あと1週間で今年もおしまい。なんとなく私ヌルボの今年の映画ベスト10は・・・と考えて、前半に比べると後半は今ひとつこれはというのがなかったかな? ・・・と思いきや、岩波ホールで上映中の「少女は自転車にのって」は予想以上に良かった!! 客席から笑い声が上がる場面が何度もあり、社会的な問題提起もあり、主人公の女の子も魅力的だし・・・。しかし、空いているというほどではないにしろ、1時間以上も前に行かないとチケットが買えなかった「ハンナ・アーレント」に比べるとコチラは余裕で買えるというのは、一体何が違うのでしょうかねー?
で、この「少女は自転車にのって」も含めて今年のベスト1候補は5作品くらいかな?
年内にあと3本くらいは観たいな。徳島に帰省する途中、大阪や神戸の映画館でこれはという映画を上映していれば寄って行くつもりなのでスケジュールを確認しておかなくちゃ・・・。
★★★ Daumの人気順位(12月24日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①あまり者たちのヒッチハイキング(韓国) 9.5(44)
②八月のクリスマス(韓国) 9.5(536)
③メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー 9.4(42)
④その子イヌその子ネコ(韓国) 9.4(20)
⑤アンニョン?! オーケストラ(韓国) 9.3(23)
⑥弁護人(韓国) 9.3(15093)
⑦道の上で(韓国) 9.2(65)
⑧完全に大切な愛(韓国) 9.2(188)
⑨ラブ・アクチュアリー 9.0(603)
⑩ワイルド・ビル 9.0(63)
④⑥⑨⑩位の4作品が新登場。
それにしても⑥「弁護人」の(15093)といはいったい何なんだ!? 2ケタ違う驚異の数字です。この作品については後述します。
④「その子イヌその子ネコ」は、韓国のロマンス物。飼い主のいないネコを飼っている男がアニメーターのウジュ(シン・ミョングン)、飼い主のいないイヌを飼っている女性がウェブトゥーン(ネット漫画)作家のポウン(ソン・ミンジ)。動物病院で出会ってつきあい始めます。で、イヌがウジュ、ネコがポウンと、それぞれ相手の名前がつけられる、のかな? ところが彼の性格はイヌ型、彼女はネコ型と正反対。はたして彼らの恋愛はうまくいくのでしょうか? というストーリー。この映画が画期的なのは、世界で初めてiPhoneで撮影した長編映画なのだそうです。その関連記事は→コチラや→コチラ。後者は、この作品の日本語字幕作成を担当した方のブログ記事で、いろんなことが記されてますが、イヌとネコ、男性と女性の組み合わせが間違ってるんじゃないかなー? 原題は「그 강아지 그 고양이」。直訳すると「その子イヌとネコ」なんですけどね。で英題は「Cats and Dogs」。「개(イヌ)」だとカワイイ語感じゃないですからねー。軽蔑の対象とか、犬鍋とか想像しちゃったりして・・・。
⑨「ラブ・アクチュアリー」は12月のロンドンを舞台にした10年前の英米合作映画の再上映。クリスマスを前にした時期に合わせたのでしょうね、きっと。韓国題は「러브 액츄얼리」。
⑩「ワイルド・ビル」は2011年のイギリス映画。日本では昨年の<SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012>(at川口市)の長編コンペティション部門で上映されました。かつては「暴れん坊ビル」として名をはせたビルが8年間の刑務所暮らしの後仮釈放されてロンドン・イーストエンドの自宅に戻ると、妻はスペインだかに出て行っちゃっていない。それも15歳と11歳の息子を置き去りにして! しかし長男は学校を辞め、ロンドン五輪に向けての競技場の建築現場で働いたりして父親役を果たしているのです。で、父親としての責任感も稀薄なビルは全然お呼びじゃない存在。ところが、彼がいないと2人の息子は福祉団体によって施設に送られてしまう、というわけで、無責任な彼もしぶしぶながら父親の役割を演じざるをえなくなり、慣れない家事をやったりプライドを捨てて働いたり・・・。彼のそんな努力は、果たして実を結ぶことができるだろうか? ・・・というお話です。その後日本での一般公開はされていません。韓国題は「와일드 빌」。
【専門家による順位】
①蜂蜜 8.5(2)
①楽園の瑕 8.5(2)
③ゼロ・グラビティ 8.2(5)
④17歳 8.0(3)
⑤グロリアの青春 7.7(4)
⑤風景(韓国) 7.7(4)
⑦そして父になる(日本) 7.6(6)
⑧恋するリベラーチェ 7.6(3)
⑧イントゥギ(韓国) 7.6(3)
⑩ブルー・ジャスミン 7.5(6)
新登場は⑦「そして父になる」だけです。韓国題は「그렇게 아버지가 된다」。
私ヌルボが観た数少ない(計21本)日本映画中の1つです。たしかに良い映画だとは思いますが、ちょっと2つの対照的家族の描き方が図式的すぎるような・・・。その1ヵ月前に観た「もうひとりの息子」の印象が強かったということもあって、その分評価が低くなってしまったかもしれません。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[12月20日(金)~22日(日)] ★★★
盧武鉉元大統領がモデルといわれる「弁護人」、大量動員数で1位に
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・週末観客動員数・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・上映館数
1(26)・・弁護人(韓国)・・・・・・・・・・・・・・12/12 ・・・・・・・・・・1,379,911 ・・・・・・・1,751,961・・・・・・・12,738・・・・・・・・923
2(1)・・ホビット 竜に奪われた王国・・・12/12・・・・・・・・・・・・381,785 ・・・・・・・1,644,063・・・・・・・12,795・・・・・・・・466
3(3)・・アバウト・タイム・・・・・・・・・・・・・12/05 ・・・・・・・・・・・・338,695 ・・・・・・・2,039,609・・・・・・・14,884・・・・・・・・442
4(2)・・家に帰る道(韓国)・・・・・・・・・・・12/11 ・・・・・・・・・・・・275,807・・・・・・・・1,430,259・・・・・・・10,016・・・・・・・・467
5(18)・・キャッチ・ミー(韓国) ・・・・・・・・12/18・・・・・・・・・・・・・210,782 ・・・・・・・・・300,914・・・・・・・・2,078・・・・・・・・517
6(148)・・ウォーキング with ダイナソー・・12/19・・・・・・・・・・187,669 ・・・・・・・・・199,735・・・・・・・・1,629・・・・・・・・463
7(新)・・プレーンズ・・・・・・・・・・・・・・・・・12/19・・・・・・・・・・・・・・90,491 ・・・・・・・・・103,391 ・・・・・・・・・747・・・・・・・・408
8(26)・・セイビング・サンタ ・・・・・・・・・・12/19・・・・・・・・・・・・・・81,216 ・・・・・・・・・・95,024 ・・・・・・・・・608・・・・・・・・297
9(4)・・インシディアス 第2章 ・・・・・・・・12/05・・・・・・・・・・・・・・19,671 ・・・・・・・・・573,665・・・・・・・・3,974・・・・・・・・・86
10(142)・・そして父になる(日本)・・・・・12/19・・・・・・・・・・・・・・10,530 ・・・・・・・・・・15,385・・・・・・・・・・116・・・・・・・・・41
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
1・5・6・7・8・10位の6作品がベスト10新登場と、大幅に入れ替わりました。中でも注目は1位の「弁護人」。主演のソン・ガンホはともに900万人を超えた「スノーピアサー」、「観相」に続く今年3作目のヒットで、「朝鮮日報」の記事(→コチラ)によると「史上初めて1年間で2000万人を動員した俳優になるものと予想されている」(18日までで1900万人を超えた)とのこと。すごいもんです。
1位「弁護人」の舞台は1980年代初めの釜山。ソン・ウソク(ソン・ガンホ)はコネも金もない税務弁護士。しかし不動産登記から税金の相談まで取り扱い、卓越した手腕で繁盛して有名に。大企業のスカウトまで受けるようになりますが、そんな中、駆け出しの頃に世話になった食堂の息子チヌ(シワン)が思わぬ事件に巻き込まれて裁判にかけられるという話を耳にする。食堂のアジュマ(キム・ヨンエ)の切実な願いを断りきれず、拘置所に行って面会をしたチヌは信じられない姿で、衝撃を受けたウソクは引き受け手がいなかった事件の弁護を引き受けることを決心します・・・。原題は「변호인」です。盧武鉉元大統領がモデルなんだそうですが、どこまでが実話かは私ヌルボ未確認。
5位「キャッチ・ミー」は名うてのプロファイラーと伝説的女泥棒の対決、といってもなぜかラブ・コメディのようです。高価な朝鮮白磁や英国王室ダイヤモンドのような美術品ばかり盗む大泥棒ユン・ジンスク(キム・アジュン)。プロファイラーのイ・ホテ刑事(チュウォン)はひき逃げ車の持ち主を探す間に偶然ジンスクの所在を知り、訪ねて行くと、なんと彼女は10年前、甘いキスだけを残し消えた初恋の人だったとは! あらま。それからどういう展開になるのかな? 原題は「캐치미」です。
6位「ウォーキング with ダイナソー」は日本でも12月20日から公開されています。韓国題は「다이노소어 어드벤처 3D(ダイナソー・アドベンチャー 3D)」。
7位「プレーンズ」はディズニーのアニメですね。これも12月21日から日本でも後悔されています。韓国題は「비행기(飛行機)」です。
8位「セイビング・サンタ」は米英合作のミュージカル・コメディ・アニメ。ルドルフの牛舎(トナカイ小屋?)の掃除をしている妖精バーナード(声:スホ)はやることが間違いだらけのとぼけた妖精。ある日悪党ネビル(声:シン・ドンヨプ)と彼の兵士たちが1日で全世界の子供たちにプレゼントを贈るサンタのそりの秘密を暴くためにサンタクロースを拉致しする。大騒ぎとなった北極の村! そりの秘密が彼らの手に渡るとクリスマスは永遠に消えてしまいます。そこで妖精バーナード、悪党たちから村を守るためルドルフと一緒にタイムマシンのそりに乗って過去に戻るのですが・・・。韓国題は「세이빙 산타」。日本公開は未定、かな?
10位「そして父になる」は上述しました。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(61)・・そして父になる(日本) ・・・・・・・・・12/19 ・・・・・・・・・・・・10,530 ・・・・・・・・・・・・・・15,385・・・・・・・・・・116 ・・・・・・・・・41
2(1)・・プロミスト・ランド・・・・・・・・・・・・・・・・12/12 ・・・・・・・・・・・・・2,549 ・・・・・・・・・・・・・・15,058・・・・・・・・・・111 ・・・・・・・・・22
3(15)・・私はロランス ・・・・・・・・・・・・・・・・・12/19・・・・・・・・・・・・・・2,144 ・・・・・・・・・・・・・・・3,659・・・・・・・・・・・28 ・・・・・・・・・27
4(2)・・あまり者たちの・・・・・・・・・・・・・・・・・11/28 ・・・・・・・・・・・・・1,571 ・・・・・・・・・・・・・・17,228 ・・・・・・・・・123 ・・・・・・・・・23
ヒッチハイキング(韓国)
5(8)・・シヴァ 人生を投げて(韓国)・・・・・・・12/19 ・・・・・・・・・・・・・・・650 ・・・・・・・・・・・・・・・1,331 ・・・・・・・・・・10 ・・・・・・・・・・5
1・3・5位が新登場です。
1位「そして父になる」は上述しました。
3位「私はロランス」は日本では9月7日公開で、今もアップリンクX等で上映中です。韓国題は「로렌스 애니웨이(ロレンス・エニイウェイ)」。
5位「シヴァ 人生を投げて」はインドを舞台にしたドラマ。リアルなインドを撮ろうと盲目的にインドにやってきたPDのピョンテ(病態)。そして彼のパートナーの遊び人の崔(チェ)撮影監督。インドの路地裏を撮影していた病態と崔監督はニセのNGOにだまされて薬が入った水を飲み、倒れてハンナとスヨンの助けで危機を脱する・・・。ハンナは就職に失敗し、スヨンは夫と息子の無関心にキレて(?)インドに脱出してきた女性。全く似合いそうでない4人の間に微妙な同質感が生じ始めるとともに、徐々にインドへの思い込みが崩れ、心でインドを見始める・・・。原題は「시바, 인생을 던져」です。
で、この「少女は自転車にのって」も含めて今年のベスト1候補は5作品くらいかな?
