九州に行く新幹線の車中で、気になっていた韓国映画のDVD1本を一気に観ることができました。
その映画は「地球を守れ!」。
私ヌルボ、めぼしい韓国映画はきっちり情報を仕入れて、ほとんどは映画館で観てるつもりですが、なんとなく観ないままになってるのもあるし(「シルミド」とか「華麗なる休暇」とか・・・)、そう多くはないですが、何年も前に作られた映画で「えっ、そんな注目作があったの!?」と気がつく作品もあります。
「地球を守れ!」は後者で、韓国映画関係のサイトをいろいろ見ていると、けっこう高い評価を得ている作品中にこの映画が多くあげられているではありませんか。
韓国では興行的にはそれほど成功した映画ではなかったものの、映画祭やDVD等を通してファンたちが急増したとのことです。
レンタルでも出てなかったのですが、過日たまたまアマゾンにあったので購入したというわけです。
それで、観た感想なんですが・・・。
他のサイトでも書かれていたのですが、「喜劇かと思っていたらそうじゃなかった」。
ヌルボも同様です。
いや、観る人によってはやっぱり喜劇なのかも・・・。
また、SFなのか、リアルなのか、も判然としません。
で、ヌルボの感想もはっきりしません。名作なのか駄作なのか?!
物語は、度重なる不幸(社会的抑圧)に見舞われた青年が、「地球を侵略しつつあるエイリアン(韓国語では外界人)をやっつけて地球を守る!」と叫んで、エイリアン(といっても実は自分を不幸にした人たち)を倒してゆく・・・、というもの。
主人公本人は真剣なんだけど、その訴える内容は、人々に受け入れられるどころか、はっきり言って精神が病んでしまっているとしか見られないのは当然で、たぶん観客の多くもそう見るでしょう。
その主人公の真剣さと、この映画自体のマジメさがダブる感じですねー。作品自体のマジメさは頭では理解できるものの、共感するのはむずかしい、ってとこですかねー。
もうちょっとユトリというか、アソビというか、そんな要素があればよかったんだけどなー・・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます