりに劇的な再会を果たしたサンヨン(チョ・ジヌン)とハヨン(キム・ソンギュン)兄弟。しかし肌の色から服装まで似たところは皆無で気まずい感じさえ漂います。ところが、再会の喜びも束の間の30分後、今度は母親(キム・ヨンエ)が消えてしまいます。兄弟は母親を目撃情報等をたよりに全国を回ることに・・・。正反対の兄弟、この母親探索の過程でどうなっていくのか・・・。原題は「우리는 형제입니다」です。
 4位「レッド・カーペット」は韓国のラブコメ。ジョンウ(ユン・ゲサン)は、助監督ジンファン(オ・ジョンセ)以下ジュンス(チョ・ダルァン)、デユン(ファン・チャンソン)を率いる19禁映画の監督。彼に映画制作会社コルが課したミッションが「トップ女優をキャスティングしろ!」。 そこで電撃キャスティングされたのが興行の女神チョン・ウンス(コ・ジュニ)。彼らはウンスと共に新しいプロジェクトを開始しますが、経歴10年のベテラン監督ジョンウの好奇心はウンスによって刺激され、2人の間にはなんかいい感じの雰囲気が流れ始めて・・・。原題は「레드카펫」です。
 8位「6才のボクが、大人になるまで。」については上述しました。

【多様性映画】

順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・はじまりのうた[ビギン・アゲイン]・・・・8/13・・・・・・・・・・・・・・8,851・・・・・・・・・・・3,414,991 ・・・・27,003・・・・・・・・・56
2(9)・・ダイビングベル(韓国) ・・・・・・・・・・・・10/23・・・・・・・・・・・・・・6,738 ・・・・・・・・・・・・・・9,986・・・・・・・・・74・・・・・・・・・20
3(2)・・キル・ユア・ダーリン・・・・・・・・・・・・・・10/16・・・・・・・・・・・・・・3,766 ・・・・・・・・・・・・・24,557・・・・・・・・191・・・・・・・・・43
4(4)・・黄金時代・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10/16・・・・・・・・・・・・・・1,286 ・・・・・・・・・・・・・10,154・・・・・・・・・76・・・・・・・・・30
5(3)・・砂漠でサーモン・フィッシング・・・・・・10/16 ・・・・・・・・・・・・・・・977 ・・・・・・・・・・・・・15,323・・・・・・・・117・・・・・・・・・22

 新登場は、2位「ダイビング・ベル」だけです。釜山国際映画祭での上映の是非をめぐって論議をよんだいわくつきのドキュメンタリーです。
ダイビング・ベル(潜水鐘)とは潜水装置の一種で、底が開いている鐘型の金属製構造物で、船舶などから水中に吊り下ろされ、長時間の潜水を可能にするものです。(その形状は→コチラや→コチラの画像を参照のこと。) 
 セウォル号沈没事故の際、このダイビング・ベルが投入されました。しかし「中央日報」の記事(→コチラ)によると「失敗に終わった」とあります。(→ウィキペディアにも関連の記載あり。)
 このドキュメンタリーは、ダイビング・ベル投入の過程を追うだけでなく、政府の対応を批判的に扱ったり、この事故をめぐる疑問点等を提起したりしている点が問題とされたようです。映画祭に招待・上映されることに対し、釜山市長等は上映中断を要求し、また「中央日報」はここでも「上映にセウォル号遺族が憤怒」という記事を掲載しました。(→コチラ。)
 この件についても、また韓国社会&メディアにおける左右の深刻なミゾが如実に現れているといえるでしょう。進歩陣営側の代表的新聞「ハンギョレ」の記事(→コチラ)も読み比べる必要あり、です。また<webneo>の記事(→コチラ)も、具体的な経緯をたどるとともに、「意義があると認めた作品を外圧に屈せず上映した釜山国際映画祭の行為は、拍手に値するのでは、と感じた」と評価しています。ヌルボも、上映の如何については同意見ですが、内容的にはどうかな?とも・・・。しかし観てみないことには何とも、ですけどね。原題は「다이빙벨」です。

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8 コメント

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東京国際映画祭キャッチコピー (ソウル一市民)
2014-10-29 20:01:37
 日本語版でも英語版でも、優れた映画監督が輩出したことが過去のことであるようにも読めて、パッとしない日本映画界の現状への不満を表明した一種の自虐ネタだと思えないこともない(?)ですね。

