私は、連絡先を駅職員に告げて、駅から自宅へ向かいました★
その後、夜11時過ぎでしょうか、三島警察署の係官から電話がありました★
『グルメッチーさんのお宅でしょうか。私、三島署の○○といいます、先程の暴行容疑の者の身元が分かりましたのでご報告致します。名前は△△、年齢は△△、住まいは静岡県掛川市〇〇〇〇〇です。掛川駅で下車したところで任意同行し、掛川署で職務質問をいたしました。たしかにグルメッチーさんへの暴行は認めました。それで、、、職業なんですが、、、』
《どうしたんだろ、急に勢いが無くなったぞ》
『実は、、、』
『はい、何でしょう』
『職業は~、学校の教師なんです、、、。それも、教職員組合の副会長なんです』
『はぁあ~!学校の先生だって~!』
これには参りました★人に徳を教え導かなければならない人が、公共の電車内で酩酊し、揚句の果てには暴力ときたもんだ★
世も末とはこの事です★私はショックを受けました★この人から授業を受けている生徒たちは本当に不幸です★
私はそれを思うと、怒りが倍増してきました★
警察は話を続けます、『被害届けは出しますか。もし出すのであれば明日以降、最寄りの交番若しくは、所轄まで連絡下さい。ただ、その場合、刑事事件となりますので予めお伝えしておきます。また、示談ということであれば、当事者同士の交渉となります。仮に交渉が進まないときは改めて被害届けを出されても結構です。どう致しますか』
《これは大事件に巻き込まれたな》
そう直感した私は、まずは相手の動きを見てからにしようと思い、
『わかりました、取りあえずは当事者同士の交渉を選択します』
電話の係官は、『では、加害者の連絡先をお教え致します、住所は、、、、』
当時は個人情報保護法などありませんでしたので、今から思うと凄いことだなあと感じます★
そして係官は、
『グルメッチーさん宅の電話番号も加害者に教えておきますのでよろしくお願いします、たぶん先方から謝罪の電話があると思いますよ』
《そうだろうな、今は酒が入ってるけど明日は冷静になって、謝ってくるに違いない、示談はそれからだ》
私も係官が言った通りになると信じていました★
この時までは・・・・★
ところが、、、★
続く