昨年と同じく今年も半月過ぎてまだ1本も映画を観ないまま。なぜか忙しいのです。
その間、1月8日に「キネマ旬報」のベスト・テンが発表されました。詳細は→コチラで見ることができます。作品賞は次のとおりです。
[日本映画] ①そこのみにて光輝く ②0.5ミリ ③紙の月 ④野のなななのか ⑤ぼくたちの家族 ⑥小さいおうち ⑦私の男 ⑧百円の恋 ⑨水の声を聞く ⑩ニシノユキヒコの恋と冒険
[外国映画] ①ジャージー・ボーイズ ②6才のボクが、大人になるまで。 ③罪の手ざわり ④エレニの帰郷 ⑤ブルージャスミン ⑥インターステラ― ⑦リアリティのダンス ⑧インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌 ⑨ウルフ・オブ・ウォールストリート ⑩ラッシュ/プライドと友情
これらの中で私ヌルボが観たのは[日本映画]は①と②だけ。[外国映画]は、昨年は<次点>も含めて6作品だったのが①③⑧3作品という少なさ。12月29日の記事<★2014年 ヌルボの個人的映画ベスト10>で書いたように、昨年は88本も観ていてこれだからなー。しかし、「ジャージー・ボーイズ」と「罪の手ざわり」の1位・3位はナットクするとしても、韓国映画が全然入っていないのはなんだかなー、です。あっそうそう、「イーダ」が10位以内に入っていないのも、とくにキネ旬のベスト10としては解せないところ。
見逃して残念と思っていたのは「水の声を聞く」。ラッキーなことに1月24日から近所のシネマ・ジャック&ベティで上映。毎度のことながら実にありがたい映画館です。
[個人賞]の方では、主演女優賞は先の個人的ベスト10で名前をあげた安藤サクラでバッチリ。ま、昨年のリリー・フランキーの助演男優賞と同様で本命が来ただけですけどね。
★★★ Daumの人気順位(1月13日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①クォ・ヴァディス(韓国) 9.6(128)
②パンクチュア 合衆国の陰謀 9.5(86)
③いのち(韓国) 9.3(106)
④犬どろぼう完全計画(韓国) 9.3(311)
⑤60万回のトライ(日本・韓国) 9.3(95)
⑥ボックストロール 9.2(30)
⑦ちびっこ潜水艦オリー 2 9.1(23)
⑧アクト・オブ・キリング 9.1(42)
⑨ピアノ・レッスン 9.0(87)
⑩くまのパディントン 9.0(64)
今回の新登場は⑩「くまのパディントン」だけです。全世界で3000万部を売り上げたというイギリスの作家マイケル・ボンドの児童文学の実写映画化作品。ペルーからイギリスに密航してきた子グマのパディントンがパディントン駅でブラウン夫妻に出会って、以後なんやかやとドタバタが・・・と、つまりは物語の始まりから元の本に沿って描かれているようです。韓国題は「패딩턴」。日本公開は、えっ1年後!?
【専門家による順位】
①6才のボクが、大人になるまで。 9.5(8)
②サンドラの週末 8.5(4)
③クラウズ・オブ・シルス・マリア 8.3(6)
④鉄の夢(韓国) 8.0(5)
⑤アクト・オブ・キリング 7.8(6)
⑥ゴーン・ガール 7.7(8)
⑦自由が丘で(韓国) 7.7(4)
⑧インターステラー 7.6(9)
⑨マップ・トゥ・ザ・スターズ 7.4(5)
⑩巨人(韓国) 7.1(8)
前回と順位・評点ともまったく同じです。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[1月9日(金)~1月11日(日)] ★★★
「国際市場」の勢い衰えず 800万人に到達
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・週末観客動員数・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・国際市場(韓国)・・・・・・・・・・・・12/17・・・・・・・・・・1,136,379・・・・・・・・・・9,688,615・・・・・・・・75,603 ・・・・・・・・928
2(3)・・96時間/レクイエム・・・・・・・・・1/01 ・・・・・・・・・・・364,421・・・・・・・・・・1,770,079・・・・・・・・14,235・・・・・・・・534
3(3)・・マダガスカルのペンギン・・・・12/31 ・・・・・・・・・・・301,561 ・・・・・・・・・1,371,413・・・・・・・・10,426・・・・・・・・527
4(新)・・アンブロークン・・・・・・・・・・・・・1/07 ・・・・・・・・・・・147,785 ・・・・・・・・・・・202,643・・・・・・・・・1,594・・・・・・・・399
5(新)・・くまのパティントン・・・・・・・・・・1/07 ・・・・・・・・・・・142,507 ・・・・・・・・・・・194,900・・・・・・・・・1,466・・・・・・・・408
6(4)・・あなた、あの川を渡らないで(韓国)・・11/27 ・・・・137,531・・・・・・・・・・4,644,237・・・・・・・・36,203・・・・・・・・462
7(5)・・技術者たち(韓国)・・・・・・・・・・12/24・・・・・・・・・・・・122,735・・・・・・・・・・2,506,524・・・・・・・・19,443・・・・・・・・347
8(28)・・ワーキングガール(韓国)・・・1/07 ・・・・・・・・・・・・・74,635 ・・・・・・・・・・・108,429・・・・・・・・・・・886・・・・・・・・308
9(6)・・ホビット 決戦のゆくえ・・・・・12/17 ・・・・・・・・・・・・144,932・・・・・・・・・・2,816,649・・・・・・・・24,104・・・・・・・・185
10(新)・・プリデスティネーション・・・・1/07 ・・・・・・・・・・・・・42,874・・・・・・・・・・・・・64,839・・・・・・・・・・・514 ・・・・・・・232
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
「国際市場」は1千万人突破目前。まだ週末動員数100万人以上ですからねー。
今回の新登場は4・5・8・10位の4作品です。
4位「アンブロークン」は、目下ネット上の一部で論議を呼んでいる、女優アンジェリーナ・ジョリー監督の問題作。第2次世界大戦に出征し、47日間の漂流の末に日本軍の捕虜となった元五輪選手の米兵ルイス・ザンペリーニの半生を描いた作品とのことですが、捕虜たちが虐待され、虐殺され、さらには「生きたまま食われた(!)という描写がある(?)のは史実に基づかないので上映するな」との声が上がっているようです。しかし、→コチラや→コチラ(産経の記事)を見ると抗議している人たちの方に誤認があるようだし、アメリカで実際に観た人たちの感想(→コチラ)を読むかぎり全然「反日感情を煽る内容ではない」ようですよ。韓国ネチズンの評(→コチラ))を見ると「日本帝国主義を美化しすぎている」というのもありますよ。韓国題は「언브로큰」。日本公開はあるのかなー?
5位「くまのパティントン」については上述しました。
8位「ワーキングガール」は韓国のコメディ。ワーカーホリックのボヒ(チョ・ヨジョン)は、職場では最高のエースのはずだったのに昇進を前にした重大なプレゼンで致命的なミスを犯し、解雇されてしまいます。さらに悪いことに家では夫から離婚を言い渡されてしまいます。一方、大人のお店で働いていてセックスについて博学なナニ(クララ)は、店が突然差し押さえされてしまいます。完璧だったはずり彼女たちの運命はいかに・・・。原題は「워킹걸」。
10位「プリデスティネーション」は「夏への扉」等で知られるSF作家ハインラインの「輪廻の蛇」の映画化作品。1970年のニューヨークの酒場。不遇な青年の身の上話を聞いたバーテンダーは、自分が未来からやってきた時空警察のエージェントであることを明かすとともに、青年の人生を狂わせた流れ者への復讐のチャンスを与えるため、1963年にタイムスリップし、当時の青年をエージェントに勧誘する・・・。韓国題は「타임 패러독스(タイム・パラドックス)」。日本公開は2月28日です。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
・・1(1)・・あなた、あの川を渡らないで(韓国)・・11/27 ・・・・・・・・137,531 ・・・・・・・・・・4,644,237・・・・・・・・・・36,203・・・・・・・・462
2(20)・・シェフ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/07・・・・・・・・・・・・・26,028 ・・・・・・・・・・・・・35,125 ・・・・・・・・・・・・285・・・・・・・・106
三ツ星フードトラック始めました
3(2)・・雪の女王2:トロールの魔法の鏡・・・12/24・・・・・・・・・・・・・9,891・・・・・・・・・・・・・610,076・・・・・・・・・・・4,435 ・・・・・・・・・87
4(3)・・サンドラの週末・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/01・・・・・・・・・・・・・5,630 ・・・・・・・・・・・・・・23,613・・・・・・・・・・・・195 ・・・・・・・・・41
5(新)・・女ともだち ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/08・・・・・・・・・・・・・3,012 ・・・・・・・・・・・・・・・4,690・・・・・・・・・・・・・37 ・・・・・・・・・34
2位と5位が新登場です。