年内にあと3本くらいは観たいな。徳島に帰省する途中、大阪や神戸の映画館でこれはという映画を上映していれば寄って行くつもりなのでスケジュールを確認しておかなくちゃ・・・。
★★★ Daumの人気順位(12月24日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①あまり者たちのヒッチハイキング(韓国) 9.5(44)
②八月のクリスマス(韓国) 9.5(536)
③メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー 9.4(42)
④その子イヌその子ネコ(韓国) 9.4(20)
⑤アンニョン?! オーケストラ(韓国) 9.3(23)
⑥弁護人(韓国) 9.3(15093)
⑦道の上で(韓国) 9.2(65)
⑧完全に大切な愛(韓国) 9.2(188)
⑨ラブ・アクチュアリー 9.0(603)
⑩ワイルド・ビル 9.0(63)
④⑥⑨⑩位の4作品が新登場。
それにしても⑥「弁護人」の(15093)といはいったい何なんだ!? 2ケタ違う驚異の数字です。この作品については後述します。
④「その子イヌその子ネコ」は、韓国のロマンス物。飼い主のいないネコを飼っている男がアニメーターのウジュ(シン・ミョングン)、飼い主のいないイヌを飼っている女性がウェブトゥーン(ネット漫画)作家のポウン(ソン・ミンジ)。動物病院で出会ってつきあい始めます。で、イヌがウジュ、ネコがポウンと、それぞれ相手の名前がつけられる、のかな? ところが彼の性格はイヌ型、彼女はネコ型と正反対。はたして彼らの恋愛はうまくいくのでしょうか? というストーリー。この映画が画期的なのは、世界で初めてiPhoneで撮影した長編映画なのだそうです。その関連記事は→コチラや→コチラ。後者は、この作品の日本語字幕作成を担当した方のブログ記事で、いろんなことが記されてますが、イヌとネコ、男性と女性の組み合わせが間違ってるんじゃないかなー? 原題は「그 강아지 그 고양이」。直訳すると「その子イヌとネコ」なんですけどね。で英題は「Cats and Dogs」。「개(イヌ)」だとカワイイ語感じゃないですからねー。軽蔑の対象とか、犬鍋とか想像しちゃったりして・・・。
⑨「ラブ・アクチュアリー」は12月のロンドンを舞台にした10年前の英米合作映画の再上映。クリスマスを前にした時期に合わせたのでしょうね、きっと。韓国題は「러브 액츄얼리」。
⑩「ワイルド・ビル」は2011年のイギリス映画。日本では昨年の<SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012>(at川口市)の長編コンペティション部門で上映されました。かつては「暴れん坊ビル」として名をはせたビルが8年間の刑務所暮らしの後仮釈放されてロンドン・イーストエンドの自宅に戻ると、妻はスペインだかに出て行っちゃっていない。それも15歳と11歳の息子を置き去りにして! しかし長男は学校を辞め、ロンドン五輪に向けての競技場の建築現場で働いたりして父親役を果たしているのです。で、父親としての責任感も稀薄なビルは全然お呼びじゃない存在。ところが、彼がいないと2人の息子は福祉団体によって施設に送られてしまう、というわけで、無責任な彼もしぶしぶながら父親の役割を演じざるをえなくなり、慣れない家事をやったりプライドを捨てて働いたり・・・。彼のそんな努力は、果たして実を結ぶことができるだろうか? ・・・というお話です。その後日本での一般公開はされていません。韓国題は「와일드 빌」。
【専門家による順位】
①蜂蜜 8.5(2)
①楽園の瑕 8.5(2)
③ゼロ・グラビティ 8.2(5)
④17歳 8.0(3)
⑤グロリアの青春 7.7(4)
⑤風景(韓国) 7.7(4)
⑦そして父になる(日本) 7.6(6)
⑧恋するリベラーチェ 7.6(3)
⑧イントゥギ(韓国) 7.6(3)
⑩ブルー・ジャスミン 7.5(6)
新登場は⑦「そして父になる」だけです。韓国題は「그렇게 아버지가 된다」。