 産経の黒田センセイならば、これも「日本の韓国化」と呼ぶだろうような、最近どんどん広がりつつある自己満足的傾向かも知れません。
 日本語にも(ついでに韓国語にも)中国から「井の中の蛙」や謙譲の美徳を表現する諺や格言などがたくさん伝わっているはずなのですが……。

http://www.sankei.cm/world/news/140405/wor1404050008-n1.html
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日本の韓国化 (ソウル一市民)
2014-10-29 20:04:37
 すみません。アドレスが間違っておりました。

http://www.sankei.com/world/news/140405/wor1404050008-n1.html
返信する
ヌルボさん、お久しぶりです (のんき)
2014-10-29 20:20:14
2月に夫が急逝し、非常にバタバタした生活を送っておりましたため、すいぶんご無沙汰いたしました。。。

ようやく落ち着きを取り戻し、東京国際映画祭では大好きなパク・ヨンウ氏主演の『アトリエの春』がワールド・フォーカス部門で上映されたため、出かけて参りました。
うっかり話題のポスターは見落としてきましたが・・・^^;;;

『アトリエの春』は、小津安二郎監督をこよなく愛するチョ・グニョン監督の作品だけあって、韓国人より日本人の情緒に近いものを感じました。
実際、ジョンスク役を演じたキム・ソヒョンさんは、ジョンスクの心理や行動が最後まで理解できず苦しんだと発言されていますが、日本人女性である私の目からみれば理解するに全く無理のない、もし自分がジョンスクの立場だったら同じように行動しただろうと思われるもので、理解できないというソヒョンさんが不思議なほどでした。

いずれ、日本でも劇場公開されると思います。映像美に優れた作品ですので、ぜひいつか、ご覧くださいませ。
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言い得ている(笑) (ヌルボ)
2014-10-30 17:58:46
 ソウル一市民様

 黒田氏の「日本の韓国化」という記事は私も以前読んでなかなか「言い得ているな(笑)」と思いました。

 はたして、このコピーに対する批判を当事者の皆さんがどう受けとめるのか、また新聞等のメディアがどう報じるのか(or報じないのか?)興味が持たれるところです。
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「アトリエの春」 (ヌルボ)
2014-10-30 18:07:09
 のんき様

 1月以来のコメントですね。その間そのようなことがおありだったとは・・・。落ち着かれたところで、本ブログとのマッタリとした(?)オツキアイも続けてくださいますように・・・。

 パク・ヨンウ氏の出演作は「カエル少年失踪殺人事件」を観ました。「アトリエの春」は私も気にはなっていましたが、日程の都合で行けませんでした。一般公開されたらぜひ観に行こうと思います。
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実に恥ずかしい (nagune)
2014-10-31 00:51:22
コピーに対する批判を当事者の皆さんがどう受けとめるのか、また新聞等のメディアがどう報じるのか(or報じないのか?)興味が持たれるところです。
同感です。映画を愛するものとしては実に恥ずかしい。これは是非聴いてみたいです。どこぞのメディアが取り上げてくれる事を祈ります。

紹介して頂いた横浜の放送ライブラリー行き正祖のスフォン行幸、「儀軌、8日間の祝祭」(KBS・ドキュメンタリー)少し前になりますが見てきました。見ごたえありました。ご紹介有難うございました。
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こちらこそヨロシク (のんき)
2014-10-31 05:56:50
ヌルボさんのブログは "マッタリ" と読むにはボリュームが "怒涛" 級ですので・・・(笑)
遅れないようしっかりついていきたいと思います。
これからもどうぞヨロシクお願いします。

『アトリエの春』のコピーも、映画祭のパンフレットでは
-彫刻家とモデル、アートと愛の狭間で-となっており、ご丁寧に<エロス>マークまでつけてくださっていますが、まったくそんな内容ではありません^^;;;
露出度こそ高いですが、本当に美しい作品で、「芸術家とヌードモデルと聞くと、すぐその間に男女の関係を描こうとする既存の映画作品に反発を覚えてきた」というチョ・グニョン監督のコメントどおりなのです。
返信する
東京国際映画祭のキャッチコピーについて (ヌルボ)
2014-11-03 18:52:01
nagune様

その後いろいろ見てみたら、大手メディアではTBSラジオ「荒川強啓 デイ・キャッチ!」で美術評論家の山田五郎氏が「日本の「自画自賛する風潮」に苦言を呈した」とのことです。 →
http://news.livedoor.com/article/detail/9418562/

一般紙の報道はなさそうです。

また、藤原敏史監督の「東京国際映画祭の限界と可能性」と題した記事はすごい力作で、読み応えがあります。必読! →
http://www.france10.tv/entertainment/4096/

※藤原監督、いろいろネット情報を見ると「お騒がせ」な人のようではありますが・・・。
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