2位「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」はアメリカのコメディ。主人公の料理人のカール(←「アイアンマン」のジョン・ファブロー監督自身が主演)は、口うるさいオーナーと対立して一流レストランを辞めてしまいます。町山智浩氏の話(→コチラ)
http://miyearnzzlabo.com/archives/21178
によると、その経緯からしておもしろそう。結局彼は元妻の伝手でフードトラックを入手して移動販売で作りたい料理を作って売り、それもフロリダからハリウッドまで。その間どんどん評判を高めていって、最終決闘に向かう・・・。あら、ダスティン・ホフマンとかスカーレット・ヨハンソンなんかも出演してるでないの。韓国題は「아메리칸 셰프」。日本公開は2月28日です。
5位「女ともだち」は、ミステリー作家ルース・レンデルの短編(角川・光文社文庫)をフランソワ・オゾン監督により映画化。といっても、これはコメディかな? ダビッド(ロマン・デュリス)は、妻ローラ(イジルド・ル・ベスコ)を病気で亡くしてしまいます。ところがローラと小学校時代からの親友クレール(アナイス・デムスティエ)は彼女との「契約」に基づきダビッドとその娘の面倒を見ると決心し突然ダビッドの家に押しかけますが、そこで娘を抱いていたのはなんとローラ!?・・・みたいなダビッドで、アララ。クレールもダビッドもパニック状態に・・・。しかしその後クレールもダビッドのことを理解し始め、親しくなっていきますが・・・、クレールの夫に2人の関係がばれてしまって・・・。うーむ、よくこんな複雑な話を短編にしたものだなー。韓国題は「나의 사적인 여자친구(私の私的な女ともだち)」。意味深なタイトルです。日本公開は今のところ未定のようです。
その間、1月8日に「キネマ旬報」のベスト・テンが発表されました。詳細は→コチラで見ることができます。作品賞は次のとおりです。
[日本映画] ①そこのみにて光輝く ②0.5ミリ ③紙の月 ④野のなななのか ⑤ぼくたちの家族 ⑥小さいおうち ⑦私の男 ⑧百円の恋 ⑨水の声を聞く ⑩ニシノユキヒコの恋と冒険
[外国映画] ①ジャージー・ボーイズ ②6才のボクが、大人になるまで。 ③罪の手ざわり ④エレニの帰郷 ⑤ブルージャスミン ⑥インターステラ― ⑦リアリティのダンス ⑧インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌 ⑨ウルフ・オブ・ウォールストリート ⑩ラッシュ/プライドと友情
これらの中で私ヌルボが観たのは[日本映画]は①と②だけ。[外国映画]は、昨年は<次点>も含めて6作品だったのが①③⑧3作品という少なさ。12月29日の記事<★2014年 ヌルボの個人的映画ベスト10>で書いたように、昨年は88本も観ていてこれだからなー。しかし、「ジャージー・ボーイズ」と「罪の手ざわり」の1位・3位はナットクするとしても、韓国映画が全然入っていないのはなんだかなー、です。あっそうそう、「イーダ」が10位以内に入っていないのも、とくにキネ旬のベスト10としては解せないところ。
見逃して残念と思っていたのは「水の声を聞く」。ラッキーなことに1月24日から近所のシネマ・ジャック&ベティで上映。毎度のことながら実にありがたい映画館です。
[個人賞]の方では、主演女優賞は先の個人的ベスト10で名前をあげた安藤サクラでバッチリ。ま、昨年のリリー・フランキーの助演男優賞と同様で本命が来ただけですけどね。
「朝鮮日報」1月9日掲載の「封切映画 ぴったり10字評」 (ハングル文も訳文も10字です。) | |
「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」注意:腹ペコの時見るな! ★★★ 「くまのパディントン」暖か家族ファンタジー ★★★☆ | 「女ともだち」理解するが共感までは・・・ ★★★ 「アンブロークン」必ずや日本での公開を ★★☆ |
※これら4作品は以下の記事中で紹介しています。 |
★★★ Daumの人気順位(1月13日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①クォ・ヴァディス(韓国) 9.6(128)
②パンクチュア 合衆国の陰謀 9.5(86)
③いのち(韓国) 9.3(106)
④犬どろぼう完全計画(韓国) 9.3(311)
⑤60万回のトライ(日本・韓国) 9.3(95)
⑥ボックストロール 9.2(30)
⑦ちびっこ潜水艦オリー 2 9.1(23)
⑧アクト・オブ・キリング 9.1(42)
⑨ピアノ・レッスン 9.0(87)
⑩くまのパディントン 9.0(64)
今回の新登場は⑩「くまのパディントン」だけです。全世界で3000万部を売り上げたというイギリスの作家マイケル・ボンドの児童文学の実写映画化作品。ペルーからイギリスに密航してきた子グマのパディントンがパディントン駅でブラウン夫妻に出会って、以後なんやかやとドタバタが・・・と、つまりは物語の始まりから元の本に沿って描かれているようです。韓国題は「패딩턴」。日本公開は、えっ1年後!?