私ヌルボが観た数少ない(計21本)日本映画中の1つです。たしかに良い映画だとは思いますが、ちょっと2つの対照的家族の描き方が図式的すぎるような・・・。その1ヵ月前に観た「もうひとりの息子」の印象が強かったということもあって、その分評価が低くなってしまったかもしれません。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[12月20日(金)~22日(日)] ★★★
盧武鉉元大統領がモデルといわれる「弁護人」、大量動員数で1位に
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・週末観客動員数・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・上映館数
1(26)・・弁護人(韓国)・・・・・・・・・・・・・・12/12 ・・・・・・・・・・1,379,911 ・・・・・・・1,751,961・・・・・・・12,738・・・・・・・・923
2(1)・・ホビット 竜に奪われた王国・・・12/12・・・・・・・・・・・・381,785 ・・・・・・・1,644,063・・・・・・・12,795・・・・・・・・466
3(3)・・アバウト・タイム・・・・・・・・・・・・・12/05 ・・・・・・・・・・・・338,695 ・・・・・・・2,039,609・・・・・・・14,884・・・・・・・・442
4(2)・・家に帰る道(韓国)・・・・・・・・・・・12/11 ・・・・・・・・・・・・275,807・・・・・・・・1,430,259・・・・・・・10,016・・・・・・・・467
5(18)・・キャッチ・ミー(韓国) ・・・・・・・・12/18・・・・・・・・・・・・・210,782 ・・・・・・・・・300,914・・・・・・・・2,078・・・・・・・・517
6(148)・・ウォーキング with ダイナソー・・12/19・・・・・・・・・・187,669 ・・・・・・・・・199,735・・・・・・・・1,629・・・・・・・・463
7(新)・・プレーンズ・・・・・・・・・・・・・・・・・12/19・・・・・・・・・・・・・・90,491 ・・・・・・・・・103,391 ・・・・・・・・・747・・・・・・・・408
8(26)・・セイビング・サンタ ・・・・・・・・・・12/19・・・・・・・・・・・・・・81,216 ・・・・・・・・・・95,024 ・・・・・・・・・608・・・・・・・・297
9(4)・・インシディアス 第2章 ・・・・・・・・12/05・・・・・・・・・・・・・・19,671 ・・・・・・・・・573,665・・・・・・・・3,974・・・・・・・・・86
10(142)・・そして父になる(日本)・・・・・12/19・・・・・・・・・・・・・・10,530 ・・・・・・・・・・15,385・・・・・・・・・・116・・・・・・・・・41
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
1・5・6・7・8・10位の6作品がベスト10新登場と、大幅に入れ替わりました。中でも注目は1位の「弁護人」。主演のソン・ガンホはともに900万人を超えた「スノーピアサー」、「観相」に続く今年3作目のヒットで、「朝鮮日報」の記事(→コチラ)によると「史上初めて1年間で2000万人を動員した俳優になるものと予想されている」(18日までで1900万人を超えた)とのこと。すごいもんです。
1位「弁護人」の舞台は1980年代初めの釜山。ソン・ウソク(ソン・ガンホ)はコネも金もない税務弁護士。しかし不動産登記から税金の相談まで取り扱い、卓越した手腕で繁盛して有名に。大企業のスカウトまで受けるようになりますが、そんな中、駆け出しの頃に世話になった食堂の息子チヌ(シワン)が思わぬ事件に巻き込まれて裁判にかけられるという話を耳にする。食堂のアジュマ(キム・ヨンエ)の切実な願いを断りきれず、拘置所に行って面会をしたチヌは信じられない姿で、衝撃を受けたウソクは引き受け手がいなかった事件の弁護を引き受けることを決心します・・・。原題は「변호인」です。盧武鉉元大統領がモデルなんだそうですが、どこまでが実話かは私ヌルボ未確認。
