ロマン@幸福の谷
軽井沢で癒されてきてね。
投稿日時: 2008/08/04 08:25 (ロンドン時間)
日本時間: 8月4日 午後4時25分
バンクーバー時間: 8月4日 午前0時25分
明日(8月5日)から 三男坊 次男坊と3人して軽井沢に行ってきます。
やっと 涼しい 軽井沢に行って 自由 勝手にできます。
パソコンは持っていきません。
今回は洗濯機を入れませんでした。
アレがあると 1日中 洗濯してます。
もうヤダ! ためてやる。
はい、はい、はい。。。。
軽井沢で癒されてきてください。
せっかく念願の別荘をもてたのだから。。。
自分自身へのご褒美ですよう!
うん、うん、うん。。。
時間があったら開いてみてね。
では 今回は 1週間いません。
デンマンさんも体調を崩さないで!
はい、はい、はい。。。
ありがとう!
僕は体調を崩しませんよう。
安心してくださいね。
もう、20年以上体調を崩していません。
でも、充分に気をつけますよう。
小百合さんも、体調を崩さずに軽井沢で癒されてね。
いずれ、その機会があれば、僕の“体質改善マッサージ”で、小百合さんを“風邪の子”から“夢とロマンの女神”に体質を改善してあげますよう。
うしししし。。。
じゃあね。
では、今日も一日
暑さにめげずに
元気よくネットサーフィンしてね。
投稿日時: 2008/08/04 11:02 (ロンドン時間)
日本時間: 8月4日 午後7時2分
バンクーバー時間: 8月4日 午前3時2分
『おはよう』スレッドより
ロンドンの 『ビーバーランド e-XOOPS』
『念願の軽井沢だから…(2008年8月8日)』より
今日は、また“幸福の谷”のお話でござ~♪~ますか?
そうですよう。実に素晴しい名前が付いているでしょう。
でも、あたくしが調べた限りでは、あまり幸せそうな谷ではなさそうでござ~♪~ますわ。
ほおォ~。。。卑弥子さんは調べてみたのですか?
そうでござ~♪~ますわ。
どうして幸せそうじゃないのですか?
デンマンさんは堀辰雄の書いた『風立ちぬ』をお読みになった事がおありでござ~♪~ますか?
ん。。。? 『風たちぬ』?
そうでござ~♪~ますわ。
名前だけは聞いたことがあるなぁ~ 堀辰雄がそういう小説を書いていたんだぁ~。
いやですわァ~。。。デンマンさんが書いていたではござ~♪~ませんか!
僕が。。。?
そうですわ。次のように書いていたのでござ~♪~ますわ。
幸福の谷
これがその場所でござ~♪~ますか?
そうですよ。
どのような訳でここが「幸福の谷」なのでござ~♪~ますか?
旧軽井沢のはずれ、軽井沢万平ホテルの裏手にあるのが、この谷なのですよ。
美しいカラマツ林の木立のなかに苔むした石垣と焼き石を敷き詰めた石畳の道がずっと続いてます。周囲は静かな別荘地帯で、心静かに散策を楽しむには絶好の場所ですよ。
でも、そこがどうして幸せの谷なのでござ~♪~ますか?
「幸福の谷(ハッピーバレー)」と呼ばれるようになったのは明治時代です。
明治時代でござ~♪~ますか?いったい誰がそのような名前をつけたのですか?
もちろん、ここに別荘を構えた外国人宣教師たちですよ。この「幸福の谷」にはエピソードがあります。
どうのような。。。?
ここにノーベル賞作家の川端康成が別荘を構えたのですよ。
どのような経緯(いきさつ)なのでござ~♪~ますか?
昭和12年、『雪国』が文芸懇話会賞に入賞すると、川端康成は逗留先の軽井沢の宿から東京の授賞式に出席したのですよ。
それで。。。?
授賞式を終えると川端康成は、真っ直ぐ軽井沢に戻ったそうですよ。
それで。。。?
賞金で外国人宣教師から幸福の谷の別荘を譲り受けたと言うのです。
賞金で買ったのですか?それほどの大金だったのですか?