【専門家による順位】
①6才のボクが、大人になるまで。 9.5(8)
②サンドラの週末 8.5(4)
③クラウズ・オブ・シルス・マリア 8.3(6)
④鉄の夢(韓国) 8.0(5)
⑤アクト・オブ・キリング 7.8(6)
⑥ゴーン・ガール 7.7(8)
⑦自由が丘で(韓国) 7.7(4)
⑧インターステラー 7.6(9)
⑨マップ・トゥ・ザ・スターズ 7.4(5)
⑩巨人(韓国) 7.1(8)
前回と順位・評点ともまったく同じです。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[1月9日(金)~1月11日(日)] ★★★
「国際市場」の勢い衰えず 800万人に到達
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・週末観客動員数・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・国際市場(韓国)・・・・・・・・・・・・12/17・・・・・・・・・・1,136,379・・・・・・・・・・9,688,615・・・・・・・・75,603 ・・・・・・・・928
2(3)・・96時間/レクイエム・・・・・・・・・1/01 ・・・・・・・・・・・364,421・・・・・・・・・・1,770,079・・・・・・・・14,235・・・・・・・・534
3(3)・・マダガスカルのペンギン・・・・12/31 ・・・・・・・・・・・301,561 ・・・・・・・・・1,371,413・・・・・・・・10,426・・・・・・・・527
4(新)・・アンブロークン・・・・・・・・・・・・・1/07 ・・・・・・・・・・・147,785 ・・・・・・・・・・・202,643・・・・・・・・・1,594・・・・・・・・399
5(新)・・くまのパティントン・・・・・・・・・・1/07 ・・・・・・・・・・・142,507 ・・・・・・・・・・・194,900・・・・・・・・・1,466・・・・・・・・408
6(4)・・あなた、あの川を渡らないで(韓国)・・11/27 ・・・・137,531・・・・・・・・・・4,644,237・・・・・・・・36,203・・・・・・・・462
7(5)・・技術者たち(韓国)・・・・・・・・・・12/24・・・・・・・・・・・・122,735・・・・・・・・・・2,506,524・・・・・・・・19,443・・・・・・・・347
8(28)・・ワーキングガール(韓国)・・・1/07 ・・・・・・・・・・・・・74,635 ・・・・・・・・・・・108,429・・・・・・・・・・・886・・・・・・・・308
9(6)・・ホビット 決戦のゆくえ・・・・・12/17 ・・・・・・・・・・・・144,932・・・・・・・・・・2,816,649・・・・・・・・24,104・・・・・・・・185
10(新)・・プリデスティネーション・・・・1/07 ・・・・・・・・・・・・・42,874・・・・・・・・・・・・・64,839・・・・・・・・・・・514 ・・・・・・・232
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
「国際市場」は1千万人突破目前。まだ週末動員数100万人以上ですからねー。
今回の新登場は4・5・8・10位の4作品です。
4位「アンブロークン」は、目下ネット上の一部で論議を呼んでいる、女優アンジェリーナ・ジョリー監督の問題作。第2次世界大戦に出征し、47日間の漂流の末に日本軍の捕虜となった元五輪選手の米兵ルイス・ザンペリーニの半生を描いた作品とのことですが、捕虜たちが虐待され、虐殺され、さらには「生きたまま食われた(!)という描写がある(?)のは史実に基づかないので上映するな」との声が上がっているようです。しかし、→コチラや→コチラ(産経の記事)を見ると抗議している人たちの方に誤認があるようだし、アメリカで実際に観た人たちの感想(→コチラ)を読むかぎり全然「反日感情を煽る内容ではない」ようですよ。韓国ネチズンの評(→コチラ))を見ると「日本帝国主義を美化しすぎている」というのもありますよ。韓国題は「언브로큰」。日本公開はあるのかなー?