5位「キャッチ・ミー」は名うてのプロファイラーと伝説的女泥棒の対決、といってもなぜかラブ・コメディのようです。高価な朝鮮白磁や英国王室ダイヤモンドのような美術品ばかり盗む大泥棒ユン・ジンスク(キム・アジュン)。プロファイラーのイ・ホテ刑事(チュウォン)はひき逃げ車の持ち主を探す間に偶然ジンスクの所在を知り、訪ねて行くと、なんと彼女は10年前、甘いキスだけを残し消えた初恋の人だったとは! あらま。それからどういう展開になるのかな? 原題は「캐치미」です。
6位「ウォーキング with ダイナソー」は日本でも12月20日から公開されています。韓国題は「다이노소어 어드벤처 3D(ダイナソー・アドベンチャー 3D)」。
7位「プレーンズ」はディズニーのアニメですね。これも12月21日から日本でも後悔されています。韓国題は「비행기(飛行機)」です。
8位「セイビング・サンタ」は米英合作のミュージカル・コメディ・アニメ。ルドルフの牛舎(トナカイ小屋?)の掃除をしている妖精バーナード(声:スホ)はやることが間違いだらけのとぼけた妖精。ある日悪党ネビル(声:シン・ドンヨプ)と彼の兵士たちが1日で全世界の子供たちにプレゼントを贈るサンタのそりの秘密を暴くためにサンタクロースを拉致しする。大騒ぎとなった北極の村! そりの秘密が彼らの手に渡るとクリスマスは永遠に消えてしまいます。そこで妖精バーナード、悪党たちから村を守るためルドルフと一緒にタイムマシンのそりに乗って過去に戻るのですが・・・。韓国題は「세이빙 산타」。日本公開は未定、かな?
10位「そして父になる」は上述しました。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(61)・・そして父になる(日本) ・・・・・・・・・12/19 ・・・・・・・・・・・・10,530 ・・・・・・・・・・・・・・15,385・・・・・・・・・・116 ・・・・・・・・・41
2(1)・・プロミスト・ランド・・・・・・・・・・・・・・・・12/12 ・・・・・・・・・・・・・2,549 ・・・・・・・・・・・・・・15,058・・・・・・・・・・111 ・・・・・・・・・22
3(15)・・私はロランス ・・・・・・・・・・・・・・・・・12/19・・・・・・・・・・・・・・2,144 ・・・・・・・・・・・・・・・3,659・・・・・・・・・・・28 ・・・・・・・・・27
4(2)・・あまり者たちの・・・・・・・・・・・・・・・・・11/28 ・・・・・・・・・・・・・1,571 ・・・・・・・・・・・・・・17,228 ・・・・・・・・・123 ・・・・・・・・・23
ヒッチハイキング(韓国)
5(8)・・シヴァ 人生を投げて(韓国)・・・・・・・12/19 ・・・・・・・・・・・・・・・650 ・・・・・・・・・・・・・・・1,331 ・・・・・・・・・・10 ・・・・・・・・・・5
1・3・5位が新登場です。
1位「そして父になる」は上述しました。
3位「私はロランス」は日本では9月7日公開で、今もアップリンクX等で上映中です。韓国題は「로렌스 애니웨이(ロレンス・エニイウェイ)」。
5位「シヴァ 人生を投げて」はインドを舞台にしたドラマ。リアルなインドを撮ろうと盲目的にインドにやってきたPDのピョンテ(病態)。そして彼のパートナーの遊び人の崔(チェ)撮影監督。インドの路地裏を撮影していた病態と崔監督はニセのNGOにだまされて薬が入った水を飲み、倒れてハンナとスヨンの助けで危機を脱する・・・。ハンナは就職に失敗し、スヨンは夫と息子の無関心にキレて(?)インドに脱出してきた女性。全く似合いそうでない4人の間に微妙な同質感が生じ始めるとともに、徐々にインドへの思い込みが崩れ、心でインドを見始める・・・。原題は「시바, 인생을 던져」です。
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