気軽にでっちゃん

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●マラケシュ心中 (中山可穂 著)

2005-05-22 22:36:42 | マグレブの国への旅
今日、品川のプリンスシネマで映画を見てきました。「クローサー」ジュリア・ロバーツ、ナタリー・ポートマン、、、四人が織り成す恋愛模様。ところどころ心が引き裂かれる思いのする別れの場面がありますが、わざわざ言わなくてもいいのにと、別れ話を切り出す側が他の男、女と寝たことをはっきり打ち明かすといった場面。身勝手な理由なのに切り出されたほうは思い切りかっこ悪くなって泣いてつらくて相手に罵声も浴びせる。心が引き裂かれる瞬間でした。自分が見ていない場面を想像してしまい、正直に告白して欲しいと相手に願いながら、事実を知れば複雑な思いにとらわれ、事実を知らなければ相手に問いただす。本当のことかどうかわからないこととを告白されて安心したときは、相手の気持ちが終わった瞬間だった。、、、、

写真の展覧会で、被写体が泣いてる写真を見ているナタリーにJロバーツの彼が、この展覧会をどう思うかと質問するのですが、ナタリーの言葉はすごく印象的でした。「悲しいものは悲しい。つらいものはつらい。けれど人間はそれを美しいと思いたいんだ」のようなことを言っていました。うまく説明できません。今日はなまけもののでっちゃんです。ごめんなさい。本当は説明したいのだけれど、あるいは言い表せないことを必死に伝えそのまま表現したいのですが、眠いので面倒くさくなっています。

さて15:30の回待ちのあいだ本屋さんをウロウロしていたところ一冊の本が目にとまりました。「マラケシュ心中」作者は中山可穂さんという人。これまで知らなかった人なのですが、この題名を見て気にならないわけがないです。でっちゃんとしては。立ち読みをさらさらしただけで内容は把握する時間はありませんでした。でもスペインのアルへシラス、モロッコのタンジェ、フェズ、エルフード、エルラシディア、マラケシュといった地名がでてきました。マグレブの国をでっちゃんの文章から想像されている方に、別の人の記したマグレブの国も堪能してもらえば人による感じ方の違いとこの国の魅力いや逆に魅力を感じきるまでの迷路に通ずる可能性も楽しんでもらえると思います。それからテレビのコマーシャルとかで映画「サハラ」が紹介されていたりするけど、まさしくマグレブの国の厳しく人を容易には近づけさせてないけれど、決していけないわけではないところで、大きな魅力の一つです。

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