5位「くまのパティントン」については上述しました。
8位「ワーキングガール」は韓国のコメディ。ワーカーホリックのボヒ(チョ・ヨジョン)は、職場では最高のエースのはずだったのに昇進を前にした重大なプレゼンで致命的なミスを犯し、解雇されてしまいます。さらに悪いことに家では夫から離婚を言い渡されてしまいます。一方、大人のお店で働いていてセックスについて博学なナニ(クララ)は、店が突然差し押さえされてしまいます。完璧だったはずり彼女たちの運命はいかに・・・。原題は「워킹걸」。
10位「プリデスティネーション」は「夏への扉」等で知られるSF作家ハインラインの「輪廻の蛇」の映画化作品。1970年のニューヨークの酒場。不遇な青年の身の上話を聞いたバーテンダーは、自分が未来からやってきた時空警察のエージェントであることを明かすとともに、青年の人生を狂わせた流れ者への復讐のチャンスを与えるため、1963年にタイムスリップし、当時の青年をエージェントに勧誘する・・・。韓国題は「타임 패러독스(タイム・パラドックス)」。日本公開は2月28日です。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
・・1(1)・・あなた、あの川を渡らないで(韓国)・・11/27 ・・・・・・・・137,531 ・・・・・・・・・・4,644,237・・・・・・・・・・36,203・・・・・・・・462
2(20)・・シェフ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/07・・・・・・・・・・・・・26,028 ・・・・・・・・・・・・・35,125 ・・・・・・・・・・・・285・・・・・・・・106
三ツ星フードトラック始めました
3(2)・・雪の女王2:トロールの魔法の鏡・・・12/24・・・・・・・・・・・・・9,891・・・・・・・・・・・・・610,076・・・・・・・・・・・4,435 ・・・・・・・・・87
4(3)・・サンドラの週末・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/01・・・・・・・・・・・・・5,630 ・・・・・・・・・・・・・・23,613・・・・・・・・・・・・195 ・・・・・・・・・41
5(新)・・女ともだち ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/08・・・・・・・・・・・・・3,012 ・・・・・・・・・・・・・・・4,690・・・・・・・・・・・・・37 ・・・・・・・・・34
2位と5位が新登場です。
2位「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」はアメリカのコメディ。主人公の料理人のカール(←「アイアンマン」のジョン・ファブロー監督自身が主演)は、口うるさいオーナーと対立して一流レストランを辞めてしまいます。町山智浩氏の話(→コチラ)
http://miyearnzzlabo.com/archives/21178
によると、その経緯からしておもしろそう。結局彼は元妻の伝手でフードトラックを入手して移動販売で作りたい料理を作って売り、それもフロリダからハリウッドまで。その間どんどん評判を高めていって、最終決闘に向かう・・・。あら、ダスティン・ホフマンとかスカーレット・ヨハンソンなんかも出演してるでないの。韓国題は「아메리칸 셰프」。日本公開は2月28日です。
5位「女ともだち」は、ミステリー作家ルース・レンデルの短編(角川・光文社文庫)をフランソワ・オゾン監督により映画化。といっても、これはコメディかな? ダビッド(ロマン・デュリス)は、妻ローラ(イジルド・ル・ベスコ)を病気で亡くしてしまいます。ところがローラと小学校時代からの親友クレール(アナイス・デムスティエ)は彼女との「契約」に基づきダビッドとその娘の面倒を見ると決心し突然ダビッドの家に押しかけますが、そこで娘を抱いていたのはなんとローラ!?・・・みたいなダビッドで、アララ。クレールもダビッドもパニック状態に・・・。しかしその後クレールもダビッドのことを理解し始め、親しくなっていきますが・・・、クレールの夫に2人の関係がばれてしまって・・・。うーむ、よくこんな複雑な話を短編にしたものだなー。韓国題は「나의 사적인 여자친구(私の私的な女ともだち)」。意味深なタイトルです。日本公開は今のところ未定のようです。
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