午前中、主人の仕事で出掛けていて
帰ってくると堺市美原区役所〜簡易書留の不在通知が入っていました。
先月1月28日に、11年間関わってきた住民訴訟の一部勝利により、堺市に弁護士費用を請求しました。
一部勝訴の内容は「堺市市長が関係職員(旧美原町の職員4名)に対して372万0355円と
平成17年5月6日から支払い済みまで年5分の割合による損害金197万7394円
計569万7749円を請求することになりました。
と報告しましたが、
本日堺市から連絡があり、
平成28年2月22日までに旧美原町の関係職員から
損害賠償の請求金額の全額の支払いを受けたと通知が来ました。
住民訴訟は、住民が堺市に対して訴訟を行うものですが
住民側が勝つと、堺市市長が関係職員に損害賠償の請求をして堺市に入ります。
そして、地方自治法上の請求金額の範囲内で弁護士費用が頂けます。
堺市に入るのだから、もっと早く認めてくれればいいのに・・・
勝つことが珍しいらしいのです。(-_-;)
私達が勝った部分は、本当にごく一部で、
一番問題だった税金は、怠ることは認められましたが賠償しなさいと云う判決は出なかったのです。
裁判所が職員に対して堺市に賠償しなさいという判決は、本当に珍しい、いえ、ない事だと言われていました。
「良く勝ったね」と昨年政務調査費の問題で住民訴訟をして全額勝訴し、議員から政務調査費を返還させたNさんに褒めて頂きました。
28日に提出した堺市に対する弁護士費用の請求も全額認められ、
請求額に消費税がついていないので計算した上、差し替えて下さいと言うご丁寧な通知を頂きました。
私が事務局長をしていた「ネットワーク・みはら」は、代表の薮内さんが亡くなられてから、裁判のこと以外は休止状態だったのですが
今回の報告は、関わって頂いた皆さんに報告したいと思います。
11年間、弁護士さん6名にお世話になった報酬にしては、少ないと思いますが
請求通りの金額が支払われることに決まり、本当に一安心です。
公務員でもチャント仕事をしないと、「賠償させられる」という判例になる足掛けになりましたね。