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【(イ・ビョンホンさんは)そんな私を警戒してたみたいです】
韓国MBCテレビ9月19日(水)放映の「黄金漁場」の録画DVDを見ました。
ゲストが女優スエで、今回もカン・ホドン(강호동)がいろいろ興味深い話を引き出していました。本名はパク・スエだとか、2億ウォン貯めたら仕事をやめると約束したとか、弟が彼女を連れてきたので会ったら、その彼女がずっと硬直したままだったとか・・・。またスエ自身<涙の女王>といわれるそのままで、とくに靴修理の仕事をしていたというお父さんのことに話が及ぶとポロポロ涙を流したりしていました。
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【お父さんのことを話していて、泣いてしまった・・・・】
さて、今回のテーマは上記のこととは関係なく、他の多くのブログ等で取り上げられてる「「夏物語」で共演したイ・ビョンホンさんに謝りたい」発言についてでもなく、彼女の年齢についてです。
トークの冒頭で、スエさんについて、上記の本名等の紹介の他に、「1979年生まれ、31歳」が大声で叫ばれていました。それも字幕入りで・・・。
まず日本だったら、女性の年齢についてこんな形でドカンと公表されたら、まず間違いなく当人は怒るし、裁判沙汰になるかもしれません。が、この番組ではスエさんはただ笑ってうなずいただけでした。
それから、もしかしたらこの番組を視ていた日本人は「あれ?」と思ったかもしれません。
「1979年生まれで、なんで31歳になるの?」という疑問です。ふつうに数えると29か30なのにね。
つまり、韓国ではまだ<数え年(セヌンナイ세는 나이)が一般的なんですね。
日本でも、昔は数え年がふつうでした。
私ヌルボの世代だと、子供の頃は歳をきかれたら「満で8歳、数えで10歳」などと答えたりしていました。
ところが今では<数え年>とは何なのかわからない、という人も増えているようです。
簡単に説明すると、生まれた時が1歳、正月を迎えると全国民がプラス1歳となる、というのがその数え方です。
したがって、大晦日に生まれた赤ちゃんは翌日(元日)にはもう2歳になっちゃいます。
還暦というと、現在は満60歳のことと思っている人が大半かもしれませんが、本来的には数え年で61歳なんですね。たとえば十干・十二支の組み合わせでいえば今年2009年は己丑(つちのとうし)の年ですが、1949年(己丑)生まれの人が今年元日に数え年で61歳となり、生まれ年と同じ己丑年に還った、ということで還暦というわけです。
新正月より旧正月がメインだったり、旧暦に基づく秋夕(チュソク)が今も一大年中行事だったり、還暦(韓国では還甲(ファンガプ환갑)や古稀の祝いを盛大に祝ったり、韓国は(中国も同様ですが)まだまだ伝統が日常生活の中に生きてますねー。
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