おそらく賞金だけではなかったのでしょう。。。賞金をもらった事がきっかけになって川端康成は「幸福の谷」に別荘を買う気になったと思うのですよ。面白いのは、堀辰雄の『風立ちぬ』の終章が「幸福の谷」の川端康成の別荘で完成しているのですよ。
マジで。。。?
もちろんですよ。その小説を読んでみれば分かります。
それで、この「幸福の谷」が小百合さんとどのように関係しているのですか?
上のメールの中で「よかったらデンマンさんも。。。」と書いてあるでしょう?。。。僕は、その時、ぜひ小百合さんと、この「幸福の谷」の石畳を二人だけで歩いてみたいのですよゥ。
『軽井沢と小百合さん 2007年12月4日』より
このようにデンマンさんは堀辰雄の『風立ちぬ』を持ち出したのでござ~♪~ますわ。
卑弥子さんは記憶力が抜群なのですねぇ~
デンマンさんは忘れてしまったとおっしゃるのですか?
いや、卑弥子さんに見せ付けられて、今思い出しましたよう。うしししし。。。
うししじゃござ~♪~ませんわァ。デンマンさんが読んでみたら?と言ったのであたくしはマジで読んだのでござ~♪~ますわ。
ほおォ~。。。卑弥子さんも意外に素直なところがあるのですねぇ~。それでどうでした?
「幸福の谷」の川端康成の別荘で『風立ちぬ』を完成した、とは書いてござ~♪~ませんでしたわ。
もちろん小説の中で、そこまで詳しく書くアホは居ませんよう。でも、読めば分かるのですよう。
そうですわ。だから、あたくしも読んだのでござ~♪~ますわ。
それで、良~く分かったでしょう?
でも、堀辰雄にとって「幸福の谷」は、幸せそうには見えなかったのですわ。
。。。で、どのように見えたのですか?
夏は確かに観光客がやって来て、多少は賑(にぎ)わうのですけれど、冬になると人影もなく寂しい谷になってしまうのでござ~♪~ますわ。それで「死のかげの谷」と呼んだ方がよさそうだ、と書いているのでござ~♪~ます。
ほおォ~。。。そうですか?
デンマンさんだって、お読みになったのでしょう?
読んだけれど、僕にとって、それ程思い出に残るような作品ではなかったのですよう。
どうしてでござ~♪~ますか?デンマンさんが気に入るような夢とロマンのお話でござ~♪~ますわ。
でもねぇ、主人公の男の妻は死んでいるのですよう。ロマンチックと言うよりも、悲しみが小説の底流に滲(にじ)んでいる。僕は20代の頃に読んだのだけれど、ルンルン気分の恋愛に惹かれる若い男には、実に悲しい、やるせない話と思えて、あまり好きになれなかった。卑弥子さんは、そういう悲しい話が好きなのですか?
あたくしは悲しいお話だとは思いませんでしたわ。むしろ男性に、それほどまでに思われている女性がうらやましいと思えましたわ。だから、あたくしもデンマンさんに、いつまでもいつまでも懐かしく思い出されるような女にならねばならないと努力しているのでござ~♪~ますわァ~。ォほほほほ。。。
(半分白けながら。。。) うん、うん、うん。。。見上げた心がけですよう。そんな事よりは「幸福の谷」の話ですよう。
んも~~。。。デンマンさんには、繊細な女心が全くお分かりにはならないのでござ~♪~ますわね?
あのねぇ~、脇道にそれると、この記事がまた長くなるのですよう。「幸福の谷」がテーマなのだから、余計な事はなるべく言わないでくださいよね。
分かりましたわ。「幸福の谷」に戻ればよろしいのでしょう。。。確かに夏は木漏れ日が漏れて、それなりに避暑地らしい雰囲気があるようでござ~♪~ますわ。でも、冬は人影もなく本当に寂しい厳寒の谷になるのでござ~♪~ます。しかも、堀辰雄が小説を書いていた当時は、冬になると水道もとまり、木造の建物は防寒対策もほとんどとられていなかったと言う事です。
ほおォ~。。。卑弥子さんは、そこまで調べたのですか?