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韓国北朝鮮情報一杯の「週刊文春」 不肖宮嶋の延坪島写真、金正男、少女時代等々

2010-12-02 17:43:57 | 韓国関係の雑情報
 今日(12月2日)発売の「週刊文春」12月9日号は興味深い韓国・北朝鮮ネタ満載の上、毎年恒例の「2010ミステリーベスト10」等もあって、それから「海老蔵の顔面粉砕」の記事もついつい読んだりして、結局2時間近く読み耽ってしまいました。

 まず冒頭に「狂気の砲弾が降った島」とのタイトルで8ページ分の延坪島の現地写真。撮ったのは<不肖・宮嶋>こと宮嶋茂樹と文春の田中茂カメラマン。
 宮嶋氏の文によると、「ハングルペラペラ」の田中カメラマンと2人、避難の島民と逆に渡し船で延坪島に行き、「メシは赤十字の炊き出しでしのげた」が、「電気、水道、ガスはなし」で、「夜は零下になる厳寒」を、防空壕で「海兵隊がバラまいた毛布にくるまり」、「カチューシャ・ロケットの一斉射撃もかくや」という中で「一睡もできんまんま朝を迎えた」そうです。
北朝鮮側を撮った2ページ分の写真には、北朝鮮内によくある山腹の大きなスローガンが写ってます。「위대한수령김일성동지혁명사상만세!(偉大なる首領金日成革命思想同志万歳!)」と読めます。(혁명사상は読みづらいからか「文春」には訳されてませんが・・・。)
 不肖・宮嶋氏の勇ましい(?)発言の数々には首をかしげることも多い私ヌルボですが、これまで世界各地の戦地・死地に突撃取材してきた彼の写真はさすがに迫力があります。(迫力が問題じゃないんですが・・・。) 以前東京写真美術館でナマ宮嶋氏を見たのですが、やっぱり見るからに頑丈そうなガタイでしたね。(山岳写真家の白籏史朗さんはもっとすごかったけど・・・。)
 この延坪島砲撃に際しての日本政府のありようは、本文記事を読むほどに心配度が増してきます・・・。

 つづいて「スクープ」と銘打たれた「「私を蔑ろにするのか」金正男が王朝批判」と題する記事。後継者問題でカヤの外におかれた金正男が「おばさま」こと金敬姫(金正日の妹で張成沢の妻)に言った怨みごと(肉声)を外交評論家・井野誠一氏が入手した、というのがスクープなのかな? イマイチ、驚くような内容でもないけど・・・。記事は「孤立感を深めた正男は、次にどう動くのか」と蒸す出いますが、ヌルボとしては、伝えられるところの金正男の身の安全を中国が北朝鮮に求めたとかいうその具体的な状況を知りたいところ。

 「61年目の紅白選考「全舞台裏」」、事前の報道では少女時代等々の出場が有力視されていただけに、あれっ?と思ったK-POPファンは多かったでしょう。この記事によると「『紅白は日本の音楽祭だ』と、日本の芸能プロが束になって、韓国勢の台頭に猛反発したのです」とありますねー。ただ「隠し玉といえるプラン」として「K-POPの四組(少女時代・KARA・BIGBANG・東方神起)を特別枠で一挙に出演させるという計画が進んでいます」とも。はたしてどうなるでせうか??

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